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何というわけではないけれども美しいもの美しいもの美しいもの

朝から
こころがぐわんぐわんと揺れる。

それは?

目に見えて
手に取れて
美しいものはたくさんある

けど
わたしが思うに、
そこに込められている(秘められている)
目に見えないものが
美しさを輝かしているのではなないか。

あ、
でも、
その美しいものは
誰にでも見える、わかる様子でそこにあり
けれど、
みんながその美しさを同じように受け取るわけではないから
それは
美しさを映す何か、
受け取る何かがあるのだろう。

以前、親愛なる友人が
「美しさは目に宿る」(美しさを美しいと感じる目がある)と教えてくれた。
その言葉とともにしばらく生きてみたわたしは、
「美しさはどうやらこころに宿るのではなかろうか?」と
思った。
器、みたいな、受け取る何かが、
ひとそれぞれにあって、
そこにピタリとはまる何かを
ひとはいつも求め受け取っているのかもしれない。

ずっとずっと
パズルみたいなピースを探して、
見つけて
はめて
また次のピースを探して、
見つけて
はめて
そのひとになっていくのかな。
魂の記憶を集める、みたいな。

できあがったパズルは
当初思い描いていた絵ではないかもしれないけれども、
ひとの生きていく道って、
その脱線具合とか、
ちょっとしたアクシデントとか、
ひょんなことが起きてしまうこととか、
そういうことの方が、
あたまで思い描いた道ではなくて、
導かれていくおもしろさなのかもしれない。
あとは、こわがらないで、心配しないで、
そこに乗っかっていけるかどうか。
何があっても、思いがけないことでも、
全部がパズルのピースだって信頼できるかどうか、
おもしろがれるかどうかなのかも。

朝から何だか涙腺がゆるくて、
見るものすべてが美しい。
わたしちょっとおかしくなったみたい。
おかしいもの、まあ、よしか。




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