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クライマックスジャオウガを見た鬼札オタクの所感と考察

はじめに


この度は記事を見に来て下さりありがとうございます。
AOCLO(アオクロ)というものです。
趣味は魔王と天使のカナシミと鬼寄せの術を布教することです。
十王編の時私はDMに復帰したのですがその理由というのがジャオウガのイラストに一目ぼれしたからなんですね。なので何かと思い入れがあります。
そんなジャオウガの最終形態ともいえるCRYMAXジャオウガの情報が公開され、いろいろ思うことがあり、それをまとめようと思い本記事を書くに至りました。
記事の後半であることないこと書いてますが私は十王編から復帰したのでそれ以前のアニメや漫画などの設定については知らないことも多くあります。
あらかじめご了承ください。
noteで何かを書くこと自体が初めてで拙い点も多々あると思いますがよろしくお願いします。

以下本文です。



CRYMAXジャオウガについて

先にCRYMAXジャオウガのスペックについておさらいします。
闇文明7コスト デモニオ/鬼レクスターズ 
P13000 
S-MAX進化クリーチャー
鬼S-MAX進化
Tブレイカー
このクリーチャーが出たとき、各プレイヤーは自身のシールドを三枚選び、残りを墓地に置く。
このクリーチャーがアタックするとき相手のクリーチャーを一体破壊し、相手の手札を二枚選び、捨てさせる。

所見の感想は使いやすくなったエンドジャオウガかなぁくらいの感覚でしたがよくよく見ていくとかなり強いことが書いてあります。
お互いのシールドを三枚残し他を墓地に送る能力は疑似的なシールド焼却としても使え、本体がTブレイカーであるため、こいつ一枚で相手のシールドを割り切れます。
横に適当なクリーチャーがいればそのままジャスキルが通りますね。
さらにこの能力のすごいところは出せばお互いのシールドが絶対に三枚ずつになります。つまりこれを出すだけで鬼タイムを達成できます。
これによって爆発的な強化を受けたカードがあります。
それは極悪!獄鬼夜城です

各ターンクリーチャーがアタックしていればお互いのプレイヤーのどちらかのシールドを疑似ブレイクし、鬼タイムになるとお互いのプレイヤーのシールド追加を禁止します
鬼タイム時のシールド化禁止は唯一無二と言っていいほど珍しく、強力な能力で、ヘブンズ・ゲートから出てくるブロッカーたちの登場時能力によるシールド追加の牽制にとどまらず、王来編で出た各種ディスペクターのEXライフを咎められる数少ないカードでもありました。
しかし、鬼タイムはお互いのシールドを6枚以下にしなければ発動せず、夜城の能力により、アタックさえして入れば結構な速さで達成はできるもののそのアタックでS・トリガーを踏んでディスペクターを出されてはかえって鬼タイムが遠のいてしまうという諸刃の剣でした。

しかしCRYMAXジャオウガは出すだけでこの要件をクリアできます。そのため、もうドラゴンズ・サインやヘブンズ・ゲートから出てくるディスペクターはシールドを増やすことができず、相手の防御力を大きく削ぐことができます。

とはいえ7コストのカードを2コストのフィールドと組み合わせるのを難しいと考える方もいるかもしれません。しかし、そこはタカラトミー。こいつを早出しする手段を十王編で出してくれています。
そう、鬼寄せの術です。

能力を端的に言うと火闇の2色を必要とする代わりに手札の減らないフェアリー・ギフトです。
これを使うことでCRYMAXジャオウガを5マナで出すことができます。
この5マナという数値は火闇邪王門基い鬼寄せミッドレンジというアーキタイプでは召喚可能なマナ域であるためデッキ開発がはかどります。
他にも、疑似的な破壊体制やアタック時にガンヴィート・ブラスターもどきができたりなど単体性能が本当に高いカードだと思います。

CRYMAXジャオウガのカードデザインについて

ここまではCRYMAXジャオウガのカードとしての強さについて話してきましたがここからはカードを見て思ったカードの強さ以外の点について話していきます。


まずは7コストという点。ジャオウガはコロコロの付録でついてきたアバク&ジャオウガと大王ジャオウガと羅刹ジャオウガの特殊弾組を除き、すべて10コスト以上のクリーチャーでした。特殊弾組も5か6マナで7マナのジャオウガは前例がありません。
この異質さこそがジャオウガという存在の本質というとらえ方もできるかもしれません。

