松三期25話感想

「ひま」!?今までの最終回はひまじゃなかったけど今回はひま!!


お祭り的なオチをお決まりにしなかったんだ!で大団円みたいにもしないとこ、みんなびっくりしてた。
ツイッターみながら見てたけど、色んな人が「ステみたい」「なんでもない感じだ」って言ってたね。
それよりももっとファンサって感じがしたな。アニメとむつごの日常とがじわーっと続いていくのを示してくれたっていうか…。


こういう、焦燥感や虚しさを抱えながらも何も変わらないところも、普段みてるほかのアニメにはないところで好きなんだよね…
「帰り道」のことを三期のテーマって言ってたのは、結婚とか家庭とかっていうより、変わりたい、変わりたくない、でも何かいいことないかな、そういえば無くはないな、みたいな人間らしい非効率的なぐるぐるのことだったのか。


モラトリアムアニメの良さ。
一歩踏み出そうよ!とか何かに熱中するって楽しいよ!って感じの、なにかアクションさせようとするメッセージもないし、これもこれでおかゆアニメなんだよなあ。
いやおかゆか?むつごたちの生き様を通じてしんどくなることって結構あったけど…。自分の生き方も考えさせられるけど、でもそれでも人生だ、面白いなって思えるのが好きなのかも。ただ単におかゆではないな。癒されるわけじゃなくていろんな感情を喚起してくれるものだったわ。
エンディング含めて1話だった。見終わった後、不思議な寂しさとあたたかさがあったね…。


四期の雰囲気が醸し出されてるけど、作るならじっくり作ってほしいなって感じ。しばらくは三期を消化していろいろ考えたい。ありがとう三期!

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