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気が付くと年も明けて


・・・早い。早すぎる。

年末の怒涛の忙しさから、あっという間に2022年になってしまっていた。

年を取ると時間の流れが昔と違ってくる、という言葉が身に染みる。(涙)

でも、今年の年末もいろいろなことがあって、それを追いかけているうちに確かに時間の経過が早く感じたのは当然かもしれない。


私は来月、日本に帰国を予定している。

本当は昨年の夏から手続きやいろいろな諸事情で、「日本に帰ってきてほしい」と言われていたが、仕事や諸々の予定を調整しながらのこのタイミングになった。

一応、状況をいろいろと見て予想を立てて予定を組み、一番混むだろう年末はしっかり避けて、この時期を狙ってみた。

そして心配なピークが今来ているということは(これも予想通り)、私の行く頃には少しずつ下降し始めるのではないか・・・というささやかな希望を持ちながら、現在帰国の準備を進めている。

しっかりとワクチンも最大限打ち、今年に入ってからは他人との接触を避けて買い物などの外出さえも控えているが、それでも心配は尽きない。

最悪は、延期も検討するBプランも想定はしているが、日本からは「とにかく、今回帰ってきて!」と、もう待てない状態らしい。。。


詳しくは控えるが、親族関係の相続での私の放棄の書類が必要な状況で、これで半年間、ひたすら待っていてくれているので本当に申し訳ない。。。日本の手続き関連は、海外在住者には複雑で面倒なことなのだ。

ちなみに住民票や印鑑証明のない海外在住者が、日本のそういった書類のためにできることは、

1.日本に戻って、住民票を入れて印鑑証明を取る。

2.日本から書類を送ってもらい、在留届を出している現地の日本大使館もしくは領事館で、その書類のサインに関しての「本人確認」をしてもらう。

の、この二通りがある。

私は以前、2の方法をとったが、現地の郵便事情の悪さでEMSや別会社を使っても書類を紛失されたり無駄な事務手続きで手元に届かなかったり(ちなみに届いたのは半年後・・・溜息)、そのたびに大使館へ証明を取りなおしに行く途中、偶然にもデモや暴動とかち合ってしまい(日本の大使館や領事館は、街でも結構いい場所にあるので…実はこういうことが多々ある。)、そのたびに本気で身の危険を感じたので、もう二度としない。

ということで、あれ以降必要になった際には、私の場合は日本帰国一択になってしまった

しかし、このコロナ下、以前のように身軽に要望には応えられないため、日本で待っている関係者もそうだけれど私自身も大変もどかしい。


ということで、今回私の所持品にはいくつかイレギュラーのものを追加した。

FFP2 マスク(欧州の規格に適合する厚地のマスクで、4層構造。)
COVID 簡易PCR検査キッド(万が一の時に、自分で検査できるように)
消毒用アルコールジェル&スプレーとアルコールティッシュ(これは以前も持ってたが、今回は倍準備。)

これまで、こちらではあまりこうした衛生用品は滅多に見かけなかった。(私は以前いつも日本で調達していた。)が、このコロナのおかげで今ではこちらでも十分調達可能になったのは、コロナの不幸中の幸い?でもある。


日本に入ってからは、空港でのPCR検査のあと、数日間の政府指定の場所での隔離、さらに自主隔離期間を経て(厚生省からは10日と言われているが、すでに私は政府推奨施設を2週間で予約済み)、やっとそろそろと諸々の手続きや仕事に入る予定だ。

今回会えるのは家族を含めごく限られた人数だが、とにかくお互いに無事すべて予定通りうまくいくことを祈っている。

外国人である夫は、残念ながら猫と一緒にお留守番してもらう予定だが、夫と猫へのお土産はもうすでに通販で実家宛てに注文済みだ。(笑)

去年の帰国の際の経験も活かしつつ、日本でもとにかく極力余計な外出を避ける予定なので、いろんなことを想定しながら、準備している。


海外在住生活ではこれまでもいろいろあったので、だんだん慣れつつはあるが、今回のコロナではいろいろ気付くことも多く、日本にいた時の安心感を懐かしく思い出す場面が多い。

(ちなみに、夫も「日本が恋しい・・・」と、かわいそうなぐらい。)

今年も、いろいろありそうな予感はするが、まずは何事も無事に無理せず、「安全に」が今年のキーワードになりそう。

ということで、遅ればせながら、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

早く、以前のように自由に旅行ができたり、日本に帰国できる状況になることを祈りつつ。。。



#note書き初め

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