幸せの伏線

休職になってから1ヶ月が経った。
大学生に戻ったかのような日々を過ごしている。毎日8時間の正社員の仕事と、わたし自身が生活することを両立するのは、今のわたしには不可能だったことにようやく気付く。こんな状態で騙し騙し1年間やっていたのはきっとぎりぎりの綱渡りみたいな感じだった。
朝7時50分に起きて電車に乗らない自分は変な感じがする。ZIPを1ヶ月見ていない。でも、この生活に納得している自分もいて、宙ぶらりんでちょっと気持ち悪い。

なんとか眠りについても、2時間経てば絶対に目が覚めてしまう。漢方は一日2回も飲めないし、気圧が低すぎる日の病院は無断キャンセルしてしまう。
ポストの中身はいまだに開けられない。

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