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今年度教員採用試験合格者報告


こんにちは!青森大学男子新体操部広報担当です。
2022年度卒業者の就職活動も終盤に差し掛かり、今年も終わりに近づいてきました。
今年は、現青森大学男子新体操部及びOBの方々から6名が、今年度の教員採用試験に合格いたしました。

それでは、その6名の試験にあたって大変だったことと、これからの抱負、後輩へのメッセージをインタビューしたのでご紹介したいと思います。


合格者インタビュー

武藤 翼さん 青森大学 4年 

翼さん

青森大学男子新体操部主将の武藤翼です。2021年10月1日、群馬県公立高等学校保健体育の教員採用試験に現役で合格することができました。

試験にあたって大変だったこと・身についたことは、教員採用試験の勉強を始めるのが遅かったためあまり時間が無かったことと、主将であり団体Aチームのメンバーだったため、インカレに向けた練習との両立が大変でした。そして群馬の教採(専門科目)は、記号や語群問題がないため幅広い範囲を正確に覚える必要がありました。身についたことは、専門知識と時間の使い方です。

これからの抱負は、大学生から現場経験なしで教員になるため、他の先生方より劣る経験値や知識量をカバーできるように勉強することと、教員になってからも常に学び成長し続ける姿勢を持つことを忘れずに生活します。
保健体育のことだけでなく、生きていく上で大切な人間力等を教えていける教員になりたいと思います。

後輩にメッセージ
既に、教員になりたい、もしかしたら教員を目指すかもしれない、と思ってる人は早めに勉強を始めることをおすすめします。僕は全くしていなかったため、本気になった時に後悔しました。
僕は、教育実習に行ってから本気で教員になりたいと思い、勉強を始めました。筆記のある一次試験までは3週間。時間がないと思ったけど、やれるだけやろうと思い、とにかく勉強しました。やってみて、「時間は、作ろうと思えばいくらでも作れる」ということに気付きました。インカレに向けたハードな練習があっても勉強時間はたくさん取れました。本気で目指すなら、言い訳をせず自分を律し勉強することが大切だと思います。また、何事も早め早めの準備をしっかりすることも大切です。先見力、準備力、徹底力をもとに、自分の目標に向かって頑張ってください!

國正 瑞輝さん 2015年3月卒業  

※写真は本人の希望により記載不可

中学校からの夢であった教員になれて、本当に嬉しく思っています。

試験に臨むにあたって大変だったことは、採用試験の勉強と講師の仕事の両立、部活の指導が重なっていたこと、趣味などの時間を全て勉強に費やしていたことです。

これからの教員生活の抱負は、常に学び、研究し教員としての資質を高めていきたいと思います。

霜山 生さん 2015年3月卒業

2021年10月25日の合格発表にて教員採用試験に合格し、純粋に嬉しいです。

試験に臨むにあたって大変だったことは、どのような対策をしたら良いかが分からず大変でした。特に筆記試験が大変でした。

今後の抱負は、恩師に教えてもらったことや自分の持ち味を生かして指導にあたりたいと思います。

後輩へのメッセージ
自分のやり方にこだわりを持つことも大切だと思いますが、周りの人の考えも尊重し、何事にも取り組むことで多面的の物事を見られるようになると思います。

齊藤 良輔さん 2015年3月卒業

良輔さん

嬉しい気持ちはありますが、希望している校種ではないので更に努力は必要かと感じています。

合格するまでに大変だったこととして、大学を卒業してから現役を続けたいという思いから教員を目指す道ではなくアルフレッサ日建産業で現役を続け、岐阜県で新体操、体操の指導を学びながら現役を3年間続けました。そこから埼玉に帰り、教員を目指そうとしました。しかし、大学で取得した、中高保健体育のほかに小学校の免許を通信制の大学で取得することにしたため少し、遠回りをしてしまいました。一番は働きながら勉強するということが大変でした。

これからの教員としての抱負は、子ども達の手本となる人間になることです。

後輩へのメッセージ                            青森大学新体操部で学んでいることは、人生で中々体験のできないことです。これから生きていくために必要なことがたくさん詰まっています。今、目の前にある目標に全力で頑張って下さい。 


川西 雅人さん 2013年3月卒業

大学を卒業して二年間岐阜県のアルフレッサ日建産業にて新体操を続け、その後高等学校の体育教師になり、新体操部の指導がしたいと思い香川県に帰りました。しかし、講師として勤務する中で特別支援学校に出会い、特別支援の魅力ややりがいを感じ、今年度の教員採用試験には特別支援学校で受験し、9月15日の合格発表にて採用が決まりました。


