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ネイティブアメリカンの人生観に導かれて

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#ビジョンクエスト

ずっとつづく旅。うちがわを観ること。

いまから14年前。 ネイティブアメリカンの儀式、 ハンブレチア(ヴィジョンクエスト)に初めて参加した。 そしてその数ヶ月後に、 スピリットと、関わってくれたすべての人たちへの 感謝の儀式、感謝の会が行われた。 そのときのセレモニーマスター(メディスンマン)が スピリットのことばを伝えてくれた。 それを書き留めたメモが手元に残っていて、 いつも本棚の奥の方にしまいこまれている。 それをふと今朝、開いてみる気持ちになった。 一部抜粋。 大地にFlagをつけると雷が轟き、雨

ヴィジョンクエスト ②

初めてヴィジョンクエストに参加した翌年。 2度目を迎えた。 ネイティブアメリカンは4という巡りを大切にしている。 北東南西 冬春夏秋 ヴィジョンクエストも、4回、4年という巡りが一応ある。 4回参加しよう、と最初に決めたわけではなかったけれども、 ひとまず2年目もやってきた。 1年目があまりに強烈だったから、 熱が冷めないまま、1年経った、という方が近いかもしれない。 まずはベースキャンプとなる場所に到着して、車から降りたら、 上からどんぐりが一粒、あたまにばちんっと

ヴィジョンクエスト

まだ今より若かったとき。 まだ結婚していなくて、 まだ娘も授かっていなかったとき。 求めるがままに、 ネイティブアメリカンの儀式のひとつ、 自分のヴィジョン、生きる目的、ミッションを求める儀式、 ヴィジョンクエストに参加した。 日本の山奥で。 ラコタ語で「ハンブレチア」というその儀式は、 泣いて乞う、という意味がある。 泣くことは魂とつながること。 昼間から、自分とつながるワークをいろいろやって、 すでに意識が半分以上あっちな夢見なかんじで、 日が暮れて、 身を清め