松3期15話感想

・俗にいうA面のこぼれ話が多かったな。久々にからぴのクソ顔とかブラックな一松とかザ・十四松が見れてうれしいな~!
・カラ松はツッコミじゃない「困惑」なのがいいよね…。
・かみやさんの高音おもしろすぎる。13話の副音声で言ってたのこれかな。
・なんで次回予告いつもほんのり下ネタなん?面白いね…。
・しょうがない警察の一松、赤字で狂ったチビ太、腐っちゃったおそ松おじさん…。なんか人生の悲哀が詰まっているね…。

おそ松おじさん刺さるんだよな…。冷静に考えればひとつのレース、ひとつの価値観で生きるなんてばからしいし、「今ここに生きるその人」にしか歩めない道、体験できないこと、なしとげられないことがあるのだが、何かしら目標や求めるものというのは誰にでもあり、当然うまくいくことばかりじゃないから自分の理想に縛られて苦しくなることも多々おきる。最近こころのエネルギーを回復するためなのか焦燥感から目をそらすためなのかめちゃくちゃ創作活動してて、すごく頑張ったし好きだし見てもらいたい作品ほどあまり評価されず、適当に作ったものがバズったりして空虚感を募らせたりなどしていたので、おじさんの絶望感と似たようなものを味わっている。でもおじさんが才能の差を感じてレースをリタイアしたのと、酒・ギャンブルという不健康な手段で絶望感や空虚感を紛らわせることはちょっと段階が違うと思うよね。他人と同じ速度では歩めないのだから、どこを自分のゴールにするか、いかに理想と現実の折り合いをつけるかというのが重要なのだろう。
まあ依存症でも借金にまみれてても幸せならいいんだけど。私が思うゴールはこれ。いつでも幸せならばゴール。ニートだって童貞だってゴール。おじさんがそれなりに幸せを感じて暮らしていてくれるのを祈るばかりだよ…。
うーんでもゴールしてしまうと終わっちゃったという空虚感も到来するしな。いつでも幸福であることは幸福じゃないし。むしろ「走っている状態」のほうがゴールかな?目標がある人ってキラキラしてるもの。理想が得られない苦しみの先にこそキラキラがあるのでは…。ファントムじゃないキラキラってこれなんじゃないかなあ。

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