生きのばし

マイ・ブロークン・マリコを観た。
わたし、シイちゃんから産まれたかった。シイちゃんの子どもになりたかった。というセリフが頭にこびりついていた。
すきなひとの、恋人にだって友達にだって親にだって子どもにだってなりたい。死んで生まれ変われるならどれに、なんてわたしには選べない。すきなひとなら、それにまつわる全てになりたい、その人自身にだってなりたいよ。

わたしの好きって、どんなに俯瞰で見る振りをしていても、根底はそういう気持ち悪いなにかだ。
好きでごめんなさい、と口癖みたいに言うのは、そういう気持ち悪さであなたを好きでごめんなさいってことだよ。

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