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WSDオンデマンド授業の学びについて

ワークショップデザイナー育成プログラムはカリキュラムの1/3がオンデマンド授業になります。ボリュームのあるオンデマンド授業にどのように取り組んでいたのか、修了生の武田さんにインタビューしました。

(1)WSDのオンデマンド授業について改めて振り返ってみて、どんな感想を持っていますか?

「アウトプットを意識したインプットの重要性」(苅宿先生の講義の中でも出てくる印象深いキーワードの一つなのですが)、オンデマンド型授業によって、まさにこれを実感することができました。
コンテンツは、種類豊富、タイトルも魅力的。最初はどれから見ようとテンションが上がります。ただ、取り組み始めると、それぞれ結構時間も長く、期限・レポートがあります。正直、仕事との両立は大変です。
ただ、対面授業と連動する形で学習設計されているので、そのあたりもモチベーション途切れないポイントでした。 常に現場でのアウトプットを意識しながら、動画を視聴して、身になる形でのインプットを意識しました。

(2)オンデマンド授業を進めるために、工夫していたことを教えてください。

動画を視聴するタイミングは、主に通勤時の移動中と早朝時間と、時間を決めて取り組みました。 車内では、気になったところはスクリーンショットをとり、アップロードをして、早朝時間では、動画を見ながらタイピングでメモを取ってました。メモは、レポート対策という意味でも、また記憶の定着という意味でも役立ってました。 私の場合は、最終的にOfficeのOneNoteを活用してました。

(3)どのようにモチベーションを保っていましたか?

「オンデマンド授業=孤独」となりがちですが、何よりも心の支えになるのが、同期とオンデマンド授業内容について話すことだったと思います。教材で出てくる言葉が、お互いの共通言語として使えるので、グループワークでも話が伝わりやすく助かりました。また、お互いにまだ見てないコンテンツを紹介し合うことで、より内容の理解が深まりました。学習内容もさることながら、講師の方の不意を突く面白いコメントなど、みんな細かいところまで見てて、そんな話を共有できるのもモチベーションにつながりました。

職場でも越境学習の場であっても、「おとなの学び」では、学んだことをどう活かすかを考えて、環境設計・演出することが役に立つなと気づきも得ました。オンデマンド授業と対面授業がリンクしていることが、なによりもモチベーション維持になったと感じています。

武田さんありがとうございました!昨年度よりオンデマンド教材の1本あたりの視聴時間を10分〜15分程度に区切っています。忙しい社会人のみなさんが、集中力を保ちながら短い時間の中で、学びが進められるための工夫です。実際に学んだ方からはちょうどいい時間設定で、進めやすいとの声をいただいています。