激アツSSRピックアップ!~第2期Σリーグ『ANC PURPLE BATS』第10節第2試合ひげくじら選手視点



試合前

卓組

東家 『Emperor Peng Inc. Σbranch』星餅めりー選手🐏
南家 『ANC PURPLE BATS』ひげくじら選手🐳
西家 『縁』さやの選手👑
北家 『LogicArt』Cr7選手🥘

🐳「全員ぶち倒してきます
🐖「稼ぎ頭は違うなあ」
🦇「チガウナー」
シンプルながらも力強い意気込み。今回もひげくじら選手の闘牌に期待したい。

前回のひげくじら選手

前回は激辛の面子に囲まれながらも果敢な攻めを見せて見事なトップ。今回もSSR級の打牌を見せてくれるか。

対局ハイライト


東1局~申し訳程度の不憫

まずは最初の配牌。白対子で赤もあって悪くはない……

と思いきや配牌時点で白が星餅めりー選手と持ち持ち。出だしから何やら不穏。

そして5巡目にさやの選手がカン8sで立直。
🖋「9s3枚見えだから(愚形に当たりにくいと見て)8s出てもおかしくない」

ひげくじら選手、ここは放銃に回る。
🦇「よかった、裏3じゃないね」
🐖「まあまあリーのみなら」
🍵「まあまあまあまあ」

東2局~虹色演出

出鼻をくじかれた格好になったが気を取り直して親番へ。

しかしなんともいえない配牌である。
🐖「筒子で1面子あるけども」
🦇「親番だからやるけどぉ、って感じの声聞こえてきそう」
🖋「🐳『これさぁ~……』
🦇🍵🐖「www」
イマジナリーひげうじ、降臨。

中盤、よもやの四暗刻も見えていたさやの選手だったがここは4pポンで聴牌を取る。

その直後、Cr7選手立直。待ちはカン7s。

一方ひげくじら選手もなんだかんだで1シャンテンにはなったが……
🖋「(聴牌形によっては)7s出るなあ」
🐖「まさかそんなことは」
🍵「まさか」
🖋「9s引こう」
🐖「6sでもいい、間違っても赤5s引いたらだめよ」
気になる次巡のツモは……

まさかの7s。出ていくどころか重なった。
🐖「フォーアンコウあるんじゃない

さらに8sを引き入れてツモスー聴牌。これは勝負するよりない。
🐖「あいっ」
🍵「ほわああああああ」
🖋「お~えぃ」

しかし聴牌直後に5sが山から消える。5sを掴んださやの選手はここで撤退し、あとは2人のめくり合い。
🐖「6m1枚ある!16,000オール!」

しかし王牌に阻まれた。無念の流局。
🐖「ああああああああ~~~~~」
🦇「裏3ポイント解消する大チャンスだったよ~」
🐖「役満は裏3ポイント3くらいあげてもいいよもう」
🖋「5sが1個ずれてれば、🥘掴んで放銃でもよかった、まあ仕方ない」
🍵「激アツでした
🐖「むいさんの口から激アツって言葉が出てきたwww
たしかにそういう言葉を言ってるイメージがあまりない。

🖋「🐳どんなテンションだったか気になる」
🐖「🐳『いやあもうアレさあ~』とか言いながら戻ってきそう」
🦇「親番でこれかあって手だったのにね」

これかあって手

これが役満聴牌になると言われてもなかなか信じがたいものである。ツモ山は小説より奇なり。

ツモスーは空振ったが親番は続き1本場。

さやの選手から先制立直を受けるがその直後に聴牌。
🦇「おっ」
🐖「3mで立直だ」
5mを切ってのカン4mよりはさすがにこちらを選びたい。

のだが、その直後にさやの選手が4mをキャッチ。
🐖「あああああああああ」
🦇「うにゃ~ん」
🖋「まあ5m西待ちの方が強い」

どのみち一発だった。4000は4100オールのツモ和了。
🍵🦇「ナイス~!!!!」
🖋「SSRきたわ」
🦇「さすがひげうじ」
🐖「何が4m一発だよ、自分であがるんだよな」
🍵「親で大きいのあがると安心しますよね」

勢いそのままにいきたい2本場だったが……

他3名が鳴き仕掛けを駆使して前に出る。これはさすがに後れを取った。

子どうしのぶつかり合いを制したのは星餅めりー選手。ラス牌カン3sを引き入れた。
🍵「わあナイス~」
🦇「これは安い通行料かな?」
🐖「500-1000でよければお支払いさせていただきます」

