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趣味で自己肯定感を得たい

人生幸せに過ごしたい。
というか、不幸せだと思いながら過ごしたくない。

何が幸せ・不幸せかは人それぞれ。

私は孤独だと感じるのが怖い。

いまは未婚の友達も多いし、親もいるので特に不自由はない。
でも怖いのが、周りの友達がみんな結婚してしまい、親も死んでしまった時。
その時孤独を感じない自信がない。

じゃあ今後も未婚のまま生きていくとして(例えすごい縁があって結婚したとしても)、孤独を感じないためにどうしたらいいのか、考えてみた。

そもそも“結婚して家族を作って所属欲求を満たす”とか“友達と一緒に遊んで暮らす”とか、他者を幸せの軸にするとうまくいかないと思う。
結婚できるかもわからないし、結婚したからといってずっと幸せに感じられるくらい仲が良く暮らせるかもわからない。
友達には友達の人生があるので「私の幸せのためにずっとそばにいて!」とも言えない。

かといって仕事に生きがいを感じるほど仕事に力も入れていない。

じゃあ私がなにに比重を置いて生きているかというと、やっぱり趣味。

趣味に生きがいを感じて生きていたい。

実際、2021年あたりハイキューに狂ったようにハマっていた時は、起きている間ずっとハイキューのことを考え、周りと自分を比較することなんてなかったし「最高に幸せ!!一生このまま生きていたい!!」と思っていた。

恋愛・結婚じゃなくても、仕事じゃなくても生きがいは感じられる。
それがあれば孤独も感じないはず。
たとえ孤独を感じることがあっても「私には趣味があるし」と思えるようになる。


私が今時点で打ち込んでいる趣味ははんことゲーム。

でもなんとなくそれに時間を費やしているだけでは後から「なにも残らなかったな」となる可能性もあると考えた。
時間の大半をそれに費やしたのに「なにやってたんだろう自分」とならないためにどうしたらいいのか。


そこで私がだした答えが「適度に目標を立て、それを達成することで自分に達成感と自己肯定感を与えてあげる」ということだった。

例えばマイクラなんて自由度の高いゲームでは、ただなんとなくサバイバルをやっていろんなことをやるけど途中で飽きて中途半端に終わってしまったら、後から考えたときに「あの時はマイクラよくやってたな…でもなにも成し遂げていないな」で終わると思う。
でも「この島に一つの大きな街を作る」だとか「全進捗達成する」とか「エンドラRTA1時間切り」とか何か目標を作り、それを達成できたら「あの時目標に向かって頑張ってたな。達成できた時気持ちよかったなあ」とか思えるんじゃないだろうか。

(もちろん前者のような遊び方を否定するわけではない。
現には私はマイクラで直径100の穴を露天掘りするというプロジェクトを途中で放棄しているし、拠点の開拓も中途半端。
所詮は趣味だし、遊び方は自由です。)


もうひとつの趣味のはんこにおいて。

私のはんこは彫ったからといってなにかになるわけではない。
売るわけでも、誰かにあげるわけでも、日常で使うわけでもない。
ほとんどのはんこは彫った後引き出しの中にしまわれている。たまに引っ張り出してニヤニヤする程度。

すごく大変な図案で彫っただけで「やりきったなあ!頑張ったなぁ!」と思い出すだけで嬉しくなるはんこもある。
だけど私が「やってきてよかった!」と思えた経験は他にもある。

2021年にハイキューにハマった時、私は推しの赤葦をとにかく彫った。
赤葦が出てくるシーンを何度も何度も読んでいいなと思うシーンを片っ端から彫った。
周りのみんながブームの作品のはんこを彫っている中でも変わらず赤葦を彫り続けた。

たくさん彫っているうちに、はんこだけで赤葦のバレー人生のストーリーがある程度わかるくらいになった。

その大量に彫りためたはんこで、去年の赤葦の誕生日の記念にMADのようなものを作った。
MADが大好きな私はいつかそのようなもの作りたいなあと当初から思っていたので、やっと達成できた時はすごくすごく嬉しかった。

めんどくさくても、下手くそでも、他に使いようがなくても、一生懸命彫ってきてよかったと思えた。辞めずに続けてきてよかったと思えた。

こういった経験をたくさん積み重ねていきたい。


趣味であるゲームやはんこで目標を立てそれを達成することで
「ここまでやった!」という達成感と、
「自分はこれだけやることができる人間なんだ」という自己肯定感を与えてあげる。

達成感や自己肯定感があると日々の趣味にかける時間はより楽しいものになるだろうし、たとえ人生で孤独を感じることがあっても「でも私には楽しめる趣味があるし…」と自分を慰めてあげることができるだろう。

これが、人生を幸せに生きるための今私が思いつく方法だった。

どうかこれでずっと楽しく生きることができたらいいのだけれど………。


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