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002:映画『8年越しの花嫁』から見る、意志の貫き方

どうも、あおはるです。

最近、iPadとPrimeVideoという武器を手に入れてしまい、映画三昧の日々です(笑)

今回見たのは、『8年越しの花嫁』という映画です。

共済のお仕事関係で教えていただいた映画で、気にはなっていたのですがテーマがヘビーなので見るのは気後れしていました。が、PrimeVideoで発見したので見ることに。

iPadにダウンロードして外で見たのですが、いやぁ、スタバで大号泣してしまいました(笑)見る場所、間違えた(・・;)ww

見始めたときの正直な感想は、内容がヘビー過ぎてこういう映画苦手だな・・・と思ったのですが、最後まで見るとめちゃくちゃいい話でした。

■■ あらすじ ■■
結婚式を3か月後に控えていた尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)。しかし、麻衣が病を発症して昏睡状態になってしまう。尚志は、麻衣の両親からほかの女性を探すように諭されるが、彼女のそばから離れようとせずに回復するのを待ち続ける。その後目を覚ました麻衣は、記憶障害に陥って尚志が誰なのかわからない状態になっていた。ショックに打ちひしがれながらも、毎日のように彼女を訪ねる尚志だが……。

いやぁ、ほんとに、すごく思うところがありました。自分の生き方見直したくなりました。


この映画を見て、感じたことは、

「命の時間を何に使うかは自由だ」

ということ。


人生の中で何を大切にして生きるかは自由で、自分の大切にしたいと決めたものに時間を使い、大切にしたいものを大切にする、そんな意志の貫き方を学ぶことができました。

あおはる切り口で感じたことを分析してみたいと思います。

病気を持つ方には配慮のない発言があるかもしれないので、さきにお断りしておきます。また、映画のネタバレを含むので、ご注意ください!


1.損得勘定を抜け出して「やりたいこと」に正直に生きられるか?

最初に見た感想は、意識の戻らない恋人を待ち続ける、というのは映画としては美しいけど、うーん。実際のところ、そんなことできるの?ということです(笑)

意識を失って倒れたきり、目を覚まさないの彼女のところに片道2時間かけて病院に通う、ということ。

目を覚ますか分からない、覚ましたとしてもこれまでと同じように戻れる可能性は限りなく低い状況にもかかわらず、他に時間を使わずにそれだけ考えて、時間と思考を使うということ

もし、現実それが起こったとしたら、時間を無駄にしているようで、私には無理だなというのが最初の感想でした。


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もちろん、一番大切なのは、大切な人のそばにいること。

でも、現実問題として、仕事のこと、お金のこと、将来の結婚のこと、子どものことなど、生きている人間にはいろんなことが問題としてでてきます。

大切なことをただ大切にして生きられてる人って、いないんじゃないかな。妥協しながら生きているところが多いんじゃないかなと思うんです。

妥協なく、ただ一途に支え続けているところがまぶしかったです(笑)


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大前提として、やりたいことをやりたいままにやれる、それに命の時間を使えるというのはとても幸せなことだと思います。

周りで支える家族が自己犠牲の精神で関わると、全体的に人間関係がギスギスして、悲壮感が漂います。それがなかったのが清々しさを感じさせたところかなと思います。

それを特に感じたのが、彼女が目を覚まさなくても、目を覚まして反応がなくても、目を覚ました彼女に自分の記憶がなくても、彼女が傷つかないようにたんたんと受け入れる、ということ。

彼女に費やした時間や労力やお金を考えると、こんなに愛してるのに、少しくらい愛してくれよ!と何か見返りを求めたくなりそうなものです。忘れられても静かに受け止める、これが愛というものなのか・・・と思いました。

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ギブ&テイクではなく、ギブし続けられるのは、ただただ、やりたいから。すごい愛だ・・・と。

