しない支え

平日のパートを初めてから家の中が荒れ放題である。
洗濯はかろうじてやるが乾いた洗濯物をたたむのが追い付かず、シワになっていいものはカゴに山盛り、まずいものは室内物干しに干さったままである。
床は細かいゴミやほこりが目立つ。
料理も頑張れずに冷凍食品やコンビニのカット野菜頼みだ。

でも元々自分に甘いので気にならない。
平日家にいなけりゃこんなもんでしょと思う。
食事だって米、肉か魚、野菜が揃えばどんな形でもいいでしょと思う。余談だがコンビニの千切りキャベツは自分が切ったやつより1000倍うまくて早いのだ。SSDの起動よりも早く皿に盛れる。

夫は専業主婦の時は「子どもを見てくれて家のことやってくれて助かる」パートに出れば「家計が助かる」と言ってくれる。ごはんも「出てくるだけでありがたい」と言ってくれる。何をしても褒めてくれる。
でもさすがに床のごみは気になるようで「ロボット掃除機買おうよ」と言ってくれる。そうよね、子どももいるし、私ハウスダストアレルギーだし。反省。

家計はそんなに潤ってるわけではないが、専業主婦の間中も私を信じて財布を任せてくれた夫には感謝である。これをどう伝えたらよいのか分からないけど「家計簿つけろとか細かくチェックしてプレッシャーを与えないようにしてくれてありがとう（おかげにこっそり買ったスイーツが励みになりました）」である。
何かの折に夫も「それやっちゃうと○○さん（私）きついでしょ」と言ってた事があった。

本当にありがたい。ありがたい。
子どもにも同じように、信じて余計なことはしない親にならねばな。