【LoL】初心者向けのアドバイス

 こんにちは。あかしょん♤です。
 最近、僕の周囲には、LoLを始めたばかりの初心者がたくさんいます。
 長年の布教活動が実を結びつつあるのです。
 ありがたいことです。本当に。みんながLoLを始めてくれて嬉しい。

 今日は、そんな彼らのためになるような、ガチで何も知らない初心者向けの記事を書こうと思います。もっとLoLのことを深く知ってもらって、このゲームの奥深さと、それに伴う面白さを一刻も早く理解してもらいたいからです。プロシーンなんかも一緒に観れるようになれれば感無量ですね。

 残念ながら、覚えるべきことの多さや操作難易度の高さから、LoLは敷居の高いゲームだと思われ、敬遠されてしまいがちです。だからこそ、こういう記事も必要なんじゃないかなと感じた次第です。


LoLをプレイする上で大切な考え方

 まずはLoLを遊ぶ上で大切なマインドセットからです。
 詳しいことはこちらの記事に書いてある通りなので、とりあえず読んでみてもらえると話が早いです。この人のLoLに対する考え方は参考になる部分が多いですし、文章も読みやすいです。

 負けることを過剰に恐れる必要はありません。最初は誰でもボコボコにされます。たぶんFakerもボコボコにされたはずです。しかし、ただ負け続けているだけでは成長できません。もし負けてしまったとしても、どうして負けたのか、どうすれば勝てたのか、それらを常に考えながらプレイすると良いでしょう。これは他のゲームでも同じ考え方だと思います。敗北するのは構いませんが、敗北から何も得られないのではダメです。勝てなかった相手に勝てるようになった時、その快感と達成感を皆さんにも知ってもらいたいですね。

 ただし、LoLは知識ゲーなので、知らないままでは勝てないままです。敵を知り己を知れば百戦殆うからず。攻略ブログを読んだり、YouTubeで解説動画を観たりするのは、知識を得る上で非常に効率的な手段だと言えます。分からないことや、疑問に思ったことがあれば、何でも聞いてください。僕が分かる範囲で答えます。僕も分からないことは一緒に考えます。

ゲームが始まる前に(チャンピオンについて知ろう)

 さて、マインドセットも済んだ所で、ここからはプレイに関する一連の思考について順を追って書いていきます。

 まず最初に、自分が使ってみたいチャンピオンを決めましょう。見た目や声などの印象(カワイイとか、カッコイイとか)から決めてもいいですし、自分がそのチャンピオンに求める役割や性能(タンクとか、アタッカーとか)から決めてもいいです。相手に使われて強かったから使ってみる、というのも立派な動機でしょう。ただし、LoLというゲーム自体に慣れていない内は、なるべく操作難易度の低いシンプルなスキルセットのチャンピオンを選ぶことをオススメします。チャンピオンごとの操作難易度については、質問してもらえば分かる範囲で答えます。一応、ゲーム内にも表示されてはいますが、あまり参考にはならない部分もある、という印象です。

 2023年10月27日現在、このゲームには165体のチャンピオンが実装されており、それぞれに適性レーンがあります。……いくら何でも多すぎる。

 このチャンピオンはtopレーンに向いているとか、このチャンピオンはジャングルに向いているけどmidも行けるとか、色々あります。まあ、ゴツくて頭の悪そうな男性チャンピオンはtopレーンに来ることが多いです。逆に、ガリガリの女性や研究者っぽいチャンピオンはmidレーンかbotレーンに来ます。もちろん例外もありますが、最初はあんまり関係ないので、大体こんな覚え方でOKです。極論を言えば、どのチャンピオンも、アイテムやルーンの選択次第ではどのレーンにでも行けるからです。それが強いかどうかは別としてですが(いわゆるオフメタと呼ばれるピックです。僕もたまにやります)。