東3局~王の資質

親番を迎えた『縁』さやの選手。いきなり超大物手。
🐖「これはさやのさんがやばい」
🍵「ヤメテー」

ほどなくして一盃口ドラドラ聴牌。
🐖「一応聴牌か」
🖋「あんまり面白くない」
🐖「でも親につき」
カン5mはこの時点で残り1山。いったん変化を待ちつつ闇に潜む。

一方でメンタンピン赤の聴牌を入れたCr7選手。下家の星餅めりー選手が白と中を鳴いているが……

發をぶった切って勝負。
🐖「うわああいったああああああ!!!!すごっ!!!!

これを受けて星餅めりー選手はいったん6p。
🖋「🐏はこういうときオリろって教育されてると思う」
🐖「🦑先生ですか」

これを見てさやの選手も追っかけ。待ちは結局カン5mのままだがやむなし。

さらに事態は急展開を見せる。星餅めりー選手も満貫聴牌。

しかし聴牌した直後に最後の5mがここにきてしまった。
🐖「あああ5mだっ!!!」
🖋「ヤバイヤバイヤバイヤバイ」

ここは果敢に勝負に出たがさやの選手に刺さり12000放銃。
🦇「あ~~~~」
🐖「わ~~~~」
🍵「めりーさ~~~~ん」

続く1本場

ここではひげくじら選手の手が良さそうに見える。
🦇「ああ凄いところ入ってきた」

そのまま面前で聴牌。8s北のシャンポンで立直。
🖋「両面じゃなくてシャンポン」
🐖「北を取りに行きましたよこれ」
🦇「シャンポンにしたの裏3意識かな
🐖「それもある……かもしれないけどやっぱ北を拾いに」
🦇「あがりやすさ」
🖋「47sだとあがっても立直ドラ1ですけど北であがって裏乗ったら満貫なので打点的にも」
🦇「なるほど~」
この巡目での8s北待ちは相当強そうだが……

王はこの程度では止まってくれなかった。さやの選手が258mで追いつく。
🖋「3面張」
🦇「やっば、来ちゃったよ~」

そして追っかけられた直後に8mキャッチ。
🦇「ええええ~~~~」
🖋「はい~~~~」
はいじゃないが。

2局続けての12000の和了。さやの選手が一歩抜け出した。
🐖「そんなところにおるんかい北」
🖋「悲しい事件だったね」

そしてこの放銃でひげくじら選手の持ち点はぴったり25000点に。
🐖「気がついたら東発から東3にワープしていました
🖋「まあ切り替えて」

仕切り直したい2本場

ここでCr7選手が技を見せる。さやの選手から出たドラ6mをポン。
🖋「現状役なしですが、まあドラ鳴いたからそろそろ対応しなさいよと」
🍵「そろそろ親譲ってねって」
🖋「ドラポン相手に勝負するんですかって」

しかし王は止まらない。9s東のシャンポンで立直。
🦇「勝負しまーす!w」
🐖「そんなん知るかと言わんばかりに」

ひげくじら選手から聴牌打牌9sを捉えて3局連続ロン和了。卓上の王となるのよ~👑
🦇「これは痛い」
🖋「まあまあまあ」
🐖「まあまあ3900(の2本場)なら」
🍵「うんうんうん、まだまだまだまだ」

そろそろ王の独裁をなんとかしたい3本場

ひげくじら選手、ここは果敢に清一色に向かう。

一方のCr7選手もドラをポンして南バックで満貫を狙いに行く。
🦇「バチバチだ」

この鉄火場を競り勝ったのはひげくじら選手。さやの選手から4mを打ち取った。
🦇「おっ出た」
🍵「お~」
🖋「14mターツ鳴いてたので」
🍵「下が割と通りそうに見える」

