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読書録「アカシックレコード・リーディング」

「悠久の記憶から”いま”をよむために」
過去世から未来世にわたる個人の魂の旅路が記録されている「人生の書」、地球に関わる存在の全記録、それがアカシックレコード。それは誰にでも簡単に利用できる情報源だ。それを取り出して読みとくことがアカシックレコード・リーディング。特別な能力は必要ではなく、もともと人間に備わった自然な能力である。
著者が行ったアカシックレコード・リーディングのエピソードと、その実践方法、そしてセミナー等で寄せられた質問に対する著者の考え方が紹介されている。

「アカシックレコード・リーディング」如月マヤ ハート出版(2006.1.23)

雑貨店のメルマガで紹介されていた。なんだか珍しいなあと思って読んでみた。過去世や未来世での体験が、今回の人生を生ききる妨げになっている場合がある。それを知ることで、この人生での自分の幸せについて気付きが得られる。それがアカシックレコード・リーディングを行うメリットだ…そういう内容かな。
正直にいってあまりピンとこないなあ…とは思う。
ただ、自分の細胞が今まで経験してきたことを覚えている感覚はあるかもしれない。生まれる前からつながれてきたDNAの記録。それとは違うのかな?などと思ったりした。
人生をよりよく生きるためにうまく使えたらいい。
著者自身のことも含む色々なエピソードが、読み物としてもおもしろかった。

本文より

人は、その人が知っているやりかたでしか愛せないのではないだろうか。そこに相手の自己中心的な下心が潜んでいようと、何も考えずに、黙って、ただそれを受け入れることが一種の幸せの秘訣なのかもしれない。

基本は、「くつろいで目を閉じる。ゆっくりした呼吸をする。下へ降りる階段を降りる。降りきったら振り返って階段の上を見上げ、そこから射しこむ光を見る。前に向き直って、アカシックレコードを読むために部屋に入る」という順序だ。

どの人にとっても、今回の人生が素晴らしい旅であるようにと、私は祈らずにはいられない。

その気づきの熱がしずまってきたところで、これからは、「人間という体験の中で、いかに霊性を発揮させてゆくか」ということが流行ります。人間はお金がいるし、食べるし、トイレにも行くし、エッチなこともする。人間はそれでナンボのモンです。けれど、この物理次元の中でしか体験できない、こういった日々の生活の中に、私たちは「私の魂の性質」をどのように表現することができるでしょうか。

そして、どの人の魂も、実に個性的で温かく、力強くてやさしいのです。この点から、私は人類の未来に希望を託しています。

普段の生活で行うと嫌われますが、リーディングの際には安心して、芸能リポーターのように根ほり葉ほり質問ぜめにしてください。

あらゆる能力は、「疑いを持たない」分だけ使えます。

エネルギー状態で保持した形を物理次元に反映させるには、物理状態を通して、つまり私たちの身体を使って表現しなければ、現実の状態として実現しないのです。

物事の実現化を大雑把に説明すると、「ビジョンとフィーリングが統合し、その人の行動によって現実世界に現れる」ということが言えます。

「土管がドッカーン!」ではどうですか?時々新鮮なネタを仕入れて、キレのある脱力を目指してください。

たとえ時間がかかろうと、この地球上で、私が私で「在る」ように生きてゆこう。誰のためでもなく、まず私自身と私の魂のために。

表紙のモチーフがきれい。古代インダス?チベット?しらべてみたけれどよくわからなかった。

2023年も残りあと16日。あっという間に過ぎそう。それにしてもあたたかい気候。来週は冬至だというのに。油断して体調を崩さないように気をつけよう。

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