荒天、好転、好天~第2期Σリーグ『ANC PURPLE BATS』第16節第1試合ひげくじら選手視点
配信開始~試合前
卓組
東家 『縁』稚児選手👞
南家 『風林火にゃん』胡桃坂ひまり選手🐹
西家 『ANC PURPLE BATS』ひげくじら選手🐳
北家 『麻雀以外麻雀じゃないの』柵@よーこ選手🎤
🐳「麻以麻いと縁が最近調子いいと思っているのでのまれないように。ひまりさんとは初対戦なんで楽しんでいきたい。狙うはトップ、頑張ります」
一方で、この日は裏でいろいろと卓組に関する様々な因縁?があった様子。
🖋「裏情報(表)なんですけど、稚児さんが『穹憧るか出てこいや』って宣戦布告したんですけど卓が違ったっていう」
🖋「あと、『ななない』『るなすぺ』と連戦ということで🦑志願の連闘なんですけど、👾へのラブレターは通じなかった」
いかにもあの2人って感じでいいと思います。
前回のひげくじら選手
前回はスペシャルゲストヽ(゚∀゚ )ノが見守る中悲しみのノー和了で焼きくじらに。年が変わってツキも変わった、と信じたい。やれるか、ひげうじ。否、ひげくじらにゃん。
対局ハイライト
東1局~本年も荒天なり
西家スタートのひげくじら選手、流局を挟んで迎えた1本場。
🐖「稚児さんは678見える、ひまりさん東から仕掛ける、そしてこの手である」
🍵「あれっ」
🦇「3対子配られたわねえ」
最終的には柵@よーこ選手がサクっとツモって決着。
🖋「(30符4翻)カットイン入るからね、なかった時点で裏ない」
🐖「ホッとする瞬間」
🦇「裏3ポイント取られなかったし」
東3局~好事魔多し
東2局は流局し、親番が回ってくる。
🖋「結構形いいですよ」
🍵「親番来ました、いいですね」
123三色などもみえる勝負手、と思いきや……
🐖「すみません僕悲しい事実に気づいちゃったんですけど」
🍵「はい」
🖋「なんですか、3mの話ですか、やめましょうよそういうの」
🐖「3mの話なんて言ってないじゃないですか!3mがあと1枚とか言ってないですよ僕!」
🦇「えっでも1枚あるんですか!」
🐖「それがですね……なんと、あるんですよ」
🍵「お~」
🖋「ヤッター」
🦇「三色同順って、3m何枚使うんですか?」
🐖「1枚でいいんです」
🦇「ということは、できる!」
🐖「そう、いける!」
🖋「いや7p引いて(一通になって)ほしいなあ」
🐖「現実そっちよねw」
🖋「僕たちのひげくじらにゃんなら引いてくれる」
🍵「ひげくじらにゃん……?w」
怪しいテレビショッピングのような何かが展開されているのを横目に、柵@よーこ選手の跳満和了で決着。
🖋「ああ」
🦇「ええ~強~」
🐖「えっしかもウチ親被り、これかわいそうだって」
🖋「カン6mにとられて放銃しなかっただけマシと考えましょう」
南1局~不憫フルコンボ
東4局も展開はあまりよろしくなかった。
🍵「ダブ東鳴いて仕掛けていきますと」
🐖「そしてこちらの配牌は……ちょっとさあ、🐳に厳しくないか?」
🦇「前回の私の配牌をやってほしいわ、ちょっと後手ばっかりよね~」
ひげくじらにゃんの苦闘を横目に、風林火にゃんからは元気溌剌ひまりーち。
そのままツモりきって満貫に。
🍵「うわ~ラス1」
🦇「ツモラレチャッタ」
🐖「3着目がツモっていくのはウチとしては良くない」
ラス目のまま南入。新年一発目で焼きくじらは避けたいところだが、配牌は……
🐖「いや~」
🖋「何も生まれねえ」
🐖「何も、やれる、ような……」
🍵「そんな~」
🦇「赤5pをください、話はそれからです」
🦇「アッアリガトー!」
🍵「きたきた~♪」
🐖「わかった、野郎の音声認識は悪いことになるだけど女性の音声認識はいいことになるんだ」
🖋「残り1枚の4p引きたいですね」
🍵「4p引きたい」
🖋「それか6pとかでもいいので」
🐖「赤5mとかでもいいっすよ」
🦇「まだ山にあるんですね~?」
🍵「あるんですね~?」
🖋「5p縦でもいい」
🦇「赤5sでもいいよ~?」
🐳「あっ赤いの引いた!」
🐖「赤っつっても中じゃねえんだよ」
その後も伸び悩む中で、見せしめかのように4pが河に放たれていく。
🖋「聞こえてきますよ。🐳『もう終わりだよ』って」
ひげくじらにゃん、さすがに限界と見たか。3pをここで手放す。
🍵「お~」
🖋「無理なもんは無理だと」
そしてその直後にこれである。今年も貴方は不憫系なのか。
🐖「わああああああ嘘だろwwwww」
🍵「今!wwww」
🦇「1巡違い」
🐖「これ発狂だよ、どんだけ苦しい麻雀させんだよ」
さらに当てつけかのように欲しい牌が1つ隣に見える。
🖋「アーアーミエテナイミエテナイ」
🖋「3pも流れちゃってる」
