見出し画像

悪夢日記「ワイヤーで切り裂かれる夢」

ワイヤーで切り裂かれる夢を見ました。
気がつくと目の前には「ワイヤード」と題したアーケードゲームの筐体。真っ黒に赤い文字というあからさまに異質なそのアーケードゲームの「恐ろしさ」をなぜか僕は知っていた。(ここから夢特有の謎展開が始まります)
この「ワイヤード」というゲーム、マリオのように2Dキャラを操作しひたすら進んでいくという普遍的なゲームなのですがひとつだけ他のゲームにはない特徴があります。
「ゲームオーバー」が無いのです。キャラが被弾すればキャラがそのまま死亡…ではなく、ダメージを受けるのは操作する「私」なのです。キャラを真っ黒なワイヤーの雑林から繰り進み、失敗すればワイヤーで身体を引き裂かれる。
引き裂かれ方もかなり嫌で、横ではなく縦に足や腕の肉を切り裂かれていくので、痛みもワイヤーが肉を裂く感覚もはっきりわかる。でも夢だから死ぬことは無いし、ただ起きるまで身体をワイヤーで割かれ続ける。血が出て、骨まで割かれて、黄色い脂肪が赤と混ざる。ワイヤーは僕を切り裂いてなお冷たいまま。ぎらぎらと黒く輝いている。
バイト前の昼寝の夢にしては、かなり嫌な夢でした。皆さんも夢で「ワイヤード」という筐体が現れた時は、是非プレイしてみて下さい。


いいなと思ったら応援しよう!