第54回東日本学生新体操選手権大会 結果報告
2021/05/19 23:44
令和3年5月15、16日に第54回東日本学生新体操選手権大会(東インカレ)が宮城県の白石市文化体育活動センターで行われ、個人18名、団体2チームが出場しました。
コロナ禍の影響で、西インカレが中止になり東インカレの開催も危ぶまれましたが、無事大会を迎えることができました。無観客での開催となり悔やまれるところもありましたがこの大会に参加できたこと、オンラインでのライブ配信で多くの方に観戦していただき無事に終えることができたこと、感謝しています。
個人競技
まずは、個人競技から結果報告します。
同一大学から上位8名までしか全日本インカレに出場できないということで、とても過酷で熾烈な戦いでした。
また、一昨年は個人総合優勝をしており2連覇をかけた大会でもあったため、選手全体から張り詰めた緊張感を感じる試合となりました。その中でも、いつも通りの力を発揮することのできた選手が高い評価をされ、上位に食い込むことができました。
第3位(学内1位) 清水琢巳(4年) 4種合計 70.200
第4位(学内2位) 岩渕緒久斗(2年) 4種合計 69.925
第5位(学内3位) 遠藤那央斗(2年) 4種合計 67.275
第6位(学内4位) 吉田和真(4年) 4種合計 67.275
第7位(学内5位) 田窪莉久(2年) 4種合計 65.950
第8位(学内6位) 田中涼介(1年) 4種合計 65.350
第14位(学内7位) 森園颯大(2年) 4種合計 63.650
第15位(学内8位) 田村蒼静郎(3年) 4種合計 63.550
以上の8名が全日本インカレの出場権を獲得しました。
この8名は、青大個人の代表として全日本インカレで全日本選手権(JAPAN)の18名の出場権をかけて戦います。ぜひ上位入賞や出場権獲得を目指して頑張ってもらいたいです。
第17位(学内9位) 山上和輝(3年) 4種合計 62.450
第18位(学内10位) 鈴木孝之輔(1年) 4種合計 61.725
第19位(学内11位) 菊池隆真(4年) 4種合計 61.675
第21位(学内12位) 山内颯太朗(4年) 4種合計 61.125
第22位(学内13位) 武田大河(3年) 4種合計 61.100
第24位(学内14位) 石牟禮華月(3年) 4種合計 60.650
第25位(学内15位) 原田知輝(2年) 4種合計 60.575
第26位(学内16位) 釋氏乗真(1年) 4種合計 58.100
第28位(学内17位) 梶浦正嗣(3年) 4種合計 56.800
第31位(学内18位) 湯浅亮介(3年) 4種合計 41.050
以上の結果となりました。
今大会は、惜しくも個人総合優勝を逃してしまいましたが、点数的にも実力的にもかなりの接戦で、最後の最後まで誰が上位に入るのか全く予想のできない大会でした。
これから上位8名は全日本インカレに向けて、その他の選手も9月のクラブ選手権へ向けてJAPANの出場権を獲得するために頑張っていきます。
団体競技
次に団体です。
今年は去年のチームの軸となる4年生が卒業したことで、2チームとも去年と異なるメンバー構成での出場となりました。
今回は優勝をすることはもちろんですが、日々の練習でやってきたいつも通りの力を発揮することを目標に、落ち着いて演技をしました。
まず、青森大学NEOの演技について報告させていただきます。
NEOは、怪我の影響もあり、大会直前までメンバーを入れ替えながら練習を行ってきましたが、大会本番では大きなミスもなく演技をまとめることができました。ライバルであった国士舘大学までは、惜しくもあと0.175点及びませんでしたが、しっかりと練習してきた成果を出し切り自信に繋げることができました。次の全日本インカレに向けてさらに完成度を高めAチームにも負けないくらいの演技ができるように日々練習していきます。
青森大学NEO 16.975
吉ノ薗琉以(4年) 野崎猛滝(4年) 野口勇人(3年)
太田悠介(2年) 山本恭広(2年) 田口海(1年)
最後に青森大学です。
去年のJAPANで優勝を逃してしまったため、「追う立場」として、いつもとは違う状況での試合となりました。青大ならではの運動量、体操の質を見せることはできましたが、倒立で大きなミスがでてしまい、課題を再確認しました。団体総合優勝という結果は、得ることができましたが、勝つだけではなく勝ち方にもこだわりを持つ青森大学としては、去年からの課題である「弱さ」を再確認する試合となりました。全日本インカレでは、課題を消化しさらに進化した青大の演技で、20連覇を達成することができるようチーム一丸となって頑張っていきます。
青森大学 18.050
武藤翼(4年) 村上隆真(4年) 玉置颯(4年)
田口将(3年) 松永健人(3年) 松本健太(3年)
まとめ
コロナ禍の影響により無観客での試合となりましたが、今シーズン初めての大会ということもあり、とても熱く内容の濃い大会でした。納得できる結果を残せた選手、また悔しい結果に終わってしまった選手などそれぞれが、この大会を経験したことでまた1つ大きく成長できたと思います。その中で、得ることができた課題を一人一人次の目標へ活かしながら、またさらに成長できるように日々精進していきます。
保護者並びに関係者の皆様方、応援ありがとうございました。
次の全日本インカレに向けて選手一同日々努力していきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!
※コロナウイルスの状況下ではありますが撮影時のみマスクを外して撮影しております。
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