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No.12 鑑賞のきろく 2024年3月


どうも、れいぽんです。
今回も行きます。鑑賞メモ。
(どうしよう。3月忙しすぎて全然鑑賞できないかもしれない……)

テラヤマキャバレー


ああもう最高。
休憩時間ですら、もう楽しくて、ワクワクしたのははじめてです。
実在した劇作家の寺山修司さんを香取慎吾くんが演じると聞いて、発表に慄いたんですけど、いや、これでよかった。
演劇をやっていて、寺山さんの作品に触れてきていない僕が考察なんて烏滸がましいので、誰かが勝手にやってくれると信じて感想をぽろぽろ認めます。
(演劇よりもお笑いばっか見てたんです……)

死と寺山修司は、消しゴムと鉛筆の関係なのいいなぁ。
死は言葉をも消そうとするけど、その言葉に乗せられた感情や情緒までは持っていけない。確かに。本当だ。
寺山修司は鉛筆で言葉を書き続ける。言葉の質量までも超越して。
消したところで、消しゴムは消しカスが生まれるんでね。死にもなんらかの副産物はあるはずなんですよね。
そのひとつが、この『テラヤマキャバレー』な訳で。

慎吾くんが感情を爆発させる振れ幅というか、叫んでる役似合うなぁ。嗚咽させたい。
超コミカルな場面も呼吸乱れぬままお送りしてる感じが、このカンパニーの良さというかなんというか。
冒頭にも書いたんですが、休憩時間。客電がついてアナウンスが会った瞬間「はぁ〜〜おもろぉ〜〜」ってなったの初めてかもしれない。嘘だったらごめんなさい。それぐらい良かった。

とにかく瓶コーラが飲みたくなったでやんす。
物販が割と売り切れてる舞台が珍しくて、すげーーってなってた。


落下の解剖学

初めて、フランス映画を映画館で見ました。
心の友、しーちゃんに教えてもらったんです。
見終わった時に、鑑賞した方の考察や感想を見ました。みんなどう思ったんだろう???とはちゃめちゃに気になったからです。

事実

  • 主人公(小説家/翻訳家)の夫(小説家)が家の側で、血を流して倒れている(死亡)。

  • 主人公は、不貞行為をしていた過去がある。夫が倒れる直近は、学生が取材に来ていた。

  • 夫が倒れる際、屋根裏(?)では大音量に音楽が流れていた。

  • 主人公の息子(視覚障害を持つ)が犬の散歩の帰りに、倒れている父を発見する。

事故か他殺か自殺か。
物的証拠が少ない中、次々に顕になっていく人の心理の解剖学。
夫が死んだ。この事実は、捉えようにはどうとでもできる。
捉えようには、真実を捻じ曲げることだってできる。
裁判パート長めですが、軸はそこ。
検察側、弁護側。お互いの主張もとてもしっくりくるものばかりで、何を信じたらいいのか息子はかなり苦悩していましたね。
仮説ばかりで、どれも真実とは限らない。
新しいジャンルなような気がして、個人的には好み。
ただ、主人公には感情移入できなかったなぁ〜〜なんなんだよおまえぇぇ〜〜
言いたいことも分かるが、夫婦の歩み寄らなさったらない。いや、実際の家庭あるあるな気がします。
パートナーには敬意を持って接したいですね。俺が俺がじゃなくて。

あと単純に、皆さんの英語が超聞き取りやすい。
言いたいニュアンスとかも感じ取れて、ちょっと嬉しかった。
全部忘れたと思ってたんですが、英語パート楽しくなっちゃってました。


DVD&Blu-ray発売記念「bananaman live O」
トーク&上映 Special Event

まさか当たるなんて。
今年は一体なんなんだ。
その前に。

行ってきました。なんなんだほんとに今年は。
ボーナスはバナナマンのためにあるのかもしれません。

みんなで『O』を鑑賞したの本当によかった。
回廊とデコイでも思ったけど、ライブをでけースクリーンでみんなで笑って観る楽しすぎるんです。
お隣さんと笑いを共有する場ってライブ以外に、この形しかないと思うんですよね。
新しい興行の形として定着して欲しいなぁ。

