見出し画像

キュウリ

住宅地内の階段の隙間に・・・!!
これはキュウリかな?こうして見るとかわいい。
キュウリはひとつの株に雄花と雌花が咲くということなのだけど(雌雄同株、雌雄異花)、
ウリ科植物の特徴として株が十分成長するまでは雄花ばかり
咲くそうなので、これは雄花だと思われる。
雌花は、横から見て根元に小さなキュウリがついているそう。
茎は毛だらけ。

住宅地内のスキマに咲いていた黄色い花。
これはキュウリかな・・・?と思いつつ、でもキュウリは育てたことがないので自信がなく、調べてみたところ、やはりキュウリみたいだ。
果実ができるまでここで成長できるんだろうか?と調べたら、はじめの1カ月ほどは雄花ばかり咲くらしく、雌花が咲くまで成長しないと果実ができないとのことで、水不足に弱そうだし、ここで果実ができるのは厳しいかな・・・と思う。また見に行ってみよう。近ければ水やりに通いたいぐらいだ。

キュウリ(果実)は「世界一熱量(カロリー)が低い果実」としてギネスブックに登録されているそう(高い方がアボカド)。
約95%が水分なのでこういう結果だけど、ビタミンC、カリウム、カルシウム、皮にはβカロティンを含んでいて栄養がないわけではなく、利尿作用が高いので薬用にも利用されてきたのだそう。ホスホリパーゼという香り成分が体内の脂肪分解に効果的という研究もある。

キュウリ(胡瓜、Cucumis sativus L.)
ウリ科キュウリ属のつる性一年草。インド北部、ヒマラヤ山麓原産。
日本では平安時代から栽培され、本格的に栽培が盛んになったのは昭和初期からで、大正時代以降によく利用されるようになった。

雌雄同株、雌雄異花、でも「単為結果」する(受粉・受精をしなくても実を結実する)ため雄花が咲かなくとも結実する(タネはできない)。
雄花と雌花は別々の節に付き、正面から見るとよく似た花で、横から見て花の根元に果実になる部分がついているのが雌花なのだそう。
雌花が咲かないと実はつかず、最初の1か月くらいは咲くのは雄花ばかりとのことなので、雌花が咲くまで株が成長しないと実はできないということのようだ。

ウリ科植物がもつ苦味成分ククルビタミンを含む。品種改良が行われた結果、現在は果実に苦味はないけれど、かつては果実にも苦味があったのだそう。そういえばズッキーニも大きなものは苦味があるものがある。

果実を輪切りにして日干ししたものを生薬「黄瓜(おうか)」、葉を「黄瓜葉(おうかよう)」、茎は「黄瓜藤(おうかとう)」、全体としては「胡瓜(こか)」として利尿、解毒、消炎薬に使われる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?