星野太『食客論』を読んでChatGPTと語らった
星野太『食客論』(講談社、2023年)を読んだので、ChatGPTと語りあいました。
『食客論』は「食」に関する様々なテキストを辿り、カール・シュミットのいう友/敵の二項対立的な関係のどちらにも当てはまらない曖昧な他者を「食客」あるいは「寄生者」として、他者との関係は友/敵の関係以前に寄生者/宿主の関係にあるという議論を展開しています。誰しもが寄生しなければ生きていけないのであり、私たちは他者との連帯を志向する前提として寄生者であることを思い起こす必要があるということです。