マガジンのカバー画像

私のこと

27
シングルマザーと仕事。キャリアと生き方。失敗や悩み、恥ずかしい話もありのままに書いています。
運営しているクリエイター

#あの選択をしたから

自己紹介と「50代からの未来」というテーマについて

自己紹介 皆さん、はじめまして。 この記事に辿り着いて下さり、ありがとうございます。 今日からnoteを始めるにあたり、自己紹介をさせてください。 私は30年以上、建築や不動産の仕事をしてきました。 子供が4歳の時からシングルマザー。 やっと最近子供の養育義務から解放されました。 趣味は本、美術、映画、料理、旅行など。 ランニングは9年前から始め、最近フルマラソンの大会に 出るようになりました。 私が「50代からの未来」というテーマに行きついた理由 30年以上の仕事人

会社を辞めようと決めた日【後編】

前回の続き。 部長と課長の許可を得て、そこから一年。 サービスの入口となる「プロモーション的なイベント」をやりました。 次に「本来のサービス展開へ」というつもりでした。 準備半年、実施半年。 まあ、いろいろありましたね。。 構造不良 問題は、プロジェクトうんぬんではありませんでした。 今までに蓄積した、場当たり的にやり過ごしてきた問題が噴出するんですね。 広告費の考え方(店舗ごとか全体か) 集客経路によりどの店の客になるか 同様に、売り上げは誰の成績になるのか ス

会社を辞めようと決めた日【前編】

私は「家と暮らし」相談アドバイザーという仕事を、13年していました。 辞めてもうすぐ1年が経ちます。 子供が4歳の時に離婚。 ずっと生計を維持しなければいけなかった私が、 会社を辞める決心をしたときのことを書きたいと思います。 とにかくお客さんが来ない 会社は大きく、いろいろな業種のサービスを展開していました。 「家と暮らし」相談サービスもその一つでした。 お店は複数あり、どこもお客さんが来なくて、閑古鳥でした。 閑古鳥の店って、「目立つ」看板を足したり、 やたら店前

人生の答え合わせが出来た一年だった:2022年大晦日に

今日は、大晦日ですね。 いかがお過ごしですか? 今年一年は、あなたにとってどんな年でしたか? 今までの年と、違ったことはありましたか? やりたいと思っていたけれど、出来なかったことはありましたか? 私の一年を振り返ってみたいと思います。 一年通して走り続けた 今日は午前中に、30キロを走りました。 来年1月のフルマラソンの大会に向けての仕上げでした。 今年は一度も怪我することなく、12~23キロほどを週に3回、 コンスタントに走り続けました。 週50キロ、一か月20

過ごした時間の価値は、その時はわからないのかも

先日の、実家の片付け。 タンスの引出しには、古い写真が大量に入っていました。 その写真で思ったことを書いてみたいと思います。 実家で片付けをした話はこちら 古い写真 どれも色褪せた、古い写真ばかりでした。 母は、気に入った写真はアルバムに整理しているので、 それ以外の(なら捨てればいいのに)写真です。 父はカメラが趣味で、写真機材には随分お金を使っていたと思います。 今納戸にしている4.5畳の部屋も、 元々は父が写真を現像するための「暗室」でした。 どこかへ家族で出掛

「新しいことをする」が、一番ハードル高いのかも

今朝、とっても怖い夢を見ました。 山登りをしていたら、 殺人鬼が人を殺す場面を見てしまって、逃げる夢でした。 怖いでしょ?こわ~~! 目が覚めたら、体がめちゃくちゃ硬直していました。 仕事を辞めて5か月め。 以前のストレスから解放されて、 ものすごく快適に暮らしているはずだけど、 何か不安なことがあるのかな? と考えてみました。 人って、やっぱり「新しいこと」って、不安なものかも。 そう思いました。 「土の時代」から「風の時代」へ 2021年の春に「会社辞めよう」と