東4局~雀卓の中には魔物がすむの

トップ目から直取りし、さあ反撃だといきたかった東4局。

しかしこの配牌である。
🖋「ギャグマンガ日和ならあがりって聞いたんですけど」
????「とうざいなんぼく、そしてナカ!方角全て揃えたり!ロン!」

なんとかホンイツが見えるかというところまではもってきたものの、ここでもさやの選手から立直。

聴牌から勝負した星餅めりー選手から一発で5sを捉えて満貫和了。またしても王になるべく前進したのよ~👑

🍵「さやのさん止まらない」
🖋「止まらないですね」

南1局~めりーさん vs バランス派

ここまで苦しい放銃が続いた星餅めりー選手。親番で巻き返すべく副露を駆使して前に出る。

一方でひげくじら選手聴牌。ドラを切れば58s待ちだが……

ここは聴牌拒否。ドラが出ていく形に価値がないとみた。
🍵「さすがのバランス」
実はこのとき星餅めりー選手はカン4sで聴牌していた。ナイスバランスで放銃回避。

終盤、南単騎で聴牌。この巡目で生牌の南はさすがに待ちとしても心許ないか。ここではダマで役無し聴牌にとる。

……が、その直後星餅めりー選手が南をツモ切り。
🖋「南単騎~」
🍵「(一発で)出てた~」
🐖「アハハハハハハハハwwww」

南をさやの選手がポンした後、25sで聴牌。
🍵「さっき曲げなかったし立直はしなさそう」

と思いきやここは立直を選択。
🐖「あっ、した!🐳『コノヤロー!』つってw」
🍵「wwwww」
コノヤロー!で立直する人がバランス派を名乗ったらダメだと思います。

25sは山になかったが放銃することもなく、結果は流局となった。
🖋「耐えた耐えた」
🐖「耐えたwww」

バランス派とはという一幕もあったがそれはさておき1本場

親の星餅めりー選手から立直。それに対してひげくじら選手は七対子赤の聴牌を入れたが……

ここは4pで手を崩す。
🦇「やめたっ」
🖋「ドラ1あるとはいえ親と勝負したくない」
🦇「冷静~」

その後Cr7選手からも立直が入り……

この局は立直者の2人聴牌で流局。
🐖「まあまあまあ」

続く2本場、またしても星餅めりー選手が立直。

しかしひげくじら選手もこの7mを鳴いて聴牌。

親立直に競り勝って南1局に終止符を打った。
🦇「ナイス~!」
🐖「打点以上に供託うますぎる」
🦇「トップ見てるよ~ひげくじらさん」
🍵「まだまだ巻き返せる、頑張れ~」

南2局ーオーラス~友好条約?

上を見て進みたかった二度目の親番だったが、ここはCr7選手が速い。
🍵「ほわ~」
🖋「打点こそないですが、ライバルの2副露入っちゃうと」

そのまま南のみでさくっと流されてしまった。
🖋「これはしっかり躱された」
🦇「なんとかおっきな手が来ますように」

迎えた南3局、大物手をあがって一気にさやの選手に迫りたいところでもあったが……

ここは冷静にペン4mを鳴いてタンヤオ仕掛け。Cr7選手から3900ロン和了。
🐖「これで2着はほぼほぼ」

逆転こそ難しくなったが、こうなったらさやの選手と仲良くワンツーフィニッシュといきたいところ。
そして迎えたオーラス

🖋「(下家の)さやのさんと連携が取れますからね」
🍵「🐳『協力しようよ~』って」
🖋「🐳『友達じゃないですか僕ら~』って」
🦇「連携なのか脅迫なのか

王に施しなど不要だった。最後も自分で決める300-500のツモ和了。
🐖「わ~強い」
🦇「主人公だね~」

試合後

🍵「ナイスファイト」
🐳「う~ん2着でした」
🖋「とんでもない8m掴んだんで」
🐳「ねえ~あれ一発じゃなくてもよくない?」
今回も迫力満点の闘牌を見せてくれたひげくじら選手だったが、この日はいささか不憫要素が強めに出てしまったか。

さて、第2期Σリーグもレギュラーシーズンの折り返しというところまできたが……

🐳「やべっ、ぽんてん」
🐖「ぽんてん4連勝よ!で、ななない連ラス」
🍵「メカZさんが、箱下」
🐳「ついに不敗神話が」
🐖「そしてさくよこ争奪戦は犬童勝利!」
🍵「レイナちゃん勝ってる~、あと銀貨先生が」
🐳「銀貨先生強いっすね」

🖋「けっこう荒れましたね」
🐖「そのなかうちは2着2着なんで」
🦇「安定してる」
🐳「安定してるともいえるし、トップがなかなか」
🐖「遠いな~って」
🦇「あ~まあね」
🐳「難しいですね、悪くはないんですけどね」

どこまで上を見るか、はたまたマイナスと折り合いをつけるのか。
難しく、だからこそ楽しい戦いは後半戦へ。

ANC PURPLE BATS +81.7pt
現在、暫定4位。


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