おうどんの様なもの
皆さん、こんにちは(*゚▽゚*)こんにちは(*゚▽゚*)
先日の台風10号、本当に厄介でしたね(´・_・`)
鹿児島に上陸した29日の未明…さら子はこのライブ配信を見ていました。
これ、ご存知の方もいらっしゃるとは思うけど、鹿児島県枕崎市にある
海岸沿いにあるホテルの敷地内にあるヤシの木を映してるライブ配信…
4本生えてんだけど、一番端っこにいる子がこの「ヤッシー」。
いつもはひたすら真っ直ぐ天に伸びているヤッシー。
なのに、台風の強風を華麗なしなやかさでやり過ごすあの力強さ…
そんな人にさら子はなりたい…(。-_-。)図太いだけじゃダメね(。-_-。)
で。サンサンが九州~四国で温泉巡りしてる丁度その頃…
気になる話題を目にしました。
子どもが三人いるご家族で、投稿されたご主人は会社員で妻は専業主婦。
長女が20歳になった時に「ようやく『育て上げた』って感じがするなあ」としみじみと言ったらば、妻に「正直、あなたと育てたという感覚はないし
自分(夫)が育てたような気持ちになられるのも不愉快だ」と言われ…
ショックを受けてしまったと…。
何故、そんな事を思うに至ったのか、その理由を妻に聞いたらば…
妊娠中に体調が優れなかった妻をそっちのけで飲み会に行った、夜鳴きがひどかったのに夫は寝ていた、3人の子供が泣き喚いていた時に夫は何もせずにTVを見ていた…等を挙げられたと。
このご主人にしてみれば「20年近く前の」「こんな事ぐらいで」、今まで
父親として頑張って来て、夫婦で子供を「育て上げた」と思ってた事を
否定されたのがショックで仕方ないと。
ふむ。なるほど。
このご主人にしてみれば、確かに育児も含め家事全般に対しては基本的には
奥さんに任せていた。でも、ある程度は家事も手伝ってたし、たまに家族旅行にも連れて行ったり、奥さんが体調を崩した時は会社を早退して家事を
こなした事もある、子ども達の事を考え通勤はかなり不便にはなったけども
都心を離れた場所にも引っ越しをし、生活に不自由がないくらいには稼いで
きた。
自分としては「父親」として、精いっぱい頑張って来たのに…ってな事ね。
ふむ。なるほど。
後日談と言いますか、最初の投稿の後、その反響を受けての再投稿も含め
読みましたけども。
こちらのご夫婦は…第一子ご懐妊の時から既にボタンの掛け違いが生じて
しまってるんだろうなぁ…
長女が20歳って事は?このご夫婦は40代半ば~50代なんだろうけど…
まぁ…この世代であれば「仕方ない」事なのかもしれないけども…
さら子、この投稿を見て「かけうどんと同じね…」と思ったんです。
スーパーで1玉¥30のおうどんを買って来て、ヒガシマルのうどんスープで
お出汁を作って完成したのも「かけうどん」ならば…
厳選された小麦粉を使って練りに練って、足踏みして寝かせて。
丁寧に切って茹で上げた麺を使って、昆布と煮干しで丁寧にお出汁をとって
作ったおうどんも「かけうどん」になるんですよ。
乾麺や半生うどんを茹でたり、創味のつゆを使ったり、ほんだしとお醤油を使ってお出汁を作ったり…作り方、手順、手間は違えど、最終的にどれも
これも「かけうどん」は作れるわけです。
だけど、自分で一から麺を手打ちで作ってこそな価値観の人に、スーパーの特売のふにゃふにゃの麺とお湯で溶くだけのお出汁を使った「かけうどん」は、その人が思う「かけうどん」では無いじゃない?
