リンドウ(ホソバリンドウかな?)
秋の山野を代表する花、だけど自生のものは減少しているそう。
草地開発、道路工事、園芸用採集、遷移の進行(人が手を入れないと草地から森林に移りかわっていく)が減少の主要因とのことで、Wikipediaには以下のように書かれていた。
自生のリンドウを見るのは今回が初めてで、上に登場するアキノキリンソウも私はまだ見たことがなく、秋の花には他にもキキョウやオミナエシ、フジバカマなど野生ではほとんど見られなくなってしまった花が多いことを思い出す。残念だ・・・。
人の活動によって維持される草原を「半自然草原」「二次草原」というそうで、秋の七草のキキョウ、オミナエシ、カワラナデシコ、あとリンドウやツリガネニンジン、ワレモコウなどもこうした草原で生育する植物とのことで、植林や土地開発によって多くの「半自然草原」が消滅、減少するにつれてこれらの植物も減っていっているようだ。
リンドウは、園芸植物や切り花として、または野草としてよく栽培されるけれど、園芸店で売られているものは別種のエゾリンドウの栽培品種である場合が多いのだそう。
リンドウ(竜胆、学名:Gentiana scabra Bungevar. buergeri (Miq.) Maxim.)
リンドウ科リンドウ属の多年草。花期は9~11月。
日本では本州、四国、九州に分布。山の草地などに生える。
別名はササリンドウ(葉が笹に似ていることから)、イヤミグサ(胃病み草)、古くはエヤミグサ(疫病草、瘧草)。
全草は苦く、特に根は大変苦くて薬用になり、苦味健胃、消化不良による胃胃もたれ、食欲不振、胃酸過多に薬効があるといわれる。
根は日本薬局方に収録されている生薬の「リュウタン(竜胆/龍胆)」の原料のひとつとして用いられる、リュウタンはリンドウ属の数種の根から作られる。
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