これが私の麻雀です!~第2期Σリーグ『ANC PURPLE BATS』第15節第1試合日菜むい選手視点

控室配信↓

日菜選手の視点配信↓



配信開始~試合前

卓組 


東家 『TEAM PANDAaaaZ』室生鏡花選手💰
南家 『ぽんてんLv47』刃金しろがね選手🔔
西家 『ANC PURPLE BATS』日菜むい選手🍵
北家 『麻雀以外麻雀じゃないの』どら選手🐠

🍵「しろがねさんと鏡花さんはVPL勢ということで、すごくレベルの高い卓になりそう。どらさんとは一度対局してみたいと密かに思っていたので、今回同卓が叶ってとても楽しみにしております」

前回の日菜むい選手

前回は南場に大きく抜け出して待望の個人初トップ。「すみません」より「ありがとう」をもっと聞きたい。この日の登板ではどうなるか。

対局ハイライト

東1局~室生鏡花劇場 feat.どらうじ

起家スタートの室生鏡花選手、積極的に仕掛ける。
🍵「タンヤオかな?」
🐖「おっタンヤオいった」
🖋「いいですね、柔らかい」
🐳「大正解かもしれない」

これを見た北家のどらうじ、9pを落としていく。
🐳「結構絞り気味になってると思う」

🐖「いいよこれ!?」
一方で日菜選手の手も育ってきたが……

聴牌打牌が捕まり5800の放銃。
🍵「ん~~~。まあ聴牌ですから」
🐖「これはしょうがない、これはしょうがないよ」

続く1本場はどらうじが軽く流す。中も2mも7pもすべて室生鏡花選手からいただく格好に。
🖋「あ〜ポポロン」
🐳🐖「「ポポロン」」

🖋「さあ南2局ドラは6m」
どうした年男Lusyaba。

改めまして東2局。けっこう楽しみもありそうな格好。
🐖「これはですね、678見ますね」
🖋「見えますね」
🐖「見ますね」
🖋「明確に見えます」
🐖「はい」
🍵「ドラは使いたい、立直をしたい、満貫をあがりたい」

決着は唐突だった。どらうじが室生鏡花選手からダマで和了。
🍵「おっと、どらさんダマ」
🐖「あっ」
🐳「どらうじ〜!」

🍵「おわ~。お見事満貫」
🐳「冷静や」
🐖「こういうところはしっかり拾ってくるなあ」
🖋「🍵チャンス手だっただけに(流されたの痛い)」
🐖「ええ」

東3局~枯れ木に花を、茨に道を

なんやかんやでラス目で迎えた親番、配牌は……

🍵「う~ん、とりあえず字牌から整理ですかね?」
🖋「あーあーあーあー」
🐳「やばいなー」
🦇「親番なのにね〜」

お世辞にも魅力的とは言い難い手。
しかし、ここから怒涛のツモが続く。

まずはダブドラを引き入れて打点確保。
🍵「いいね」
🐖「おっ」
🦇「あっ一番いいの引いた」

あっという間に高打点の良形1シャンテン。
🍵「白ヘッドの立直かなこうなったら」
🐳「おっいいとこ引いた」
🐖「おっいいよ!」
🦇「おっ進んだ」

そして9巡目に立直。あんな配牌でもツモが利けば化けるものである。
🍵「とりあえず立直までいけた~。47pです。お願いします!」
🐖「ああああ良い!行けー!!!」

勢いそのままにツモりきって4000オール。
🍵「よし、ナイスツモー!ナイス満貫!」
🐖「よいしゃあナイスゥ!」
🐳「オッケー」
🦇「ナイスー!」
🐖「いやさすがだね」

続く1本場の配牌は……

9種10牌。
🍵「ん~~~???なんだこれ」
🐳「おっと?」
🐖「ん?」
🖋「えっと?」
🐳「(国士)いってもいいよこれは」

日菜選手の初打は9m。
🐳「ああ堅実」
🐖「あ〜ホンイツだ」

🐖「メンツ手見てるな」
🐳「茨の道だぞ〜?それは」

茨の道なら切り拓けば良い。またしてもツモで解決していく。
🐖「お〜すごいすごいすごい」
🐳「これはすごいこだわりを感じる」
🦇「自分の信じる麻雀をやるっていいよね