一言「あなたと違って手抜きでごめんねー」と前置きしておけば、納得して
もらえるかもだけど。
手間暇かけておうどんを作ってる人に対して、市販の麺とインスタントの
お出汁を使ったおうどんをドヤ顔で「作り上げたった」的な事を言われると
そりゃ「…………………フーン」ってなるじゃないですか。
そういう事だと思うんですよね…
まだ、おうどんの場合はそれでも「美味しかったら良いよね♡」ってなる率も高いし、目を離して茹で過ぎたとしても「あー、茹で過ぎちゃったー」で
済むけど、育児の場合は違うじゃないですか。
これぐらい…で目を離した事で取り返しのつかない事になっちゃう事も多々
ありますし…
このご夫婦の場合、旦那さんは市販の麺を使って、市販のスープを使う。
でも、奥さんは誇りを持った手打ちうどん職人だった。
いくら旦那さんが「雨降ってる中、徒歩で15分のスーパー行って麺とスープを買って来たんやぞ(。・ˇ_ˇ・。)めっちゃ大変やったんやぞ!!」と言っても
天候や気温で小麦粉の配合や混ぜるお水の温度や量を毎日微調整したり
足踏みする時間、寝かせる時間まで考えてるうどん職人には響かんて。
よく「名も無い家事」の話題も出ますけど…育児だってそうよね。
赤ちゃんの「おむつ替え」と一言で言っても、新生児と9か月の赤ちゃんと
では、おむつ替えにかかる所要時間も違えば、💩の状態も違うから見るべき
ポイントも違う。
ただ単に「おむつを替えてキレイさっぱり」する事が「おむつ替え」では
無くて、💩での健康状態のチェックや肌荒れや全身の動き方の観察とかも
含んでるのが「おむつ替え」だと、さら子は思うんですよ…
「おしりを拭く」という行動一つにしても、市販のおしり拭きだけを使う
人もいれば、ぬるま湯に浸したティッシュも合わせて使う人もいるし
拭くのではなく、その都度お風呂でおしりだけ洗う人もいるし…
この投稿のご主人の場合、ご自身で家事や育児の事を奥さんに任せていた
事は自覚してるので…休みの日や毎日の生活の中で自分なりに「育児」に
参加してきたかもだけど、うどん職人が天候や季節を考慮して小麦粉の配合を変えるのに匹敵する細やかさでの『育児』は出来てなかったはず…
後…かなり小姑目線で言うと…
『妻のプライベートの予定のせいで子供の面倒を押し付けられて結局徹夜する羽目になったこともあった』という表現があったんだけど。
いくら、仕事が大変な時期だったとしても、我が子に対しての「育児」を
「面倒」という言葉を使って、それを「押し付けられて」「徹夜する羽目になった」って…まぁ…人って思った事が文章や言葉に表れてしまうんで…
まぁ?奥さんだけの都合で奥さんが不在だった時の『育児』をこう表現してる事自体が、もう全てを物語ってるよねーとさら子は思うわけであります。
さら子も思うがままに表現すると…
「そーいうとこやぞ(。・ˇ_ˇ・。)そーいうとこ(。・ˇ_ˇ・。)」なわけですよ。
さら子は…シングルマザーとして一人二役をしてきたので、自分がメインと
なって家計を支える為に収入を得る夫とか父親としてのしんどさとかね?
何だろう?責任の重さとかね?そういうの分かるんですよ。
と、同時に妻や母親としての役割の重要性やら大変さも当然分かります。
ヒガシマルのうどんスープを使ったかけうどんと、手打ち麺で一からお出汁をとって作ったかけうどん…
両方のメリット、デメリットを単に「知ってる」のでは無く、自ら実体験として経験して来てるわけなので。
一馬力と二馬力じゃ、何から何まで大変でしんどいのは事実だけれど。
それでも、自分とお子の幸せの為の選択であり手段であるからして?
