回復をまつ

先週学校がはじまってすぐに、学校関係でコロナ陽性が出た為に急遽息子がPCR検査をうけた。結果は陰性でとりあえず胸をなでおろしたのだけれど、結果の連絡を待つ間の緊張がまだ感覚を支配しているようで、家事をこなしたり本を読むことも中々できないでいる。

ニュースなどでも身近に迫っているという危機感を持っていたつもりだったけれど、いざとなるとこんなに狼狽えるのかと実感した週末だった。

2時間おきぐらいに家族の体温をはかり、家の中でも始終マスクをつけっぱなし。冷房をつけながら換気して、家族で触るドアノブなどの消毒や拭き掃除に明け暮れたこの数日。
息子は熱も咳もなくケロッとしており体力を持て余している。楽しみにしていた夏休み明けのサッカー練習も始まるところだったのに、結果がでるまでは外出できないので不機嫌だ。かわいそうだけれど仕方がない。

いつもならうるさくせっつく学校や公文の宿題も、大目に見ようと私からは何も言わずにいたら、本当に1ページも開こうとしなかった。
いいよ いいよ。窮屈だったもんね。
よっぽど嬉しかったのか、今朝は意気揚々と学校に出かけていった。

とりあえずはよかったけれど、罹患する可能性が差し迫っているという不安と緊張はなかなかぬぐえない。テレビや音の情報も今は受け取りたくない感じがして、今朝からクーラーの音だけを聞いている。

こういう時は、なにもしないで心の回復をはからないといけない。ソファに寝転んで、犬の匂いをかいでお腹をなでさせてもらう。

こういうのがちょうどいい。

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