彼氏と別れた話

実は昨日彼氏と別れた。正確に言うと、私から彼氏に別れを告げた。ちなみに、伝えてから1日が経過したが、彼から何も返事がない。けれどももうLineも消してしまった。Facebookも友達をやめた。だから私からは連絡の取りようがない。

彼氏とは付き合ってから1年半弱が立っていたが、実はうまくいっていないことの方が圧倒的に多かった。彼がどう感じていたのかはわからないけれども、私の感覚だとうまくいっていたのは2割程度だった気がする。

よくそれで1年半も続けたねと言われればその通りだと思う。何度も分かれそうになったこともあれば、実際に距離を置いていた時もある。けれども、それでも1年半付き合い続けてきたのは、私にも彼を手放したくない、何かしらの執着があったからだと思う。

分かれてみたら、私にもよくなかったところはいっぱいあると思う。けれども、人と人との関係、特に恋人との関係は、感情的になって正確な判断ができなくなる、というのはよくあることだ。

1人の時、いくらか感情的になった後に冷静になったとしても、どうしても彼と向き合うと感情的になってしまう。そうなってしまったものは止められない。

彼と話していると、私のことを自己否定されたような感覚に陥り、自信を喪失してしまっていた。それは被害妄想と言われるかもしれない。多分被害妄想だと思う。けれども、「そう思ってしまう」ことは事実だ。そこに対して、どうすればいいのか、一緒に解決策を考えてほしかった。人間は完璧な生き物ではないのだから。だけれども、彼はいつも「それはなつみの受け取り方が悪い」と言われて終了。ようは、

あなたの考え方が悪いんだから、その考え方をどうにかしなさい

ということ。それは正しいと思う。正論だ。けれども、それができなくて苦しんでいるのに、一方的にそう言われ続けてきたのは正直辛かった。

それって、掛け算ができない子供に対して

掛け算ができないお前が悪いんだから、できるように努力しなさい

と言うようなもの。根本的な問題を見つけて、どうアプローチすればできるようになるかを一緒に考えることが重要なのに…。

そういうことに始まり、些細なことが許せなくなってしまった。そうなってしまえばもう終わり。なんでもネガティブにしか受け取れなくなってしまう。だから、もう別れる以外の方法がなかったんだと思う。だからこれでよかったんだ。

そう言い聞かせて、また明日から頑張ろう。