しんどさも我慢も出来るし、さほど苦でも無かったのです(*゚▽゚*)
一つ屋根の下で「家族」として暮らす配偶者が原因で起こるイライラや
ストレスが無いんだもーん(*゚▽゚*)
1人で「トイレットペーパーが無くなりそうなら補充してよね(。・ˇ_ˇ・。)」
「今は、たまたま忘れただけでいつもはしてるだろ(。・ˇ_ˇ・。)」と。
何もかも1人楽しく「さら子ワールド」展開してりゃいいんだもの。
えぇ…そんな事まで一人二役の小芝居で日常にお笑いを取り入れる暮らし。
このご主人の想いとしては、確かに『育児』としての「実務」に関しては
奥さんの方が担っていたけれど、自分は『育児』に必要不可欠である
「資金調達」も立派に『育児』の役割だと捉えて…みたいな事を二度目の
投稿に書いてたけども…
一人二役をして来たさら子からすると、確かに大事よ??働いて稼ぐって
大事だけれど、それを『育児』として捉えるのはちゃうやろと。
言わんとする事は分かるけども…別に『育児の為の資金調達』じゃなくても
自分一人でも夫婦だけの生活であっても「資金調達」として生活費を稼ぐ
事は必要なんでね…………………………………
今は時代の流れと共に、男性も育児休暇を取れたりもするけれど…
さら子の正直な気持ちとしては…
自分の事を一から十まで出来る男性で、尚且つ産前産後の女性の身体や
精神状態の事も、ものすごく勉強して理解を深める努力も怠らず万全で。
そして、もちろん新生児や赤ちゃんに対しての知識も豊富で、勉強して理解
出来てる男性であればね?育休取ってもろてもいいんですよ。
そうでない場合…特に自分の事も一から十まで出来ない男性は…
多分、休暇取ってお家にいられるだけでも邪魔だと思うわ。うん。
「邪魔=うざい、ストレスも仕事も増える」だけで、産後の女性にとっては厄介者でしかない…ぐらいに思っててもいいんじゃないかなぁ…
生まれたての新生児から三か月ぐらいまでの赤ちゃんに関するお世話って
さほど大変じゃないんですよね…赤ちゃんに関する事だけで言えば。
泣き声だってそんなにうるさくも無いし、基本は泣いたらおむつ、泣いたら授乳の繰り返しで、抱っこするにしても体重だって軽いですしね(。-_-。)
そして、空腹を訴える感覚も徐々に伸びて来て、3時間置きだったのが5時間
置きになり、赤ちゃんによっては「だ、大丈夫?!」ってこっちが不安に
なるくらい、夜は数時間スヤァと寝てくれる子もいますし(。-_-。)
だけど、そこに家事やその他諸々が加わってくるから、大変なわけで…
さら子と同世代の方であれば、これからは自分自身が出産して育児を…
では無く、自分達のお子が男の子であれ、女の子であれいつかは家庭を
持って、親になるのを「ほほう…」と見守る側だと思うんだけど。
結婚すると高確率で旦那さんや奥さんに対しての不満を持つ人が多いし
もちろん、さら子もそういう不満やら問題やらがあったから、シングルに
なってるわけですけど(。-_-。)テヘッ(。-_-。)
ぶっちゃけると、違った環境で育った者同士がくっついて、生活するとなると不平不満も当然出て来るのは間違いないんですよ。
なので、そういう不平不満の愚痴を聞くのは、全然どうって事無いですし
「分かるぅぅぅぅ」って共感する事もいっぱいあるんですけどね?
さら子が自分自身で子育てをする中で感じたのが…
だからこそ、お子を自分の事は自分で出来る「自立」した人間に育てる事。
うちの場合は、シングル家庭ってのもあったので、何もお子が将来結婚して
家庭を持った時…では無くて、それこそさら子がある日突然パタッと逝って
しまって、お子が天涯孤独になるかもしれないじゃないですか!
そうなった時に、それがいつの事かは分からないけど、それこそ今日明日にでもそうなったとしてもお子が困らない様に…施設に入るなり、身内に引き取られるなり…はたまたどこかに養子にもらわれるなり…
どんな状況であってもお子が困らない様に、その時点での年齢を考慮して「ちゃんと出来てえらいね(。-_-。)」と言ってもらえる事を念頭に置いて育てました。
まず、これもね?普通の人の大半はそこまで、こんな事を切実に考えて
育てないとは思うんですよ。
でも、これって特別ネガティブな思考でも無いですし?
