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コード進行について学ぼう!(第2回)

あおむんです。

唐突に始まった『コード進行について(一緒に)学ぼう!」シリーズ。
前回は第1回の『コード進行の基礎』を書きました。

極力余計なものは省いてみたのですが、伝わりました?
今日は第2回、『メジャーキーとマイナーキー』についてです。


第2回:メジャーキーとマイナーキーの違い

メジャーキーとマイナーキーとは?

そもそも『キー』ってなんぞや?ですよね。
音楽において、『キー』とは、曲全体の基調となる音の集合体を指します。
キーはメジャーキーマイナーキーの2種類があり、メジャーキーは明るく、ポジティブな感じで、マイナーキーは暗く、感傷的な雰囲気になります。

メジャーキーの基本構造

メジャーキーは、特定の音階を基に構成されます。例えば、最も一般的なCメジャースケール(ドレミファソラシド)を例にとると、構成音は『C, D, E, F, G, A, B, C』になります。

メジャーキーのコード進行は、この音階の音を基に作られます。
前回お話しした、基本的なI-IV-Vのコード進行ですが、それぞれのコードの構成音はCメジャーキーだとこんな感じです。

  • I:Cメジャー (C, E, G)

  • IV:Fメジャー (F, A, C)

  • V:Gメジャー (G, B, D)

マイナーキーの基本構造

続いてマイナーキーです。
マイナーキーも特定の音階を基に構成されます。A(ラ)を基調としたAマイナースケール(ラシドレミファソラ)を例にとると、構成音は『A, B, C, D, E, F, G, A』になります。

マイナーキーのコード進行は、この音階の音を基に作られます。基本的なマイナーキーのコードには、i、iv、vなどがあります。
マイナーキーのコードはメジャーキーと区別するために小文字で表記されます。

  • i:Aマイナー (A, C, E)

  • iv:Dマイナー (D, F, A)

  • v:Eマイナー (E, G, B)

メジャーキーとマイナーキーの違い

メジャーキーとマイナーキーの主な違いは、音階の構成と、それによって生じる和音の質です。
メジャーキーは全音階が明るく、元気な感じなのに対して、マイナーキーは半音階が多く含まれ、感情的で落ち着いた感じになります。

って、テキストで書かれても感情なんて伝わりませんよね(笑)
動画、ご用意しました!

CメジャーキーのⅠ-Ⅳ-Ⅴ、C(Ⅰ)→F(Ⅳ)→G(Ⅴ)→C(Ⅰ)の順で鳴っています。

続いて、Aマイナーキーのⅰ-ⅳ-ⅴ、A(ⅰ)→D(ⅳ)→E(ⅴ)→A(ⅰ)の順で鳴っています。

「確かにメジャーは明るくて、マイナーは暗い感じがするなぁ〜」っていうのを掴んでいただければと思います!
今後曲を聴くときに「あ、これはメジャーキーかな?ちょっと暗い感じがするからマイナーキーかな?」ってちょっと考えてみるのも面白いと思います!

今回のまとめ

今日はメジャーキーとマイナーキーの基本構造とその違いについて書きました。ちょっとアカデミックな感じになってしまって難しかったでしょうか?
でもシンプルに「メジャーキーは明るい!、マイナーキーは暗い!」って覚えるだけで大丈夫です!

次回の第3回はコードの基本的な種類と役割(使われ方)について考えていきたいと思います。

ではまた!


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