 次に、WebブラウザでOP.GGというサイトにアクセスして、選んだチャンピオンのページを開きましょう。これは、そのチャンピオンが購入していくべきアイテムの順番や、スキルレベルを上げる順番を知るためです。試合中に確認するのでも構いませんが、ある程度は試合前に把握しておくのが望ましいです。例えば、僕がtopでよく使うモルデカイザーというチャンピオンは、レベル1でQ、レベル2でE、レベル3でWのレベルを(0から1に)上げ、その後はまずQのレベルを最大まで上げていきます。また、リフトメーカーだとかリーライ・クリスタルセプター(通称:クリセプ)だとか、そういったアイテムを購入するためにゴールドを貯める、あるいはその素材となるアイテムを買い進めていきます。途中でオシャレな靴を買ったりもします。

 これらはチャンピオンごとに、また個人のプレイスタイルごとに変わるものですが、大抵はみんな同じルートで成長しようとします。先人達の知恵とそれをまとめた統計とは偉大なものですね。

ゲームが始まったら(レーニングフェイズ~)

 自分の進むべき成長ルートが分かれば、後はそれを辿っていくだけです。そのためには、対面のチャンピオンと戦いながら、CS(クリープスコア:ミニオンや中立モンスターのラストヒット)を可能な限り取り続け、経験値とゴールドを稼ぐ必要があります。これがレーニングフェイズと呼ばれる時間帯です。まずはこの時間帯を無傷でやり過ごせるように、あるいはこの時間帯で有利を取れるようになることを目標としましょう。

 レーニングフェイズとは、簡単に言えば、レーナーが相手のタワーにそれぞれのミニオンを進軍させ、タワーのHPを削っていく段階のことです。タワーやミニオンに関する詳しい仕様は、文字に起こせば非常に長くなってしまいますし、プレイしている内に身体で覚えられるとも思いますので、ここでは割愛します。最終的には、相手のタワーを先に折れたら自分の勝ち、自分のタワーを先に折られたら負けです。ただし、レーニングフェイズの勝敗が試合全体の勝敗に直結するという訳ではない(もちろん、ある程度の影響はありますが)ので、先にタワーを折られても勝利を諦める必要はありません。むしろ、その後の動きの方が重要だと個人的には思います。

 レーニングフェイズで有利を取るための最も有効な手段とは、対面のチャンピオンをキルして、そのままミニオンウェーブを相手のタワーに押し付けてやることです。そうすれば、キルに対するボーナスとして自分は多大な経験値とゴールドを得ることができる上に、相手はミニオンから得られるはずだった経験値とゴールドを失ってしまいます。そこで大きな差が生まれる訳です。生まれた差を活かして相手より先に装備を整えられれば、その後の戦闘でも有利を取りやすくなる。自明の理ですね。

 ただし、キルを取ることに躍起になる必要はありません。後述するダメージトレードを重ねて、どのスキルが使いやすいダメージ源となるのか、どのくらい無理が利くのか、少しずつ学んでいけばいいのです。

 また、レーニングフェイズにはジャングラーという余計な変数が介入しがち(通称:ガンク)ですが、初めは気にする必要はありません。ただし、相手のジャングラーがガンクに来て、それが上手く刺さってしまった時は、どうして刺さったのか、どうすればガンクされずに済むのか、画面が灰色になっている間だけでも考えてみるようにしましょう。やがて、あなたはレーニングの途方もない奥深さを知るはずです。

CSの取り方とダメージトレードについて

 レーニングフェイズでは、互いにCSを取りながら、隙を見てAA(オートアタック)やスキルによる攻撃を差し込んでHPを少しずつ削り合い、最終的には相手のHPをゼロまで削り切ってキルによるボーナスを狙う、という流れが一般的です。

 この流れの中で有利を取るためには、自分と相手のチャンピオンがそれぞれ得意とするダメージトレードの形を理解する必要があります。チャンピオンによって、ショートトレード(短い戦闘)が得意だったり、ロングトレード(長い戦闘)が得意だったり、相手の射程外から一方的にチマチマと削る(いわゆるポーク系)のが得意だったり、戦い方は千差万別です。