CRYMAXジャオウガという名前について

ぶっちゃけた話ここからが本題です。
私はこの名前をはじめ見たとき違和感を覚えました。
それはCRYMAXという冠詞についてです。
最終弾でクライマックスって名前を冠すること自体に違和感はないんですが
クライマックスのスペルって
CLIMAXなんですよ。
なぜわざわざCLIMAXではなくCRYMAXなのか気になってこの意味を考えました。
一つ目はデュエルマスターズのクリーチャーワールドでは何らかの理由でCLIMAXをCRYMAXと表記するルールが存在する
そう考えクライマックスを英語で書いてるカードを探していると見つかりました。
CLIMAX‐ARMOR!です。

こちらではクライマックスをCLIMAXと書いています。
なので暫定この理論はないと考えました。

では改めてCRYMAXという文字列をこのCLIMAX‐ARMOR!と見比べたとき、目につくのはCRYCLIでしょう。
そこで英語偏差値45の私の頭はCRYって涙ってニュアンスあったよなーという思考が回り始めました。
しかしあんなトゲトゲしまくったジャオウガが泣く姿なんて到底想像でき…たんですよね不思議なことに。
詳細は省きますが別冊コロコロコミックにて描かれたジャオウガの過去を見ている私は彼が涙を流していたシーンを知っていました。
ジャオウガは涙を流せるんですよ!
そう!つまりこのジャオウガは泣いている。
Q.E.D龍解完了


…というには少々粗が多すぎるので今からそれらしい証拠を並べていきます。
それを話すうえで確認するべき点はまずCRYMAXジャオウガが闇文明単色であるという事です。
実はジャオウガ実装当時からずっとコストこそ変われど火闇という文明は変わらずに実装されてきました。
しかしCRYMAXジャオウガは闇単色なんです。
20周年で歴史をテーマにしているデュエルマスターズにしては理由もなしにやるにはあまりにお粗末な気がします。
ならば何か理由があるのではないかと考えたとき、闇単色といえばモモキングがドキンダムの力を継承していた時闇文明のジョーカーズが生まれていたことを思い出しました。
闇属性のジョーカーズといえばアニメに出ていたうしおこまるやさびらびりんが思い出されます。

ん…?さびらびりん…?
点と点が線でつながる感覚を胸に闇ジョーカーズを調べました。

これとムカチャッカがヒットしました。
この時のジョー君はアニメで怒りや憎しみに支配されているといった印象があり、涙を流すシーンはあまり見られませんでした。(もちろん失ってしまった悲しみなどを感じていたような印象は受けられてはいたが)
しかし本質的に闇文明に悲しみという概念は存在したんです。
そしてさらにうしおこまるは火文明が混ざることで怒りを露わにしています。闇に火が混ざることで悲しみではなく、怒りの感情が増幅されることが可能性として出てきました。

思えば火闇のジャオウガはどこか顔から怒りや敵意のような雰囲気を感じるデザインでしたし(個人の見解)案外この火闇という文明は怒りを象徴する文明の組み合わせなのかもしれません。

以上から今まで怒っていたジャオウガが何らかの要因でその感情を悲しみの側面が強くなって闇単色となり、CRYMAXとなったのだろうという見解が私の考察です。

その要因はいくつか推察はできるのですがまだ考察に至るレベルの情報に巡り合えていないので今回は割愛します。真相は漫画か、背景ストーリーか、アニメか、あるいは公式YouTubeチャンネルデュエチューブで語られるかもしれませんし語られないかもしれません。真相は神のみぞ知る、という事で締めとしたいと思います。

もちろんここまでの話は全部考察です。
とある方の言葉を借りると「状況証拠のみを並べた推察」にすぎません。
なので鵜呑みにはせず、こんなことを考える変態もいるんだ可哀そうだな~くらいの認識でいていただけるとありがたいです。
ここまでかなり長くなってしまいましたがお付き合い頂きありがとうございました。
拙い考察ではありますが読んでいただいた皆様の心に少しでも響くものであったならそれ以上の喜びはありません。
この記事を読んでいただきありがとうございます。
AOCLOでした。


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