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ネイティブアメリカンの人生観に導かれて

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#腸美人ロミロミ

ずっとつづく旅。うちがわを観ること。

いまから14年前。 ネイティブアメリカンの儀式、 ハンブレチア(ヴィジョンクエスト)に初めて参加した。 そしてその数ヶ月後に、 スピリットと、関わってくれたすべての人たちへの 感謝の儀式、感謝の会が行われた。 そのときのセレモニーマスター(メディスンマン)が スピリットのことばを伝えてくれた。 それを書き留めたメモが手元に残っていて、 いつも本棚の奥の方にしまいこまれている。 それをふと今朝、開いてみる気持ちになった。 一部抜粋。 大地にFlagをつけると雷が轟き、雨

9才が語る②「こころのとびら」と信頼のはなし

「パパは、ぽーんって開くと思う。  今はたくさん寝て、夢の国で学んでいるの。  今はまだ、こころのとびらは閉じているけれど、  ぽーんって開くよ。  ママはじんわり。  今これくらい。  あともう少しで、いっぱいに開く。」 9才娘の言葉。 確かに、夫はとてもよく寝ている。 大天使さんから言葉をもらってからの彼女は、 ここ最近ずっと「こころのとびら」が大きなテーマのようで、 常々よく話してくれる。 「ママにいいこと教えてあげる。  こころのとびらを開いていないと何もはじ

学び名のはなし

あるひとつのネイティブアメリカンの文化・叡知のなかで、 学び名、というものがある。 子どもが3つの冬を越したときに、 一族のなかでも、その子どもが学びとするひとびとがつける。 ひとりひとりはユニークだ。 ひとりひとりはユニークな学び方をもっている。 学び名をつけるだけのユニークさをその子どもがもったとき、 名づける。 わたしはずーっと前に、 日本で、学び名をつけてもらったことがある。 「ナマケモノの声をきく少女」 それが、そのときにもらった学び名。 経緯や込められたあれこ