🐖「うわ~」
最終的にはギリギリまで粘った稚児選手が胡桃坂ひまり選手に放銃して決着。
🐖「じゃあ稚児さんと仲良くして最後にうちが抜け出すということで」
南2局~メーデー、メーデー
南2局、柵@よーこ選手の手牌が不穏。
🍵「きらきらしてる」
🐖「キラキラじゃないギラギラしてる。独占禁止法違反」
最終的に競り勝ったのは親の胡桃坂ひまり選手。西単騎でホンイツを仕上げた。
🍵「おおすごいこれは」
横移動で済んだんならまあいいか、ということにしたい1本場。
🖋「なんだこれ」
🐖「もうさ、デフォなのよこれが」
🍵「どうして」
🐖「六種じゃブチギレ国士もいけないよ」
🍵「まだ親番残ってるから頑張れ」
🖋「頑張れひげくじらにゃん」
🍵「ひげくじらにゃ~ん」
🐖「にゃん言うてるから風林火にゃん頑張ってるんじゃないの」
🍵「そんな~」
この局では親の胡桃坂ひまり選手がまたしても和了して連荘。
🖋「まあ2000オールで済んだ」
🍵「ひまりさんが止まらない~」
そろそろさすがになんか来るだろ、2本場。
🦇「ひげくじらさんの配牌は……?」
🐖「涙で前が見えない、でも稚児さんがキラキラしてるのは見える」
🍵「そんな~」
🦇「なんか眩しいね、むこうの方」
最終的には柵@よーこ選手がサクっとダマ5200を仕上げて決着。
🍵「まだまだ、チャンスはありますよ」
南3局~漸くの好天
最後の親番、漸く手元が煌めいている。配牌からドラ槓子。
🦇「わースゴーイ!」
🍵「わーやっと!」
🖋「なんだこれ」
🐖「どうした!?」
他家の副露に肝を冷やしながらもなんとかツモりきって4000オール。
🍵🦇「ツモー!」
🦇「ナイスー!」
🖋「でかい~」
🐖「そうだよ、じゃんたまくんやればできるじゃないか」
🍵「じゃんたまくんさすがわかってる」
🐖「こういうことがないとやってられんってマジで」
ついに潮目が変わったか、1本場。
🍵「おお!」
🖋「良い良い良い良い良い良い良い良い」
🐖「やっとやる気出したか」
🍵「やっとわかってくれたじゃんたまくん」
🦇「やっと始まった」
🍵「やっと始まった、麻雀が」
🐖「ひげくじらの旅はこれからだ!」
なんか打ち切られそうなフレーズが出てきたところに柵@よーこ選手から立直。
🍵「おおおおお~」
🖋「えっ」
この配牌を打ち切りエンドで終わらせるわけにはいかない。強気に押す。
🦇「ああーでも、戦う」
🍵「うん、戦う」
🐖「これは行く」
そのまま競り勝って打ち切りエンド回避。
🦇「ナイスー!」
🖋「俺たちのひげくじらにゃんが帰ってきた」
🐖「もう、氷河期じゃねえんだ」
🍵「トップある!」
🐖「あったけえ;;」
🖋「黄泉の国から戦士が帰ってきた」
地獄の淵の砂に触れて蘇ったか、2本場。
悪くない配牌からの……
立直に競り勝って5800は6400の加点。
🐖「きたぞ!?」
🍵「きてるきてるきてる」
🦇「トップ目~!」
まだいけるか、流局を挟んで4本場。
しかしここは稚児選手に躱された。とはいえ依然トップ目。
🐖「これは、いいね」
🍵「稚児さんナイスプッシュ」
🖋「2000は6200、これで稚児さんと協力体制」
立場は若干変わったが、一緒に走ろうねと言えそうな着順分布。大事なオーラスの配牌は……
🖋「いや~協力できそうにない手」
いまいちテンションの上がらない格好だが行くしかない、南ポンからスタート。
🖋「まああがりトップなので鳴くんですけど、頑張れ~」
🐖「じゃあもうゼンツでいきましょう」
🍵「トップトップ~」
しかしツモはまだ生きていた。
🍵「ナイス引き」
🦇「いいわね~」
ついに夜明けを迎えた。ひげくじら選手、最後は自力で決めてトップに。
🍵「ナイスー!」
🖋「あけましておめでとうございます!」
🐖「本年もAPBをよろしくお願いいたします!」
試合後
🐳「やりましたよー!まじでよかったトップ取れて」
🍵「激アツ親番でした」
🐳「(南3まで)ダメだと思った。あの4p神様に見えましたね、『ありがとうございます……!』って」
🐖「神棚に飾っとかないといけないすよ」
🐳「しっかりスクショしましたよ」
🐳「親番からはそれまでとは真逆でツキまくってました」
🖋「カン4p逃したところで蛍の光流れかけましたよ」
🐳「あれ……しょうがなくない?赤5pじゃなかったら秒で外してたよ」
快勝、と言い切れるほど順風満帆ではなかったが、それでも夜明けが来ると信じて耐えたからこその結果。
黙って沈んでやるほど、APBはお人好しではない。
ANC PURPLE BATS -23.2pt
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