室生鏡花選手から先制立直をくらうも追いついた。58mで勝負。
🍵「立直!まだ戦いますよ」
🐖「おわーすごっ!ちょっと待ってw これは強いだろw」

さらに刃金しろがね選手から追っかけ立直をくらうも、待っていましたと言わんばかりのタイミングでツモ。
🍵「よしよしよしよしよし」
🐖「おわっ8m」
🐳「うぃ〜」
🦇「リーチ棒いっぱい出てるからね〜」
🐳「うーん参りました」
🐖「これが昇段する者の勢いか」
🖋「国士なんか行ってる場合じゃないんだよなあ
🐖「すいませんでしたっ……!」
🖋「僕らがおかしかったんですよ
🐳「第1打で6m消えてますからね
🐖「僕も6m消えてるっすwww」
🐳「8mであがりようがない」

このまま信じる道を進めるか、2本場

またしても配牌時点では冴えない。
🖋「ネックありすぎて考えるの嫌になる」

ところがまたしてもツモで急所を埋めていく。
🐳「うますぎんかこの人」
🦇「むいさん、ツモが上手だわ」
🐖「あらあらあらあら」

しかし今回は有効すぎたツモが裏目に出た。立直宣言牌6pが刃金しろがね選手のダマ満貫に刺さる。
🍵「あっ、高い!おわ~高かった~。それはお見事」
🐖「うん」
🐳「しょうがないかな」
🖋「3p引きからでもいったん8pになってた」

東4局~Mリーガー日菜むい?

🦇「もうドラ3ですか」
🖋「どらさんの親番でドラ3」
🐳「紛らわしいよぉ~」

🐳「Mリーグでいうところの伊達さんみたい。今日の茶呑み石油入ってる
🖋「明日腐ってそうですけど大丈夫ですか」

ここではどらうじから立直をくらい石油抱え落ちの格好に。
続く1本場

どらうじ、またしても室生鏡花選手からロン和了。
🍵「わ~~鏡花さ~ん。そしてどらさんがいきなりデカトップになっておられる」
🐳「萬子余りがないなら」
🐖「しょうがない」
🐳「どらうじつええなあ」
🖋「余りなしホンイツは犯罪ですよ

余りなし……カットイン……

嫌な事件だったね……

おっといけない、話を戻しましょう。対局は東4局2本場
🍵「北1鳴きする問題がありますが……鳴かなくてよかった」
🐳「まじで勢いが違うわ」
🐖「黒沢さんに見えてきた

セレブ茶柱誕生か、と思いきやここは刃金しろがね選手の役牌赤1に捕まる。
🍵「うーんだめだなー。すぐ捕まっちゃう。落ち着け落ち着け」
🐖「あーだめだっ」
🐳「まあまあまあそれくらいならいいでしょう」
🐖「どらうじの親番流れたということで」

南1局~VPLの意地

🖋「普段っぽい感じきた」
🐳「僕らの段位戦いつもこんな感じ」
🐖「APBのデフォルトみたいな」
🐳「サミシイコトイワナイデー」
🖋「シーズン前半でよく見た」
🐖「親の顔より見た」

ここまで(主にどらうじのせいで)苦しかった室生鏡花選手、まずは2000オールで反撃。
🍵「うんうんうんうん、張っておられる、お見事」
🖋「これはちょっと厳しいですね」
🐳「まあまあまあこのくらいなら」
🐖「もう1回あがられると厄介なので流したい」

流局を挟んで2本場

🍵「おーーーっと速い立直」
🐖「立直だよ立直だよもう立直だよ」
🐳「あああああ~~~」
🐖「聞いてないよそれは」
🐳「現実は無情であった」

そのままツモって2000は2200オール。
🍵「鏡花さんの追い上げがすごい、気を取り直していきましょう」
🖋「けっこうラス見えて来ちゃいましたね」
🐖「復活してきましたね」
🖋「一筋縄ではいかないと」

