今でも言われる表現・言われなくなった表現

今でも時折聞く言い方で「左派・左・アカ・右派・右・ネトウヨ・ウヨ・サヨク」という言葉をお耳にした事があると思います。

この、「右派(保守)」というのは所謂「天皇陛下万歳!」の思想に偏った方々なのですが、これを「自民党支持者のすべてが右派(保守)」と言うには無理があります。

自民党の中でも大きく分かれ2種類の支持者の方がおり、

日本国憲法をよしとし、アジアの国々とも仲良くし世界平和にむけた平和主義の方々もいれば、

「大日本帝国」時代の古き良き日本の誇りと日本の尊厳を守る(保守派)もいるわけです。

戦後日本の歴史のほとんどは、この自民党内の保守勢力と革新勢力の権力闘争がこの日本の政治の核心であると言っても間違いはないでしょう。

野党は言わずもがな、どちらもいます。
そういう意味では日本の政党政治というのは構造が分かりづらい部類に入ると思います。

幾度となくこの分かりにくい政党政治の政治改革の種はあったのですが結局元鞘に収まるというジレンマに日本の政治は蝕まれているのです。

国民の為にも、本来であればガラガラポン(選挙制度改革と政界再編)が行われるのが理想なのですが政治家自身だれが選挙で落選し失職するかわからないリスクを負ってまで政界再編への道は道険しというのが現実です。

この政界再編という言葉は、ほんの十数年前までは頻繁に耳にする機会があったのですが、意図してなのか全く聞かなくなりました。

現状の政治不信を打開するためには
選挙制度改革と政界再編をセットで行い、
国民(有権者)の政治離れを打開しないと国は亡びる危機にあるのですが、現状では利権等の絡みでなぜか禁句であるかのように話がでませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?