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ネイティブアメリカンの人生観に導かれて

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#わたしがわたしとつながる

ニーバーの祈り

ニーバーの祈りをご存知だろうか? わたしが初めて、この祈りのことばを耳にしたのは、 サウスダコタ州にある、シャイアンリバーリザベーションでのことだった。 そこは、ネイティブアメリカン、ラコタ族の居留区だった。 数々の運命のいたずらとご縁と天の采配のもと、 生まれて初めてその地を訪れたわたしは、 やはり生まれて初めて「スェットロッジセレモニー」と呼ばれる、 子宮回帰、生まれ変わりの儀式に参加した。 その儀式の中で、参加者から出る数々の祈りのひとつに、 このニーバーの祈りが

9才が語る②「こころのとびら」と信頼のはなし

「パパは、ぽーんって開くと思う。  今はたくさん寝て、夢の国で学んでいるの。  今はまだ、こころのとびらは閉じているけれど、  ぽーんって開くよ。  ママはじんわり。  今これくらい。  あともう少しで、いっぱいに開く。」 9才娘の言葉。 確かに、夫はとてもよく寝ている。 大天使さんから言葉をもらってからの彼女は、 ここ最近ずっと「こころのとびら」が大きなテーマのようで、 常々よく話してくれる。 「ママにいいこと教えてあげる。  こころのとびらを開いていないと何もはじ

Profile

たかはたあきこ 1979年1月18日生まれ。山羊座。 5才くらいの時、横断歩道を渡っていたら、車にはねられる。 頭を打って痛かったのだけれども、動揺激しい母と、 とんちんかんな質問をたくさんする看護師さんを前に、 頭が痛いと言ったら大変なことになると思って言えなかった。 そんな少し冷めた外からの視点を持つ子どもらしくない子ども時代を過ごす。 母方のおばあちゃんは第六感が敏感なひとだった。 手相や人相にも詳しくて、昔ながらの智慧を携えていた。 そんなおばあちゃんが大好きだ