じりじりとラス目が迫ってくる中で迎えた3本場


🦇「ちょっとしろがねさん」
🐖「ちょっと待って」
🖋「おいおいおい」
🐳「いや~」
🐖「特急券どころじゃないよそれ」
🦇「警戒できないよ~」

日菜選手、果敢に躱しにいくが聴牌打牌がまたしても捕まる。8000は8900の失点となった。
🍵「うわ~高い。高いまた~。ひたすらしろがねさんに貢いでる」
🐖「あ~だっ」
🖋「あ~ダメだ」
🐖「く~キツイ~」
🐳「厳しいね~」
🦇「こんなの知らないもんねえ~」
🐳「これは無理です」
🖋「タイミング良すぎた、しょうがない、切り替え」
🍵「やばいラスっちゃう。いやまだ、まだ親番残ってるから!

瞬間ラス目に落ちたが、まだ終わったわけではない。
巻き返せるか、南2局

🐳「やっぱ名前にドラってつけるといいのか。名前『役満』にしようかな
🖋「じゃあ僕『天和』にしよ」
🐖「みんな改名しちゃう」

9巡目、日菜選手はしっかりと手を仕上げて立直。

満貫ツモで3着目に復帰。
🍵「よし、ツモったー!ナイスツモー!」
🐳「うぉーーーい」
🦇「ナイスー!」
🐖「おいしょい」
🦇「強い!」
🐳「失った8000点をしっかり取り戻していく」

続く南3局。ここで連荘できればさらなる着浮上もあるかといった親番だったが……

室生鏡花選手から立直。
🍵「まじですか。まじですか~」
🐖「ああああああ~~~~~」
🐳「むいさん的には親だし対面さんにあがられたらダメなんで押すしかない状況ですね」

さらに状況は目まぐるしく変わる。どらうじがダブ南をポン。
🐳「おっとらうじが躱しにいく~」
🖋「躱してくれたらうれしい」

立直の中筋4pを日菜選手からとらえて2600点の和了。
🍵「あーそっちか」
🦇「うん」
🐖「まだマシ」

オーラス~刹那の夢


🍵「全力ラス回避ですか?」
🐳「もうラス回避に全力ですかね」
🐖「跳満で2着だけど」
🐳「狙えるなら狙いたいですけどね」

🍵「ん?立直、平和……お?跳ツモ……ある。できる?ひょっとして」
🐖「引いたぞwwwwあるぞwwwww」
🐳「カンチャンの方が引けるんじゃないか今日」

一瞬夢が見えたが現実は非情であった。刃金しろがね選手から立直。
🐖「いいいい~~~~~」
🐳「きつい」
🖋「いや~行きにくい」

最後は勝負に出た室生鏡花選手から跳満をあがっての決着となった。
🐳「まあ耐えですか」
🦇「耐えですね」
🐖「(南1局で放銃した)2pは致し方ないね」
🐳「どらうじがお見事でした」

試合後

🖋「ナイスファイト」
🐳「他の卓見ますか。十段のクリロナさんは……」
🖋「あれっ(4着)」
🐖「悲しい」
🖋「さやのさんが王になって、エンデさんも王になったと」
🐖「遅刻寸前だった方☖は2着で粘ってます」
🦇「お~」
🐳「クリロナさんほんとΣだとついてない」

🖋「お帰りなさい、ナイスファイト」
🍵「ただいまです~」
🐳「お疲れ様で~す」
🍵「いや~……3着……でした。悔しい~。なんかめちゃくちゃ高い放銃しちゃって、あ~ってなってました」
🐳「鳴きで高い手が周りに入ってたので難しい場面多かった気がしますね。耐えましたよ。ようラスを引かずに
🍵「ありがとうございます、ギリギリ」
🦇「ナイスファイト!」

放銃に回ってしまった場面も、自身の手をしっかりと作っていたからこそ。
結果こそ苦しかったが、この日の日菜選手も間違いなく果敢に戦っていた。
自分の信じる打牌を貫く勝負は、何度見てもかっこいいものである。

ANC PURPLE BATS -93.0pt


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