上演中、おふたりは楽屋にいたのかな?
日村さん曰く「ちゃんと笑ってもらえてるの心配」とのこと。
ライブの上映なので、ライブに入った笑い声なのか、生の笑い声なのかわからなくて不安になっていた様子。
大丈夫。面白いものは何回見ても面白いんです。
僕もゲラゲラ笑っちゃった。
展開も全て分かってるから、くるぞくるぞの笑いを我慢するの必死だったんです。ジェットコースターみたいですね。
上映終わったぐらいに、おふたりはポップアップストアに寄っていたみたいですね。
設楽さんは日村ゾンビTシャツでしたね。似合うなぁ。なんでこの場で日村さん着ちゃうかなぁ。いいなぁ…
設楽さん「バ帽がいっぱいいる」
いますよ。隣で売ってんだから。
ライブ中も武道館みたいに、オサムクラブになってるんじゃないですか?知らんけど。行ったことないからさぁ。

ほんでほんで、バナナマンってやっぱ距離感バグってました。
50歳を超える成人男性が、揃っていちゃいちゃしてた……
さまぁ〜ずさんの言う「知らないおっさんより、知ってるおっさん」の強化版でした。
一生隣で笑い合っててくれ。切実に。(ただただ長生きしてくれ…)

全部をレポしたいのはやまやまなのですが、裸眼で捉えたバナナマンのいちゃつきように、ほぼ記憶がありません。
あ、冒頭でイニシャルシリーズの話をしている時に、日村のSって言ってた気がする。
設楽さんによるセミナー(?!)で、稽古中の写真を見せてくれましたね。
『O』を生で見てくれた人〜のアンケートを取る設楽さん。
いや、あのね、設楽さん。ただでさえバナナマン観に行きたくても争奪戦な上、このイベントすらとんでも倍率抽選なんですってばもう!!!!!!!!
(だから、今回のストアかなりの数のグッズ用意してくれて大感謝でございますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

前貼りなんかせずに挑みたいところはやまやまな日村さんが、前貼りを極力小さくして挑む姿(割と生々しい写真)。
ライブ前の日村さんの異変について。パンパンに腫れた、金玉がぼろんっ。(動くのも笑うのも激痛が走り、ライブ中止しかけた)
食べない宣言をしてものの3分後に、しれっと牛丼を注文する日村さん。
バナナムーンで言ってた話の深掘りとても楽しかったなぁ。

途中でオークラさん参加。
黒黒バ帽でしたね。
オークラさんの帽子を取ってから、頭髪を気にしてそっと元に戻す設楽さん。
フリップを持つかマイクを持つか、わたわたしてたオークラさん。
大変そうだから手伝うよと申し出た設楽さんに、マイクを渡して返却されるオークラさん。
日村さんにマイクが渡り、設楽さんと日村さんからマイクを向けられ記者会見になるオークラさん。
マイクを剥奪され「地声でやれば?このキャパならいけるでしょ」と進言されるも、声が通らないとマイクを返してもらうオークラさん。
オークラさんの文字が全て映像に流れるので、度々フリップ捲り事故勃発(最後は白紙と言うトラブルも)。
全部よかった。

今回のライブの解説をしてくれました。
解析と言語化がお上手すぎて、ずっと首を縦に振ってた。
さすが天才作家。
ここらへんの話は覚えてれば、真剣に語りたいです。
バカルディ(現さまぁ〜ず)、ウンナン、ここらの話題もちらっと出たんでね。

ここに書いてることそのままと言っておりましたね。
また体力と根気がある時にでもnoteに認めたいです。
「悟志(東京03)がバナナマンのことになると熱くなる」
「大ファンなんだよ」
言ってましたよ〜飯塚さーーーん!!!

オークラ「本人から言うとね、恥ずかしがるから…」
と言ってたけど、設楽さんもぐいぐい参加してました。
それもこれも、オークラさんあっての功績でございます。感謝感謝。

サインポスターが当たるドキドキの抽選会へ。
金ピカの抽選箱から漏れ出る抽選券。
設楽「日村さんこういう時、よく漏らすから」
と言いつつ、設楽さんも漏れてた。
地べたで抽選しかけて、抽選箱の底を押さえながら仕切り直せましたね。
抽選箱の口に手首が引っかかってる設楽さんが個人的にツボ。
あ、赤えんぴつの映像化もやっぱり考えてくれていて嬉しかった。
あとはお笑いナタリーが、より詳細なレポを飛ばしてくれることでしょう。

ああ〜〜今日はなんだか気分がいいやぁ〜〜!!!!!!!!!
歌でも歌いたいところですが、ここは新幹線。
思いを馳せながら綴った興奮が、少しでも伝われば幸いです。

来月に続く!!

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