合格するまでに大変だったこととして、香川県に帰った年は講師がなく高等学校の事務のバイトのようなものをしていました。焼き鳥屋のバイトと掛け持ち、仕事終わりや土日は母校の部活を指導。2年目からも常勤での講師がほとんどなく、時間講師や講師が全くない期間もあり、今年度も非常勤講師として勤務しています。身分が中々安定しないので不安続きの5年間でした。

今後の抱負は、特別支援学校での生徒への支援や活動はもちろん、香川県の新体操を盛り上げるための活動にも取り組んでいきたいです。

後輩へのメッセージ
教員を目指す人だけでなく、全ての人にも同じことは言えると思いますが、自分がしたいことでなかったり、無関係なことをしたりする時もあると思います。しかし、色んな場所で色んな人と触れ合い経験することは、全て自分の財産になります。なので、どんな状況でも自分の目標に向かって頑張ってほしいです。
教員を目指す際には、その県の採用状況であったり採用試験、特別選考の内容をしっかりと把握、分析し対策を立てることが大事だと思います。その県だけでなく他県で受けることも視野に入れていいと思います。とは言っても僕は香川県でしか受けてませんが、、、
大学で学ぶことはたくさんあります。新体操競技でしか学べないこともたくさんあります。学ぶことは誰でも出来ますが、それを社会に出て発揮する人は少ないと思います。是非青森大学新体操部で学んだことを社会に出てから発揮し続けてほしいと思います。


日高 祐樹さん 2013年3月卒業

日高さん

青森大学9期生主将の日高祐樹と申します。

この度、令和4年度教員採用試験にて高等学校保健体育の合格内定をいただきました。大学を卒業してからは、新体操の普及、競技力向上の思いがあって地元の宮崎に帰りました。講師経験9年が経ち、今回、念願の内定をいただけたことは、これまで時間をかけたことは無駄ではなかったのだと強く思い、感謝の気持ちでいっぱいです。試験にあたっては、中田先生に教員採用試験に必要な書類等でお願いすることが多々ありました。私自身、大学を卒業してからは中々お会いすることもできず、年に一度の全日本選手権でお会いできるかどうか、そんな中で中田先生にお願いすることは心苦しかったのですが、恐る恐る連絡するとすぐに対応していただきました。私からのお願い以上の対応をしていただいたことにはただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
これから、私自身が思い描いていた宮崎の新体操を普及、競技力向上させることに精進していくと共に、教職に携わること、新体操に携われることに感謝の気持ちを忘れず、青森大学新体操部の誇りを忘れず頑張っていきます。

大変だったこと、身についたことは毎日の授業、生徒指導、部活動指導の隙間時間を使って試験勉強をしてきたことです。基本的に誰かのために使う時間が圧倒的に多いので、自分のために時間を作ることが大変だと思いました。小さいことの積み重ねが大事だとわかりました。
二次試験の際には、試験の傾向や昨年度に採用されている先生方、過去に試験官をされた先生方に試験対策をお願いしてきました。9年間講師生活の中でたくさんの縁があり貴重な時間をいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいでした。

今後の抱負は、今までブランドを作り続けてきた先生方に、若い世代の一員として負けないことです。大学を卒業する時に思い描いていた夢が叶いました。そして新しい夢を持つこともできました。近年、現場を指導されている先生方が若くなってきていることに皆さんも気づいていらっしゃるのではないかと思います。いわゆる世代交代が各学校さんで行われているのでしょう。ブランドを作り上げてきた恩師の先生、作り上げてきた魂を継承して若い世代がまた新しい時代を作るのだと、私は考えますし、負けたくないと強く思います。


後輩へのメッセージ
学生の皆さんは進路をどう考えていますか?
もしかしたら、新体操に夢中で考える暇もないかもしれませんね。私も考えていませんでした。ギリギリになって中田先生に何度も相談した覚えがあります。皆さんの進路が教職員なのか、違う職種なのかわかりませんが、興味を持って調べることが大事かと思います。大学には調べる施設がありますし、PCやスマホで調べることも簡単にできる時代です。是非新体操以外の自分の興味も持ってほしいなと思います。私が一番後悔したことでした。
とはいっても学生皆さんの演技に私も目からウロコです。これからの青森大学新体操部の益々の発展とご活躍をお祈り申し上げます。青大ファイト!!


以上の6名となります。
現役大学生からOBの方々まで年代は様々ですが、それぞれの場所で活躍しています。教員だけでなく、やりたいことを見つけそこに向けて頑張っている現役生やOBの方もたくさんいます。そのような先輩方の背中を追って僕たちも負けずに頑張っていきたいと思います。

今後とも応援のほど、宜しくお願いいたします。

以上青森大学男子新体操部広報担当でした。


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