見出し画像

Notionのデータベース機能を使ってアプリが作れる!

更新情報
2023.9.1 新機能&アップデート予定を追記しました✨
2023.8.31 読者さまのユースケースを追記しました✨


はじめに

今回は、NotionのDB機能を使ってアプリが作れる(!)Notion Appsを試してみましたのでレポートしてみたいと思います。

参加型アプリをサンプルとして作ったので、もしよろしければ試してみてください。



Twitter…もといXでこの投稿を見て、早速使ってみました!


Notion Appsの特徴


  • Notionデータベースを利用して、ノーコードで簡単にアプリが作成できる

  • Notion DB⇄作ったアプリでデータの相互利用が可能

  • アプリを経由してNotion DBにデータが蓄積される

  • 参加型、共同編集、オンラインフォーム、簡易HPなどの用途に使える

  • アプリ入力はNotionアカウント不要

  • プロパティ単位・アプリの操作画面単位で、操作権限設定可

  • 1つのアプリに対して複数のDBが利用できる

  • クローズドにするにはメール認証

  • アプリ→DB反映は即時、DB→アプリ反映はビルダーでリロードが必要


公式が公開しているサンプルはこちらです💁🏻‍♀️


まず、ものすごく可能性を感じるツールです。

先のTweet(…Post)にもあったように、NotionAppsは参加型や共同編集のアプリとして使うのがかなり面白いと思います。みんなで情報を集める&みんなで活用するような用途です。

つまりアプリ作成者のDB(の一部のプロパティ)に対して、アプリ利用者が間接的に追加・編集・閲覧できるみたいなイメージ。

オープンになっているフォームから、アプリ作成者のNotion DBにデータが蓄積されるため、アイディア次第でNotionのデータベースの利用価値がグーンと上がりそうな予感がします。

Notionのデータベースに情報を集約したいけど、みんながNotionを使うわけではないという場合も、アプリのフォームから簡単に反映できます。

個人の場合も、先述のオフィシャルのサンプルのように、簡易的なポートフォリオやホームページ的にも使えます。複数のDBが一つのアプリで扱えるので、たとえばお店のアプリを作るとしたら、「サービスDB」「よくある質問DB」「店舗DB」とかを連携させて作ることもできますね。

これからのアップデートに期待大です。ユーザーのさまざまなユースケースを知りたいですね!


サンプル公開にあたって


せっかくなので、作成したサンプルを共有したいと思います。
アプリ開発などまったくもってわからないわたしですが、わりと感覚的に操作ができました。

アプリの利用目的としてこの例が適切かどうかわからない&我流なので変なところがあるかもです。
あくまで動作確認のサンプルとして見てくださいね。

また、以下の内容や仕様については、投稿日の段階で検証中の事項や、不明確な情報も含まれますので、ご了承くださいませ…
随時更新していきたいと思います。


Notion Appsアプリサンプル


ちょうど記事を書いていた「Notionで使えるおすすめツール」を例として取り上げてみました。

アプリ全体はこんな感じ



アプリの動作


①「おすすめを教えて」から投稿いただく。もしよろしければお試ししてみてくださいね。


②わたしのDBに投稿が反映される

連携しているデータベース全体はこんな感じ

③チェック後にアプリで公開
という設定にしてみました。



工夫したポイント


①公開チェック
DBで「公開チェック」をつけたものだけをフィルタリングし、公開するようにしてみました。
誰でも投稿閲覧できるアプリにしたので、即時反映がちょっと怖いかなと思ったのと、
メニューに表示されるカテゴリー選択のハンドリングをしたいからです。
チェックの際、カテゴリーや検索キーワードを入力します。

②検索ワード
DBで検索ワードを設定しておくと、検索にかかるような設定もできました。(最初のPostのgif参照)



Notion Appsの仕様について補足


やってみていろいろわかったことがあるので、メモしておきます。

  • アプリ利用者の閲覧・編集権限は、Notionのプロパティ単位、表示画面単位で選べる。データベース全体ではなく、一部のデータのみを利用者が閲覧・編集・追加できる。

  • 反映できるプロパティ種類は現段階で限定されている。追記:リレーションは今後適用予定

  • ページ内ブロックエリアの反映はできない 追記→適用予定

  • データベースの見せ方を、新規追加画面、編集用画面、閲覧用画面などで分けて作れる

  • 左と下のナビゲーションメニューが作れる

  • プライベートアプリにするためには、認証者のメールアドレスリストをNotion内で作成→そのリストに基づいてメール認証→ログイン可能。オーナー一人のアプリでも認証が必要

  • アプリはWebリンクからアクセス。Notionページにも埋め込める。

  • 無料で使い始められる。公開アプリ自体の作成個数制限はなし。ただし扱えるデータ個数(アプリに接続されているデータベース内の項目数500個まで)と、アプリにログインできる認証ユーザー数に制限がある。有料プランは独自ドメインが使える

  • Notion DBプロパティに検索ワードを入れておくと、アプリで非表示にしても検索にかかる?

  • プライバシー面について、Notion Appsはアプリ作成者が許可したデータベースにしかアクセスできない


アプリの作り方は今度また記事にしたいと思います。


追記)読者さまのユースケース


noteを読んでくださった読者さまのユースケースです✨


おわりに


今回はNotionデータベースを使ってアプリを作ってみたレポートでした。
なんとなくこんなことができるんだな、というイメージを掴んでいただけたら幸いに思います。
Notionの可能性がますます広がっていきそうで楽しみです。

もしお役に立てましたら、「スキ!」お願いします❤️
引き続きNotionのTipsやテンプレート公開予定です。よろしければフォローお願いします!
わからない点はTwitterなどでお気軽にDMくださいね!


おしらせ


Notionテンプレートギャラリーにて、おすすめのクリエイターとして掲載されています

Notionをこれから始める方はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?