あけましてパワーバトル!~第2期Σリーグ『ANC PURPLE BATS』第14節第1試合コータ選手視点

当日の控室配信↓


配信開始~試合前

🦇「あけましておめでとうございます」
🍵🐳🖋🐖「「「「おめでとうございます~」」」」
2024年1月7日、年末年始を挟む約2週間の休暇を経て、第2期Σリーグの戦いが再開された。

卓組

東家 『Emperor Peng Inc. Σ Branch』椎凰いと選手🐧
南家 『ANC PURPLE BATS』コータ選手🐖
西家 『Pleiades』ジョコラー選手🎾
北家 『ぽんてんLv47』夢見エルノ選手💭

🐖「🎾とは去年1回当たってる。あとは社長🐧と、VPLで14万点出すバーサーカーの方💭。日中調整で天鳳打ったんですけど、5戦4ラスだか6戦5ラスだか引いて、厄落としは済んだのでここで爆発できるように」
🦇「なるほど、準備は万端ということで」
🐖「やることは変わらないけどなんでか引いちゃうんですよね、なぁぜなぁぜなんですけど」
🦇「不思議ですよね~麻雀って」
🐖「難しいんだな~本当に。まあ下振れ引いた分ここで爆発できるように」

前回のコータ選手

前回登板では連ラスを引いてしまった直後のチームを支えなおす大きな2着。
強靭な精神力と強く踏み込む攻めでAPBを支える重戦車コータ選手。今年もその剛腕に期待したい。

対局ハイライト

東1局~騒がしい幕開け

🐳「エルノさんめっちゃいい」
開幕早々、夢見エルノ選手の手格好があまりにも十分形。

先制立直はジョコラー選手。迷わずカン8mでいく。
🍵「おー先制、8m全山ですね」
🐳「全山ですね……w強いなあ」
🍵「ドラ1あったらガンガンリーチ」
🐳「愚形の中でも2と8はあがりやすいんでね」

ほどなくして夢見エルノ選手からも立直。
🦇「2軒になったけど~~~」
🐳「でも頑張りたいなあ~」
打点十分の格好だったが2軒相手にはさすがに厳しいか。

これを制したのはジョコラー選手。新年早々派手な立直合戦となった。
🐳「裏も乗っていく~、強い」

東2局~太いお

親番を迎えたコータ選手。

🦇「おっとぉ?」
🍵「いいですね」
🐳「6000オールある、マックス四暗刻。鳴いて倍満になるもある」

しかし夢見エルノ選手が颯爽と十分形の1向聴に。
🖋「發も中もどっちも山々……あっダメだ
気持ちはわかるがもうちょっと応援してもろて。

山にいるなら自力で引けばいいじゃない。
中を引いた後4枚目の5sを引いて36sで立直。
🐳「なるほどねwそういうルート」
🖋「でも山にないなあ」
🦇「少ないのかあ~」

ほどなくしていと社長もおっかけ。2024年こそ経営を上向かせねばならない以上四の五の言っていられない。
🐳「あああああ~~~~」

そして夢見エルノ選手もこっそり単騎聴牌で粘る。
この勝負を制したのは……

コータ選手。見事6sをツモ。
🦇「ヤッタアーーー↑」
「「ナイス~」」
🐳「裏裏裏裏裏」
🖋「ウラヨンウラヨンウラヨンウラヨン」

1枚乗せてぴったり6翻6000オール。
🦇「太い!コータさんは太いのだ!
🐳「ブタキャラは太くてナンボですからね」

続く1本場では夢見エルノ選手から軽くロン和了。
🐳「イイヨイイヨー、親番のあがりなんてなんぼあってもいいですからね」
🖋「朝までやりますか」

はたして朝までいけるのか、2本場の配牌は……

🐳「朝までやれそうな配牌きたw」

平和か一盃口かという形だったがまさかの七対子で聴牌。
🦇「あえっ!?」
🐳「まじかまじかw」

しかし日本式七対子では4枚使いは不可能。今となってはドラはただの危険牌。
🦇「あっ過剰すぎる」

これが椎凰いと社長に刺さりチャンス手が満貫放銃に終わってしまった。
🐳「欲しいときにドラきてよ~」
🍵「今じゃない」
🖋「今じゃないよ」

東3局~スマッシュエース!

🍵「まだトップまだトップ」

痛い放銃はあったが大きな加点もあった。勝負はまだまだこれから。

しかし親のジョコラー選手が淀みなく進む。
🐳「ジョコラーさん圧倒的にいい、まずいなあ」

5s7sのシャンポンで聴牌。変化を待たずに即勝負。
🐳「まあ曲げてくるよねえ、この人なら曲げる」

すぐにツモって6000オールの加点となった。
🦇「つよっ」
🍵「おわ~」
🖋「いや~厳しい」

続く1本場、平和のみでドラ東は見えていないが果敢に曲げる。
🦇「ハイッタヨ」
🐳「迷わず立直」

椎凰いと社長から8pを捉えて2000は2300。
🐳「まあいいでしょう」
🍵「ナイスナイス」

東4局~ズル vs 山

🐳「なんか役牌暗刻に愛されてますね。そういう能力ほしいな」
🍵「ホシイ(小声」
🦇「さっきの放銃だってドラ暗刻になってですからね、ツキすぎてるのかしら」

3巡目、ジョコラー選手から立直。
🦇「いやもっと速い人いるんだね~」
🍵「おわ~」
待ちは47pできれいな両面、さすがに独壇場かと思いきや……


🐳「0!0!0!0!0!現状0!
🦇「爆速だと思ったらw」
🍵「3巡目でもうないなんて」
🐳「3巡目なんて『山6ありますよ』って言って、まあそれくらい残ってるよねえとか、そういうこと言いそうな巡目で山0はちょっと」
🍵「つらすぎる~」