 ここでは三つの例を紹介しようと思います。

モルデカイザーの場合

 例えば、僕がtopでよく使うモルデカイザーという厳つい鎧姿のチャンピオンは、Eで相手を引き寄せてからQを叩き込み、その後AAを入れることでパッシブによるダメージフィールドが発生してMS(移動速度)が増加するので、相手を殴りながら延々と追い回すことができます。典型的な、ロングトレードが得意なチャンピオンです。ちなみに、Wを使えば自分にシールドが付くので、敵のAAやスキルによるダメージをある程度は軽減することができます。タイマンの殴り合いでコイツに勝てるチャンピオンは少ないです。

 一連の流れを文字に起こすと、
 E→Q→AA(ここでパッシブ発動)→殴りながら追い回し続ける(Wはいい感じのタイミングで使う)→QやEが上がったらまた撃つ→相手は死ぬ。
 こんな感じですね。

 操作も簡単で分かりやすいチャンピオンなので、初心者にもオススメできます。見た目もカッコイイですし。ただし、QとEは方向指定スキルなので、相手のステップが上手ければ回避されてしまう可能性もあります。なので、これらを相手に命中させるための練習が必須です。Eが起点となる訳ですから、それが外れてしまうと辛いですね。

カミールの場合

 カミールという、両脚の膝から下が大きな刃物になっている女性のチャンピオンは、主にtopレーンで使用されるのですが、彼女は敵チャンピオンをAA(Qによる強化AAを含む)で攻撃すると自身にシールドが付くというパッシブを持っています。個人的には操作難易度の高いチャンピオンだと思いますが、パッシブのシールドを活かしたショートトレードが非常に強力で、フルコンボが決まった時の爽快感も大きいです。

 彼女の理想的なダメージトレードの流れを文字に起こすと、
 Q1(パッシブのシールドGET)→Eを当てて敵をスタンさせる→Q2による強烈な一撃を叩き込む→後退しつつWの先端を当てて回復&敵にスロウ(移動速度を下げるデバフ)を付与して接近を許さない→相手は何もできずに悔しくて歯噛みする。
 という感じになります。

 スキルの合間にAAを挟むのもアリですね。ただし、カミールはある程度の装備が整った状態でなければ、瞬時に大きなダメージを出すことはできないので、序盤からガンガン相手と殴り合ってキルを狙う、という動きは難しいかも知れません。また、モルデカイザーと同様に、カミールもEの命中によるスタンが重要となります。外さないように落ち着いて狙いましょう。

ゼラスの場合

 ゼラスは、主にmidレーンやbotレーンで使用されるメイジ(いわゆる魔法使い)です。スキルの射程距離がとても長いので、相手の射程外から一方的にダメージを与えることができます。また、Eで放ったオーブが命中した対象を短時間スタンさせることもできるため、相手の接近を拒否する手段も持ち合わせています。書いているだけで腹が立ってきますね。こういうポーク系のチャンピオンとは、できれば対面したくありません。一方的に殴られ続けるだけで、CSを取るのも難しいのですから。

 自分で使う場合にも、同じことが言えます。自分はCSを取りつつ、相手がCSを取ろうとミニオンに近付こうものなら、長射程のスキルで遠くからダメージを与えていくのです。ミニオンを相手のタワーに押し付けた後も、相手にタワー下で落ち着いてCSを取ることすら許しません。チクチクと一方的にハラス(嫌がらせのことです)し続けましょう。

 理想のダメージトレードの流れですが、特にありません。……いや、すみません、訂正します。あるのかも知れませんが、僕には分かりません。当たると思ったらスキルを撃つ。これだけなのではないでしょうか。強いて言うなら、Wから入れば相手にスロウを付与できるので、その後のスキルも当てやすくなるでしょう。また、Eが当たってスタンした敵には、フルコンボを叩き込めるように心掛けましょう。

終わりに

 今回はここまでにしておきます。
 こういう記事を読んだり、解説動画を観たりするという、いわゆる座学の時間は、人によっては退屈なものだと思います。しかし、早く上達するためには欠かせない時間です。知識を得る過程も楽しむことができれば、それが最上ですね。好きこそものの上手なれ。

 続きを書くかどうかは不明ですが、皆さんがレーニングフェイズに慣れてきたら、その後の動きについても学んでいけたらいいなと思っています。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 それでは。

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