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ジュエリーのこもごも話


お疲れ様です、あおです。
最近ジュエリーについての出会いや発見が多いのでまとめてみました。

スワロフスキーデビュー〜呪いからの脱却〜


自分の初めてのジュエリーデビューはスワロフスキーでした!!



実はこれ、自分で購入したのではなくて母からのプレゼントでした。

ある日、ふと何気なしに「予算2万なら出せるからあんたもネックレスとか欲しいと思わん?買うで?いいで?」と言われて、急なことに一瞬何のことか分からずに、はてなマークが頭の上に乱舞しました。

と同時に頭に浮かんだのがスワロフスキーのこのネックレスでした。


以前からずーっと「自分の理想のアクセサリーって何なんだろうな」とネットを徘徊しまくり、これだ!!!とブックマークしてたのがこれだったんです。好きな綺麗な青色で丸いシルエットも可愛くてかつ洗練されていて完全に自分の「好き」の形のネックレス。「いつか買えたらいいなーお値段も比較的手に届きやすいし…」と淡〜い夢を思い描いていました。

即答でした。「じゃあこれ!!これがいい!!」

早速心斎橋大丸のスワロフスキーの店舗に赴き、ディスプレイにお目当てのネックレスが鎮座しているのを見つけて、「これをお願いしたいんですけど」と店員さんに告げると、本命のシルバーとブルーのと色違いのピンクを出して頂きました。

色味的にはピンクの方が使いやすいかも…とか一瞬よぎったけど、本命の方があまりに可愛くてほぼ即決でした。実際つけてみて使いづらいと感じたことはないので全然問題なし!

帰り道に「いきなりプレゼントしたいとか言われてビックリしたんやけど」と言うと、母がポツリ。


「だってあんたにこういう風にちゃんと何かプレゼントしたことなかったやん」

ビックリした。過去に自分の呪いの話は書いているけど、まさか母がその事を気にしていたとは思いもしなかった。母にとっても‘‘呪い‘‘だったのかな、と思った。スワロフスキーのネックレスはお互いの解呪のアイテムになったのかもね。

mmm展〜社会見学の巻〜

mmm展が阪急にイベント出展されていたので行ってきました。弾丸すぎて茉莉華さんとはお会いは出来なかったけど、色々と学びが多かった。




実は自分、今まで指輪をつけたことがないと言っても過言ではない。
なので本当に知識ゼロからの社会見学という感じでした。

実際に自分の指を見たスタッフの方に「あ〜指が太いので多分ある分のサイズだとちょっと厳しいかも知れないです」と言われて、「やっぱり自分の指って太いんだな〜」とストンと腑に落ちた。知識が皆無すぎて自分の指輪のサイズ自体がどこに当てはまるか分からないレベルだけど、試着した感じだと13号からあたりのサイズになりそう。

あと指が太いのと節がゴツいので華奢なタイプのデザインよりは意外と大きな石のタイプがフィットして我ながら「おお〜…😳」と見入ってしまった。肌がピンク味強いタイプなので、ローズクォーツとかピンクトパーズ系の混じり気のないピンクの天然石のタイプがすごくよかった…。
コンプレックスまみれの自分の手が「美人」に見えた。
あと白色のタイプの天然石のほうもよさげだった。
(買えないのに写真撮るのは流石にあかんだろと思って何も控えることが出来なかったのが心残り)

ただ天然石の方はね、やっぱりお値段がね。大きいと尚更ね。
分かります、格段にリーズナブルなのは。
ただ自分に財力がないだけ😭
もし自分が実際に指輪をするとなると、多分サイズから調整してもらう必要があるし、そうするともっとお値段が行くな…と短時間の間で頭がパンクしてタイムアウト。

初めての指輪の世界は色々発見があって大変だった。スタッフの方にも丁寧に接客していただいたのに自分が知識ゼロすぎて、あとコミュ障爆発させまくって、もどかしくて申し訳なく…今度行く際はもっと知識をつけていきたい。


自分のコンプレックスの話


上の書き方でわかる通り、自分は手がコンプレックスです。どのくらいかと言うとあきやさんの提唱する「手を飾るワーク」が出来ないほどにはコンプレックスです。手の写真を撮る、撮られることに対してかなり抵抗感がある。

周囲を自分の好きなもので固めたとしても、自分の太くて節がゴツくて男ヅメな手が映ると萎えてしまう。

他の人の白魚のような、絵に描いたような「美人」の手と並ぶともうダメ。なんでこんな手なんだろう…ってなる。

今回あきやさんの二冊目の本を読んで、自分の課題は「手を飾るワーク」だな、と思った。
JJG一年目になるし、そろそろ目を逸らしてきたコンプレックスとも向き合う時間なのかも。

