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マウスホイールボタンのズーム倍率を変更するには(ZOOMFACTOR)

マウスホイールのころころ具合の話です。


作業効率を向上させる設定は、知っていた方がいいですよ!
図面で大きな図形(建築・土木など)や精密な図形を描く時のマウスホイールボタンを回転した時のズーム倍率を変更できる方法があります。

システム変数 ZOOMFACTORでコントロール

<システム変数とは?>
AutoCADをコントロールする特別なシステム変数とは、コマンドの動作や操作の規定値など、AutoCADの設定を自在にコントロールする特別な変数のこと。 AutoCADの各設定に対してさまざまなシステム変数が用意されており、値を書き換えることで対応する設定を変更できます。

<システム変数 ZOOMFACTOR>を変更してみましょう!

「Z」と入力すると、オートコンプリート機能で
画面上に表示されるメニューから
[ ZOOMFACTOR ]をクリック

ズーム倍率は初期設定値で[60]となっている。
数値を20に変更して、ZOOM倍率を滑らかに変更しましょう。

20と入力して[Enter]

マウスホイールをころころして、確認してみましょう!

快適に製図作業をするなら「3」~「100」までの数値を適切に入力して、ホイールボタンの設定値を変更しましょう!
大きな図形を描くときは設定値(動画のように100)を大きくし、精密な図形を描くときは設定値を小さくして調整しましょう!
これで、長時間のZOOM操作がチョッと楽になります。

動画を見てみましょう!