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Mリーグ視聴者の麻雀初心者がリアル麻雀で絶対真似すべきでないマナーがある

お世話になっております。
禁パチ1年まであと2ヶ月を切ったコハラです。

当方麻雀クラスタ(古い)ではなくあくまでも禁パチ勢ではありますが、
パチンコ打ちたいと思わせるスキがないほどMリーグが面白いので、
またMリーグについての記事を。

プロの所作は一般プレイヤーに大きく影響する

10年くらい前。。。ですかね?
それくらいのころ、なんだか一気に「テレビ対局見て麻雀面白くなって雀荘に来ました」みたいな人が増えたんです。
モンドとかですかね?

そんなときにフリー雀荘で良く出会ったのが、
ツモ牌を手牌の上に乗っける人。

あれってテレビ対局だと、ツモ牌がこれですよってのをわかりやすく見せるために義務的なものとして行われているもので、
テレビ対局でもなんでもない一般プレイヤーはそんなことする必要は無いのです。

雀荘デビュー組だけならまだしも、
麻雀歴の長いオジサンたちの一部でも、ツモ牌を手牌に乗っける人が出てきたりしました。

「麻雀歴の長いオジサン」という生き物って、めちゃくちゃガンコな生き物なんです(偏見)。
そんな彼らが長年やってきた所作を変えるってのは相当ですよ。
「プロがテレビでやってるからこれがナウいんだぜ」
ってなもんで、ドヤ顔でツモ牌を手牌に乗っけ続けると。

それくらい、プロがメディア上で行う所作というのは、
一般プレイヤーに大きく影響を与えるものです。

「放送対局のときだけ」必要なマナーがある

そんなプロの放送対局で、しかもトップレベルで人気のMリーグというコンテンツで行われている細かい所作なんかは、
多くの一般麻雀プレイヤーに真似される可能性が高いと考えられます。

しかしながら、そんな放送対局で、一般の対局では不要な、
「放送対局のときだけ必要」とされる所作が含まれていることは覚えておかなければいけません。

例えば先程例にあげたツモ牌を手配の上に乗せる行為。

あれは、放送対局において、何をツモってきたか明確にわかりやすくするためにやっていることで、
一般プレイヤーが誰にも見られていない対局時に行う必要はありません。

ダントツで真似しない方がいい行為とは

一般のプレイヤーが、特にフリー雀荘において、Mリーグを見て同じような行為をすると嫌がられる、むしろブチ切れられる可能性すらある行為があります。

それは、ロン牌を自分の手牌のところに持ってくること。

放送対局では、最終的な和了形をカメラで一つの画角に収めるために、
ロン和了をしたあとに、相手の河からそのロン牌を持ってきて、
自分の手牌の横に置きます。
場合によってはドラも置いたりします。

しかし、一般の対局では和了形をカメラに収める必要などないので、
その行為は完全に不要となります。

不要なだけでなく、「煽り行為」として、ロン牌を切った相手を怒らせる場合もあります。
また、ゲームをスムーズに進めたいと思っている人たちにとっても、
明らかに不要で余計な動作を入れられると、不快に思われる可能性が高くなります。

なので、いくらMリーグでプロたちが行っているからといっても、
我々一般人が麻雀を打つ際は、ロン牌を自分のところに持ってくるという行為は行うべきではありません。

他にもまだある「放送対局では○だがフリーではダメ」な行為

何度も例に出している手牌の上にツモ牌を乗っけるという行為も、やはりそれを行うと普通にツモ切りしたりするよりも多少は時間がかかるので、
小気味よいリズムでスムーズに麻雀したいと思っている人たちにとっては、
相当不快に思われるようです。

それだけでなく、磁石が入っている全自動卓用の牌は、手牌の上に置くと謎の回転をしてしまい見せ牌扱いになってしまいやすかったり、
手牌から落としてトラブルの原因になったりしやすいので、
極力行うべきではありません。


また、Mリーグにかぎらず、プロの放送対局では、
カンが発生したさい、新ドラをめくるときに、両手を使って丁寧にめくる人が多い印象です。
先日のMリーグ対局でも、近藤誠一プロが丁寧に両手を使って新ドラをめくっていました。

基本的にこれはそこまで明らかなマナー違反ということではないのですが、
一般的に、多少なりともレートを乗せているフリー雀荘では、
片手でめくるほうがマナー的に優勢といえます。

これは新ドラすり替え防止のためで、
「テンゴで新ドラすり替えなんてやるやついねーだろ」
という意見も尤もなのですが、
少なくとも自分の経験上は、テンゴだろうがテンサンだろうが、
嫌がる客はけっこういる、というのが結論です。


さらにもっと細かいところでいうと、
長考もマナー違反と思われるケースが多いと考えたほうがいいでしょう。

これは別で書きたいと思いますが、多少麻雀が下手でも、
愛想悪くとも、打牌のペースが安定してる人は嫌われづらい傾向にあります。

人柄が良くても、打牌のペースが合わない、
長考が多すぎる、という人は、嫌われる、同卓拒否されてしまうケースすらあります。

Mリーグはお金をもらっているプロがやっている競技なので、
時間かけてでも熟考して最善の手を打つことが正解なのですが、
フリー雀荘で無難に楽しみたいなら、敵を作らないことが先決です。
長考は絶対に嫌われる行為なので、ほどほどにしておいたほうがいいでしょう。

運営側が発信すべき

こういった「放送対局でプロが行っているが実際の雀荘ではNGな行為」に関して、
特に「Mリーグ見て雀荘デビューしました!」みたいな層だと、知る術がないんですよね。
「プロがテレビでやってんだから正解でしょ」と思ってしまう。
それは仕方ないことです。

なので、運営側が
「これはテレビ対局以外では不要な行為ですよ」
というのを明確に発信したほうがいいのではないかと思います。

最近Mリーグでは実況解説でも明らかに初心者を意識したようなやりとりが出てくることがけっこうあります。

Mリーグを通して新規麻雀プレイヤーの開拓をするという意図があるのであれば、
Mリーグを見て雀荘に行った人が恥をかかないよう、フォローしてあげるのは当然だと思います。

ロン和了が発生して、プレイヤーがロン牌を手元に持ってくる際に、
「他家の河からロン牌を持ってくるのは実際の対局ではマナー違反です。放送対局である都合上実施しております」
みたいなテロップを出すだけでいい。

このあたり、運営さんいかがでしょうか???

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