まずはハンドケアとハンドマッサージから意識してしよう。


ジュエリーは多分「恋」枠


自問自答ムーンプランナーのスペースを聞いていて、「手に入らない、片想いのように思い続ける時期も楽しむ」という言葉に衝撃を受けたんですが


自分にとってのこの「恋」枠というか、叶うか叶わないのかモダモダしつつ、でもその刺激も楽しむ枠ってもしかしたらジュエリーなのかも、と思いました。

心理的にも「自分はジュエリーが似合うタイプではないし…」とずっと思ってたし、イメコンの診断を受けた時もスペック的にはアクセサリーはしなくても支障はないタイプ、という結果だったので「やっぱり自分にはジュエリーは不必要な存在なんだな」という気持ちに裏付けが取れたような形になっていたので。
そんな感じだったから、正直JJGになってからアクセサリー自体を積極的に見るようになったところある。

「自分には関係のない世界」という意識から「自分もアクセスしてもいい世界」という意識にまず変わった段階です。

まあJJG一歳児なので先は長いよな!!!
自分の場合はまず世界を知るところからなんだと思う。

ジュエリーがおいそれと買えるような代物ではない事も実感したので、実際に手に入るかどうかはまだわかりませんが、新しい世界にアクセスする事自体を投げ出すことはしたくないなあ…(色々なコンプレックスに苛まれたとしても)というのは改めて痛感した。

コスチュームジュエリー展


京都文化博物館で開催されていたコスチュームジュエリー展に滑り込みで行ってきました!


ネックレスやブローチ、イヤリングといった宝飾品は、かつて高価な宝石や貴金属で作られ、権力や富の象徴として、特別に高い階級の男性が自身を飾り、妻や娘に身につけさせるものでした。
20世紀初頭に女性をコルセットから解放したことで知られるフランスのファッションデザイナー、ポール・ポワレは、自身の発表した全く新しいドレスを際立たせるため、高価な素材を用いないジュエリーを女性の服飾に取り入れた先駆者です。1920 年代には、かのシャネルが模造パールやガラス素材のジュエリーを手がけ、それらは社会進出を果たした女性たちから絶大な支持を得ました。これらのジュエリーはやがてアメリカで爆発的発展を遂げ、「コスチュームジュエリー」という名前を得て、個性的で斬新な様式美によって女性たちに、強い自信と、勇気と、輝きをそえてきました。

公式サイトより



ファインジュエリーとコスチュームジュエリーの違いはあきやさんが記事で書かれているけど、


コスチュームジュエリーは素材を限定しないジュエリー。1950年代ハリウッドの女優達が映画や舞台で身に着けた事からこう呼ばれるようになったそう。
コスチュームジュエリーは徹底的にデザイン至上主義。作りたいデザインがまずあって、そのデザインを実現するための素材を考える。

対するファインジュエリーは石ありき、素材ありき。宝石をいかに美しく見せるかが出発点。

職人の技術が伴えばデザイナーが作りたいものはなんでも作れる、それがコスチュームジュエリー。


ブローチなんかが割と顕著だけど本当に「全世界にある、あらゆる全てを<モチーフ>にしてジュエリーを作ることだってやろうと思えば出来る」のがコスチュームジュエリーの面白くて幅がとんでもなく広い所だな、と思う。


当時ハイブランドの”格式ある”ファインジュエリーという概念が薄かったアメリカでコスチュームジュエリーの人気が爆発した、という流れも「らしいな」と感じた。










図録もちゃっかり確保


自分が一番惹かれたのはシャネルの「メゾン・グリポア」のコレクション。
グリポアはジュエリーに疎い自分でも何となく知ってるくらいのド名門ジュエリーメーカーだと思うんですけど、実際に実物を見るとまさに「夢のような」コレクションだった。
特にこの「花のモチーフ」のネックレスに惹かれた。

画像は下記サイトから引用



メゾン・グリポアのアトリエの制作の特徴については下記記事を参照。

1920年代半ばから1969年まで、シャネルのために完璧なまでに美しい模造パールを開発。パート・ド・ヴェール・エナメル・ガラスと呼ばれる、ごく細い金属線の枠の中に溶けたガラスを流し込む技法を復活させ、デリケートな草花の作品でシャネルのコスチュームジュエリーを世界に知らしめた。


展示会のメゾン・グリポアの紹介のところに「自然派主義で草木の美しさを表現した」とあって、自分が惹かれた理由が分かった気がした。やっぱり自分は花や植物に惹かれるらしい。

ただこんな名門のアトリエも売却されるのだから、まさに「盛者必衰の理をあらわす」だなと思ったりもした。



こう記事にまとめてみると本当にジュエリーについては「入り口に入る段階」だな、と思う。どんな世界なんだ?と覗きに来た段階というか。
正直ガチ勢ではないので、自分のペースで登山しつつ世界を広げていきたいね。

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