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味わい愛でること

「サラとソロモン」
エスター&ジェリー・ヒックス著
加藤三代子訳
が好きだ。


人生の中で、
ターニングポイントのきっかけとなる本をあげるとしたら、
この「サラとソロモン」も、
確実にその1冊に入ると思う。


3-4年前、
親愛なる友人ゴッドマザーから紹介されて
手に取った。

友人の生き方が
すごいスケールなのに、
さらりと美しくて、
その源となっている要素が詰まっているらしいこの本を
すぐに購入した。

読みやすくてわかりやすくて、
娘にも読み聞かせたら、
ふたりで夢中になった。
(全3巻ある)

その中で、
「味わい愛でる」という表現が出てくる。

目の前のこと、
起こるできごとに、

しあわせ〜
心地いい〜
気分がいい〜
ありがとう〜

それらが溢れていること、
そんな心持ちであること、いること、
それが、わたしの解釈の「味わい愛でる」。

あったかいお風呂に入って、
ほぉ〜と息をつくときや、
ただただ平穏さに心安らぐことなんかも
味わい愛でているときだと思う。

そんな「味わい愛でている」とき
ひとはみんな
万事良好の宇宙の流れにつながっている、
と、サラとソロモンでは伝えてくれている。


原作は英語だが、
何よりも、この日本語訳が素敵だと思う。
この本に出逢うまで、
「味わい愛でる」という表現は聞いたことがなかった。
ただ「愛でる」のではなくて、
それをしっかりと「味わう」。
その気持ちを、
自分の中でしっかりと感じること。
実感して、
体感して、
その上で、そのかけがえのない愛おしさを
またまた感じる。
大切なもの、
大好きなもの、
今ともにあるありがたさに、
喜びが広がる。
なんだか気持ちがうんと軽くなる。

最近なんだかこの、
「味わい愛でる」かんじが、
以前よりもしっくりと心に広がる体感があり、
「サラとソロモン」また読もうかな、
という気持ちになった。


わたしの中の「味わい愛でる」を
より深めて広めてみようっと。




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