いつ何時、何が起こるか分かんないじゃないですかー(。・ˇ_ˇ・。)
何の問題も無く、夫婦仲睦まじく暮らしてても、事故や病気で、ある日突然
配偶者が亡くなる事だって、絶対に無いとは言い切れないし。
仕事をして収入を得るという事にしろ、家事や育児をこなしてお家での生活がスムーズにいく事にしろ、どちらも「自立心」が身に付いてないと無理な話なわけで。
過去は『子ども』だった『大人』にも絶対必要な力なわけで。
こういう「自立心」は一朝一夕でどうにかなる物でも無いと思うのですよ。
結局、進学や就職を機に一人暮らしを始めて、表面的に「自立」した状況で
あっても、根っこの部分に「自立心」が備わって無いと、寄り掛かれる存在
が出現するとダメになってしまうと思うんですよ…
恐らく「うちの旦那、何もしない(。・ˇ_ˇ・。)出来ない(。・ˇ_ˇ・。)」と言われてる
男性の大半がこれじゃないかなぁ…と、思うさら子がいます。
親になるとね…特に母親の場合はお子達に何でもかんでもやってあげたいし
やってしまうんですけどね。その気持ちは分かるんですけどね…
それでは本当の意味での「自立心」は身に付かないですし…
それって結果的には将来の未来のお子をダメにしてる事になると、さら子は
思うわけです。
親にとっては、子どもはいくつになっても子どもだけども…
ある程度の年齢になると、社会から見れば立派な大人ですし。
通常であれば親の方が先に逝っちゃいますやん?
自分にとってはいつまで経っても、可愛い息子であり娘であっても
いつかは、誰かの夫になり妻になり、父にも母にもなるかもですし。
「自分の事を一から十まで出来る」と言うのは、そこなわけで。
自分の事を一から十まで出来るのであれば、日常の些細な名も無い家事の
一つ、一つにも意味があって大切な事なのを理解出来るって事ですからね。
氷を使ったら製氷皿にお水を張るとか、製氷タンクにお水を入れておくとか
ビール6缶パックの外装の紙や納豆3パック、お豆腐3パックを包んでるあの
外装フィルムを冷蔵庫に残さないとか!!!
ボトルに1cmしか残って無い麦茶は冷蔵庫に戻さずに飲み切るとか!
そういうの!そういうの!(。・ˇ_ˇ・。)
こういうのって、幼い時からの積み重ねなんですよ…大事なんですよ…
自分以外の誰かがそういう事をしてくれてるのが当たり前な世界で生きると
1人暮らしをしようが、大人になろうがそういう些細な事の重要性や大事さにも気付かないし、理解も出来ないから注意したとて「そんな事ぐらい」と
感じる人になるわけで。
でも、結局そういう「収入を得る為の労働」と「家事労働」を同じ土俵で
競っても、堂々巡りになってしまって両者一歩も引かず(。・ˇ_ˇ・。)な状態にも
なってしまうので…難しいのよね…
最終的には…妊娠や出産だけに焦点を合わせれば…
男性はどうしたって妊娠も出産も出来ないじゃないですか。
人工的に陣痛の痛みを体験出来る装置や、重りを装着して妊婦体験が出来る
装具とかもあるけども、妊娠発覚と同時に出産までずっと装着して生活する
わけでも無く、一時的な疑似体験でしょ…
男性にとっては、自分が絶対に出来ない事が妊娠であり出産なんで…
そこの認識は、自分で思ってる以上に持った方がいいかな…
災害や事故の時に救助に来てくれる自衛隊の人や警察、消防の人達レベルで
自分に出来ない事をやってくれる人に対してのリスペクト…それは大事…
そういう気持ちが備わってれば、妻が不在の時にお子の「面倒を押し付けられて徹夜する羽目になった」という表現はまず出ないとも思うのよなぁ…
自分に出来ない事、やれない事をしてくれる人に対しての感謝の気持ちは
本当に大事だと思うさら子なのであります。
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