さようなら、デザイナーになりたかった自分:私の片付け

50代からの未来のために、まず始めるべきは ・体づくり ・片づけ どちらも長期的、継続的にやる必要があり、 時間も掛かるためです。 気力体力が必要ですからね。 さて、私も片付けします!! 本当は「洋服」からがおススメ。 でも、本棚に本が収まっていないという切実な事情があるので、 「本」から始めます。 20代前半の心の「遺産」 手始めは、一番「昔」のモノ。 建築やアートの本から。 ほとんどが20代前半に買ったものです。 あの頃は、建築やアートの本は 雑誌以外は、分厚

あなたのやり残したことは何ですか?【後編】

高校を卒業した私の、東京での生活が始まりました。 前回はこちら 専門学校はとても楽しかったです。 授業と課題とバイトと遊び。 寝る間もないくらい忙しい日々。 2年間に詰め込んだ学生生活は、 むしろ私には合っていたかもしれませんでした。 大卒じゃないと入社試験受けられないんだ しかし、卒業するときに知ったのでした。 大手の会社は、「大卒」でないと受験資格さえないことを。 社会人生活は、小さな会社からスタートしました。 何度も転職をしましたが、会社を辞めるたび母は言いま

あなたのやり残したことは何ですか?【前編】

久々に夢を見ました。 夢の中での私は、高校3年生でした。 「試験」を受けていました。 目の前の問題は、何一つ分かりません。 「空欄で出すのは何だし、なんて書こうかな、、」 「0点でも卒業は決まっているんだし、 別に0点でも良いんだよね。」 しかし夢の中の私は、こう思うのでした。 「やっぱりもっと勉強すればよかったな。」 このような夢は、一年に一回くらいみます。 理由はわかっています。 私は大学受験をしなかったことを、いまだに後悔しているのです。 もう40年近くも前のこ

想像もしないことで人生が変わった話【後編】

心と体の不調に見舞われた50代目前。 ちょっとしたきっかけで始めたランニングで、全ては好転し始めます。 人との出会い 週3回20分のジョギングを始めて4年経ったある日のこと。 知り合った女性から、あるランニングの練習会を紹介されます。 早速ネットで検索してみました。 どうも10キロくらいは走れないと参加出来そうにありません。 そこで、少しずつ走る距離を伸ばし始めました。 プラス500メートル、1キロ、ちょっとずつ、ちょっとずつ。 しんどい時は現状維持。 でもしばらくする

想像もしないことで人生が変わった話【前編】

心と体の不調に見舞われた50代目前。 産婦人科の女性医師から言われた言葉 「あなた何か、自分で努力してますか?」 そして、本当にちょっとしたことから、全てが好転し始めます。 想像すらしたことがなかった「私を変えた」もの それはランニングでした。 そうだ、家を出よう 春のまだ肌寒い夜のことでした。 受験を控えた娘と、心の不調を抱えた私。 2人しかいない部屋の空気が重く感じられました。 「私は私の時間を作ろう。」 別々な時間を過ごすために、夜ジョギングをすることにしま

これって中年クライシス?

人生底の30代 やっと落ち着いた40代のはずが、、 50代目前、生活はやっと安定したのに、気の晴れない日が続きました。 体の不調も続いていました。 日中、急に血の気が引いて冷汗が出たり。 体が凝り固まり、疲れが抜けない状態が続いたり。 毎日のように夜中に目が覚め、なかなか寝付けなかったり。 そのまま朝を迎え、もうろうとして会社に行くことが何度もありました。 精神的にも、いつまでも怒りが収まらなかったり。 会社であった嫌なことを忘れられなかったり。 ちょっとしたことで落ち

まさかこんな人生になるなんて【後編】落ち着いた40代、のはずが

髪を振り回さんばかりの30代後半。 子育てと仕事に追われ、目の前のことを何とかこなす。 それだけの日々でした。 ※【前編】からつづく 40代目前。 まだまだいろいろあります。 給与3割引下げ 仕事が追い付かないうえに、不運続きの時期がありました。 どうしても仕事が詰まったり、娘が病気になったりしたときに来てもらっていた母が、事故に合いました。 私の不注意で娘がけがをしたり、病気で入院したりしました。 1か月程休職した後、戻った会社から告げられたのは、給与の3割引下げでし