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ハマヒルガオ

兵庫県の日本海側、浜坂の海岸に寄ってみた。
あいにくの曇り空だったけれど、
浜では、「ハマヒルガオ」が咲いていた。
群生というわけではなく、他の草にまぎれてポツポツ咲いている。
花は、うちの近所で見るコヒルガオと区別がつかないけれど、葉が丸っこい。
花は直径4~5cmほど。
葉はハート型で、乾燥や潮風に強い、厚くてツヤがある葉。
ということは、これも「ハマヒルガオ」だ。
ヒルガオ属の他の植物はつる性だけど、
ハマヒルガオ」は匍匐性で、砂の上も、砂の下も、這って広がるのだそう。
松林の下で黄色い花が咲いているのはブタナ。
うちの近所で、草むらやフェンスで見かけるのはコヒルガオ(多分)で、
ハマヒルガオと花は変わらないけれど、


葉が全然違っていて、細長い三角形。
ヒルガオとコヒルガオでは、葉の基部が横に張り出しているのがコヒルガオとのこと。
花は、コヒルガオの方が少し小さく五角形。
でも雑種もあるという話なので、見分けにくいのもありそうだ。

ハマヒルガオ」は典型的な海浜植物で、海岸の砂丘に群生し、湖や川の岸に生えることもあるそう。近年は、要注意外来生物のコマツヨイグサの増加で減ってきているのだそう。
熱帯~亜熱帯の地域、日本では鹿児島県から沖縄県の海岸と、大分県佐伯市の元猿海岸では、グンバイヒルガオの方が優勢と

ハマヒルガオ(浜昼顔、学名Calystegia soldanella (L.) Roem. et Schult.)
ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草。花期は5~6月。
北海道から沖縄まで分布。

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