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式神の城2の話をしよう。【ゲーム昔話】

Youtubeショート動画でマジでツマらない男の特徴:第1位「過去の栄光にすがる男」という投稿があったので、過去の栄光の話をしますね!

昔々(2003年)、「式神の城2」というSTGがありました。
最近(2023年)、Switchに移植されましたとさ。
式神の城2公式サイト (cosmomachia.co.jp)
ダイレクトマーケティング、完。

で、自分にとっては非常に思い入れのあるゲームでして。今日は発売当時の昔話をします。

それは、ちょうど東方紅魔郷が話題になって、STGをかじってた自分も虜になって、弾幕STGがアーケードを席巻し始めた時代。
東方妖々夢・ケツイと同じ年、カジュアルさをウリとしてアーケードで稼働したのが式神の城2でした。
まだSTGというジャンルは硬派寄りでアニメ調のキャラは少なかったし(虫姫さまもまだ発売してない)、弾幕系も珍しかったから「東方のパクリ」とか散々叩かれて、外野からは見てて楽しかったなーw

そしてシューターにとっては一番の話題として、当時ではSTG初と思われるインターネットランキングが行なわれました。もちろん参加しないわけにはいきません。
 ↓ もう集計結果見れないけど、当時の集計サイト
式神の城2 (alfasystem.net) 

この作品、とにかくプレイキャラが多かったので、スコア登録部門数も多かったんです。

画像の7キャラ+隠し1キャラに壱式・弐式があって計16タイプ

スコア登録部門数もタイプ数と同じく16部門! 誰にでもチャンスがある。
日々更新されるトップスコア。「なんでそんなに差が付くの?」と重ねられる研究。ランキングにゲーセン名が登録されるので、遠征するシューター陣が全国に出没。並行してインターネットで繰り広げられる情報戦。
自分もいかに井の中の蛙か思い知りつつも、最終集計まで累計10万円近く投入し続けて、小夜弐式 7位・53億台だったかなー。

ニコ動に上げたスコア稼ぎ動画も、まだ残ってますね。

自分のリアル友人やtwitterのフォロー・フォロワーさんは、大半は当時から始まったSTGブーム・自分のゲーセン通いでの交流のご縁で、かの"STG部"の名残です。
また真面目な話、「継続は力なり(意訳:続けていればスコアは伸びる)」「人間やってやれないことはない(意訳:どんな弾幕すら避けてしまう人外が存在する)」と身をもって体験でき、血肉となる人生経験でした。

当時、式神の城2の人気は凄いものがありました。
なんといってもキャラが魅力的。ガンパレードマーチのアルファシステムですから。全キャラ濃すぎる。
しかもボイス付きデモあり。2人協力プレイなら掛け合いまであり。ゲーセンに大音量で響き渡るアニメ声美麗ボイス!
明らかに普段STGやらんだろ、ゲーセン来ない層だろ、ってオタクがわんさか溢れました。
なので、プレイしてると後ろにギャラリーが付いてくれるんですよ。
自分が使ってた小夜弐式なんて、CV堀江由衣かつ珍しいキャラ(少なくとも自分の周りでやってる人見たこと無い)だったので、ワンコインクリアして席立とうとしたら20人くらい後方腕組みベガ立ちしてて、長いボイス付きエンディングもスキップできない空気で待つしかないし、20年経った今でも忘れられない思い出w
田舎な新潟のゲーセンですらそれだったから、秋葉Heyとかヤバかっただろうな…
そんな感じで、ゲーセンではSTGなのに珍しく順番待ちになるし、家庭用でもPS2・GC・PCへ移植された人気タイトルでした。

ゲーム内容は、弾幕STGというジャンルとはいえ、その中でも難易度は低め。
敵機・敵弾に近付くほど自機の攻撃力・スコアが上がる、T.B.S(テンションボーナスシステム)
https://shikigami2.cosmomachia.co.jp/system/
いわゆるカスリ(当時の有名どころではサイヴァリア・東方紅魔郷・妖々夢などでも採用)ですね。ハイリスク・ハイリターンな稼ぎが魅力
そしてキャラ数が多いので誰かしら自分に合うキャラがいるし、協力プレイもできるので敷居が低い。
switch版で小2息子と2人プレイしたら普通に盛り上がりました。

数年ぶりにプレイしたけど、全然今でも色褪せないし、STGかじってる人は手に取って損はしない作品と感じました。
せっかくのSwitch移植が盛り上がらなかったのは残念と思いつつ… 話題性が足りなすぎたのかね…

この作品についてはいくらでも昔話を語りたいので、皆さんの式神2思い出話があれば、ぜひコメント欄に記載ください!

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