やりたいことに正直に、一途に生きるということは、ある意味、究極の自己満足なのかもしれないですね。


書きながら、思いだし泣きしそうになるー(´;ω;`)ww


2.その行動が「周りの人たちの勇気」になるか?ということ

映画の中で、すごく印象的な言葉がありました。

麻衣さんのお母さんの「ひさしくんは、麻衣が寝ている間に家族になったのよ。順番は違うけど。」という言葉。


なぜ、印象的だったかというと、映画の途中で、「あなたは家族じゃないんだから、もう病院には来ないでくれ。ひさしくんを見ていると正直つらい」と言われていたからです。

目を覚ますかわからない娘のために、未来ある若者が将来を棒に振るかもしれない、と思うと親としては申し訳ない気持ちでいっぱいになるのは想像できます。

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が、それを面と向かって言われちゃうと、まあつらいですよね。それでも諦めず、ひさしは麻衣の看病のために病院に通い続けました。

結果、法律的な手続きよりも先に家族になったんですね。

「あなたを見ているとつらい」と言われていた麻衣のお母さんから、最後には、「ありがとね。」と感謝の言葉をもらっていました。

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自分の意思を貫くには自己中心的なわがままな思いだけでは、長くは続きません。自分の行動が周りの勇気になって、力になる、そんな行動であれば、周囲から応援されるんじゃないかと。

長期間にわたって、意志を貫くには、周囲の理解や応援が不可欠です。やりたいことだけやって、周りから応援されなければつらいですからね。

それにしても、断られても懸命に通い続ける姿勢には、心打たれます。究極の自己満足の行動が、誰かの勇気になること、まわりから感謝される存在になること。

家族だけでなく、職場の人たちからも、応援され、祝福を受けて8年という長い時間を超すことができたんだろうな、と感じました。


3.大切なことに時間を割ける「経済力」があるか?ということ

映画の中では純愛に軸足がおかれていたので、ほとんどお金の話は出てきませんでした。

が、実際は8年間入院し続けると大金がかかると思います。それこそ、実家を売ったりするレベルでお金がかかるはずです。

また、映画の中で、毎年結婚式場を丸一日おさえていて、延期して、という描写が出てきていました。クライマックスの感動的な場面だったのですが、これ、実際にやるといくらかかるんだ?!と計算すると戦々恐々です(笑)

お父さんが役所勤めの公務員だったので、収入は安定していたのかもしれませんが、もし、実際こんな場面に直面したら、きれいごとだけでは済まされないこともでてくるはず。

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私も、健康に関してはあまり興味がなく、対策をしてなさすぎて、こういう映画をみると、ヒヤリとします。

最近、お仕事関係で、「保険は出ない」って話や「入退院の繰り返し」「長期入院」の話を身近に聞く機会が増えました。

自分自身が大病を患ったことがないため、正直、あまりリアリティを持ててはいませんでしたが、、、

ただ、もし自分がこういう状態になったら、それ以上に自分の大切な人がこういう状態になったら、心行くまで治療を受けさせてあげたいと思います。

実際に何かが起こる前にできる限りの備えはしておきたいなと思います。

お金では幸せは買えないけど、お金があれば不幸の80%は回避できる。

お金で回避できる不幸は回避して、残りのお金ではどうしようもない20%のために、自分の時間や労力を使える、そんな余裕のある人生を送りたいなと改めて思いました。

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8年越しの花嫁、全編を通じて感じたのが、
「命の時間を何に使うかは自由だ」ということ。

命の時間を削って何に費すかは、自分で決める、ということ。そういう生き方を自分で選択できる生き方をしていきたいと思います。

というわけで、意志を貫く方法は、

1.損得勘定を抜け出して「やりたいこと」に正直に生きられるか?
2.その行動が「周りの人たちの勇気」になるか?
3.大切なことに時間を割ける「経済力」があるか?

でした。人生の中に、ひとつでも取り入れられることがあれば嬉しいです。


いやぁ、それにしても、この映画が実話をもとにしてるとは、ほんとに、旦那さんかっこ良すぎるな!というのが一番の感想ですが(笑)


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