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ナムコ「エースコンバットX」

エースコンバットXより
「Alect Squadron」

公式でサントラが出ていないのでこれは仮称ですね。
サントラ出してくれ〜〜〜〜〜たのむ〜〜〜〜〜(大暴れ)

主人公達の前に立ち塞がる敵国エースパイロットが集うアレクト隊のBGM。

アレクト隊の名前はギリシャ神話のエリーニュスと呼ばれる三人の復讐の女神の一柱「アレクトー」からとられているのではないかと推測できます。

復讐の女神達は罪を冒した者を狂気に陥れる事によって罰を与える存在であり、アレクトーは「止まらない女」「絶え間ない怒り」の象徴。

一方で敵側から「凶星(ネメシス)」と呼ばれ恐れられていた主人公、南十字星を咥えたハゲワシのエンブレムを掲げています、その星になぞらえて凶星と恐れられているとは思うのですが。
ギリシャ神話で人間が神に働く無礼に対する、神の憤りと罰が擬人化された女神の名前が「ネメシス」というらしいです。

奇しくも「怒り」と「復讐」を司る女神同士の戦いだった、と。
コーノさんはそこまで考えていたんでしょうか、裏設定として存在していたならめちゃくちゃ熱い。

「Skies of Deception」
直訳すると「偽りの空」かっくいい。これが一番最初のミッションで流れる曲です。

「End of Deception」
「偽りの終わり」はぁ、タイトルだけですでにかっこいい、勘弁してくれ。

アレクト隊BGMはロックサウンドなんですが、他の楽曲も最高!ほの暗い雰囲気でテクノサウンドが多い印象、未来的でいて異質なものと戦っている場面を想起させるような曲が多いです。

エースコンバットXは電子的な音とストリングスで構成された曲が大部分を占めるのですが、一番最初に紹介したAlect Squadronは冒頭からギターが掻き鳴らされます。この曲が大好き過ぎて何年も何百回も聴いてると思います。
耳に残るギターフレーズが続き、ロックサウンドのみかと思いきやゲーム全体の基調となっている電子音、心地良いストリングスが重なってきます。

ロックサウンドが響くなか、重厚なメインテーマが流れて来てもうドーパミンが止まりません。
エースコンバットシリーズをプレイした方なら分かっていただけると思うんですが、エース部隊が来ると気が引き締まりますよね!その上にこのかっこいいBGM!たまりません!

携帯ハードであるPSPで発売された事で画面も小さく、操作性が良いとは言えず、ゲームボリュームも控えめなので評価の分かれるエースコンバットXですが、私はめちゃくちゃ楽しんでプレイしました!

ストーリーも主人公が難関を突破する事で、隣国から突然侵攻され追いやられた自国を救っていくというヒロイックで王道なもので展開が熱いですし。
相棒のオペレーターが男性なんですけどエースコンバットシリーズのオペレーターには珍しく弱気で可愛い。名前はユジーン・ソラーノ「空の友人」可愛いですね、守ってあげたい。

実在機と架空機がどちらも多く収録されているので、航空機ファンもエスコン架空機ファンも満足できるラインナップだと思います。
個人的にはエースコンバット2のファンなのでXFA-27が出てるのが熱い。

エースコンバットシリーズは「ストレンジリアル」と呼ばれる独自の世界観を舞台にしたサーガものなんですよね。
その歴史の中でエースコンバットXはだいぶ未来寄りの話に入るお話、エースコンバット5 の10年後のお話だそうです、5に出てきたキャラクターも登場しますよ。なので未来的な表現や架空機が多いのかなと推測できます。

そんな未来の話なのに最初のミッションでF-4で出撃させられる主人公…エースコンバット恒例とはいえ…F-4大好きだけどね…!

エースコンバット7のSwitch移植が発表されましたし、リメイクとはいかずとも、デジタルリマスターされたエースコンバットXを遊びたいな…ついでにサントラまで出してくれたら…いいのにな…
エースコンバットX for Switchも夢じゃない…


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