恋愛復活の呪文


30代最初の恋が破れて、私はしばらく殻に閉じこもり、恋愛から遠ざかっていた。

その後いろいろあって、「体調のために、恋愛活動に復帰しよう」と決意した。

復帰プランは仕事の様に練ったが、気持ちの部分をどう追いつかせるかも大変だったので、今回はそのことについても書いてみようと思う。

もし今、「私に来いなんて無理なんじゃないか」と思っている人がいたら、是非とも試しにやってみて欲しい。

お金はかからないので、安心して「恋する心の準備」をダメ元で。(笑)


恋する気持ちを思い出す


しばらく恋愛から遠ざかっていると、心が恋愛に向かなくなる。

・・・心も一緒で、「使わない機能は退化・老化しやすい」のだ。(涙)

あの時、恋愛をしていた時の勘を早く手っ取り早く思い出したい…と考えて、呪文を唱えることにした。(笑)

実はこの方法は、仕事で落ち込んだ時や何かが上手くいかない時に、私には結構有効だ。実は、先日も少し気分が沈むことがあったが、2日間没頭して復活できた。

これが有効なのは、「比較的ノリがよく、几帳面じゃない」私のような人向きかと思う。(苦笑)

私の恋心復活の呪文は、「恋愛系のコンテンツ」だ。


私のおすすめの、恋を思い出す「呪文」


時間があっても無くても、本の隙間時間でも繰り返し自分にインプットすることで、だんだんその色に「染まってくる」感覚は、楽しい。

よく昔、うちの父が「やくざ映画を見た後は、何だか自分も強くなった気持ちになったんだよなあ。」と言っていたのを思い出し、私も恋愛系のコンテンツに沢山触れて、恋する気持ちを思い出していた。

全てに共通するキーワードは「せつなくなるコンテンツ」だ。

できればこんな恋がしたい、と思えるような内容のものも良いと思う。

◆映画やドラマ

時間がある時は、一気に見て浸れるシリーズものが最適だ。

朝から晩まで、好きなだけ浸れるので、山ほど見る。

個人の好みがあると思うので、好きな恋愛ものをひたすら見まくる。

「Sex and the City」「ブリジット・ジョーンズの日記」なんかは、軽い男女関係の話が多いので疲れずに見れた。でも、せつなくなる系の映画も、わたし的にはおススメだ。「The English Patient」はホントにせつなくなった。

◆音楽や歌

クラッシックが響いた時もあるが、邦楽でも洋楽でも、歌詞が響いたり、声にせつなくなったりするものを選んでいた。

すごく女の子な気持ちになれる曲を、初デート前に聞くのもおすすめだ。

毎日の通勤時間に、電車からの流れる景色を見ながら古内東子とかを聞いていた。めっちゃ、せつない気持ちになれる。(色っぽくなり過ぎに注意。)

◆本

コレも、軽めでせつない本を選んで読むようにしていた。

普段はシリアスなものが好みだけれど、この時は「読書は絶対、恋愛もの系」と決めて読んでいた。

子供の頃から好きな「あしながおじさん」も、私にとっては立派な恋愛小説の一つだ。ジュディが恋に落ちていく様子は、何度読んでも胸熱。(涙)


恋をしながら思い出す


そして、私はこれらの呪文を唱えながら(苦笑)「愛人を探す」という迷走を始めるわけだが、今思うと「自分を恋に落とす洗脳をしていた」ような気がする。

恋に落ちるのを演じるよりも、自分を自分で洗脳して「本気で恋に向かう」ほうが、よりリアルに恋愛ができた、と思った。

もし、今「私は恋愛向きではないのかも…」と思っていたら、自分を「恋する体質に洗脳」してみてはどうだろう?

恋の仕方を忘れてしまった人には是非おススメしたい。


次回は「愛人を持ってみて思ったこと」について書いてみようと思う。



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