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「均したい」という欲求

あれから少しずつ体癖6種について知っていきました。
結論からいうと、今かなり幸せです。

名前が与えられて、許されたような。
たぶん自分が「ギフテッド」と思って、ずっと表現したかったもの。
6種が答えてくれていると思います。

「ギフテッド」を初めて知ったときの「これだ!」という感覚よりさらに強く「これだったんだ…」と。

私は高知能ではないし
倫理観もそれほど高いと思わないし
何か、自分の探求しているものがズレているような感じがしていたんですね。

そして出会った6種。
ギフテッドだけでは説明しきれず、自分の中で対処に困っていたことがある。

大きなこと言うのに行動力がない
二面性がある
怠け癖がある
放浪癖、飽き性
理想主義に走りすぎる(≒破滅型)
偏見もないが、モラルもない
異性といるほうが気が楽
根本的にどうにも相性の悪い人がいる

このあたり↑を明確に言語化してくれて
楽になったんですよね。

一人の人間として、いろんな面がある。
好きなところも、受け入れがたいところも。
美化するでも嫌悪するでもなく
自分の個性と向き合っていきたい。

それが「生きやすさ」じゃないかなって
今は、そんな気持ちでいるのです。


6種の有名人にカール・マルクスがいるのもけっこう衝撃的でした。

哲学者たちは、世界をさまざまに解釈しただけである。肝要なのは、世界を変えることだ。

カール・マルクス


大学生のころに図書館で『資本論』を見つけて、なぜか「この本を読まなければいけない」って思ったんです。資本主義を克服する方法を考えていた人がいたんだと感動したから。

なぜこんなことを考えついたの?
なぜこれでいけると思ったの?
なぜマルクスが考えたようにいかなかったの?
勉強ができる人たちはなぜこういうものに傾倒するの?
ってことをずっと考えていた。

自分なりに本を読んで、なんとなくこういうことだったのかも?と理解した。
こういう考え方に傾倒しやすい人たちがどの時代にも一定数いる。「革命家」って人たち。

でも、何か見落としている感じがする。これは絶対私もやりがちなことなんだ。なんだろう?って考えた。最近、少しずつわかってきた。

「人と人の心の営みの層」とでもいうのか。機微のようなものを、物理や数学で考えると見落とすんじゃないかな。

基本的に「均したい」って欲求が強いのだろう。
これが倫理観が高いと言われる理由といえばそうなのかもしれない。でも、本人にはあまり自覚がない。

このあたりはこれからの課題ということで少しずつ考えていけたらいいなと思います。

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