結局そのまま流局。親の夢見エルノ選手は終盤に見事な粘りを見せて聴牌をとりきった。
🐳「聴牌取った、これはお見事だ」

続く1本場、ここでコータ選手に大物手。

🐳「また字牌暗刻だしダブリーチャンス!

6mを引き入れて14s待ちで立直。
🦇「強い方だー!」
🍵「きたー!」
🐳「ただ14s少ない!
🍵「あれっw」
枚数は速度の代償ということなのだろうか。

山にはあまりいなかったが夢見エルノ選手から4sが溢れた。満貫の和了に成功。
🐳「いやーラッキーだ」
🍵「ナイス~」
🐳「ずるいやつだ」
🦇「もしかしてイージーモードかな
🖋「だったらジョコラーさん6000オールあがってない
🐳「2人がイージーモードですかね」
🦇「少なくとも悪い席ではなさそう」
2選手のトップ争いの様相を呈してきた戦いは南場へ。

南2局~上を見た競り合い

南1局、コータ選手はホンイツ聴牌を入れるが聴牌打牌が捕まり2000放銃。
🐳「まあまあまあしゃーなししゃーなし」
🍵「オヤバンオヤバン」

迎えた二度目の親番、配牌は十分戦えそうな格好。
🐳「いいなあw」
🖋「ジョコラーさんもダブ南」

トップを目指すためにはこの親番は落とせない。間に合うか。

しかしここでもジョコラー選手が一歩先。ダブ南のみで躱される。
🍵「うーん速い」
🖋「安いのはマシですが」
🐳「厳しいですね、しょうがないとはいえ」

親番が落ち、迎えた南3局

🐳「難しいのきたな」
🖋「満ツモしておきたい」
🐳「着落ちほぼないので多少リスク追っても満貫狙っていい」

上を見たい気持ちはあるが、親に無双されるわけにもいかない。
コータ選手は4mポンを仕掛けて北バックの構え。
🐳「ああもうこれ1000点ルートですね」

これをきちんと仕上げてツモ。赤1枚のおまけつき。
🍵「ナイス~」

一発逆転とはいかなかったが、ジョコラー選手の大量加点という展開は防ぐことに成功し、オーラスを迎える。

🖋「跳ツモ」
🐳「か、🎾から6400直。まああがれれば御の字みたいな配牌ですが」

一方で、この人が黙って終わるわけがなかった。
夢見エルノ選手、2000オールで追いすがる。
🐳「いやーえんぺんきついねえこれ」

続く1本場

🐳「ドラドラあれば跳満充分(可能性)ありそう」
🖋「ジョコラーさんも形いい」
🍵「エルノさん三色ありそう」
🐳「あら~」

コータ選手、またしても役牌を自力で重ねる。
🖋「なんか役牌に愛されてるな」
🐳「立直までいけばツモって裏1で逆転」

最後はジョコラー選手が自力で決めて決着となった。
🐳「コータさんあるぞ、あるぞ、イヤーだめかー」
🍵「おわー」
🖋「まあまあ、お見事でしたと」
🐳「隙が無い、まじで隙が無いこの人」
🍵「でもナイス2着~」
🐳「素点もなかなか」

試合後

🐖「お疲れ様でした~。いやー力負けー!完全に力負け、申し訳ない
🐳「ジョコラーさん強かったっすね~」
🐖「も~強かったね本当に。完全に力の差だな、力負けしたホントに、悔しい」
🐳「外から観戦しててジョコラーさん隙が全く無かったっすわ」
🐖「こっちがねえ、6000オールツモってもねえ、その後の七対子もなあ、どこで立直踏み切ろうかと思ったし」
🐳「七対子のやつ惜しかったっすね」
🐖「あれね~。7sで曲げてもいいかなと思ったんですけどまだそこまでアレだったんで。7m即リー考えたんですけど、そのあといとさん仕掛け入って3枚目の6m打たれて。そこで立直かなと思ったらよりによってドラの4s持ってくるっていう。いやーきついけどだってこれもう曲げるしかないやろっていったら刺さった。しゃあねえっす」

上が確かに見えたからこそ、その距離の差も身をもって感じられたのだろう。コータ選手の口ぶりには、トップを取れなかったことに対する思いが滲み出ていた。

とはいえ2着スタートという結果自体は展開としては悪くない。2024年こそ見せられるか、APBお家芸の上昇気流。

ANC PURPLE BATS -38.4pt

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