2023/9/25
今、私が最も崇高としている板挟みが久しぶりに訪れている。胸を苛むような悶々とした不満に、高鳴るような高揚感がどこまでも挑んでゆく。そうだ。性欲と素晴らしい音楽が精神内で闘っている。
これが本当に気持ちがよい。この前者のものが愛する人を想っている時が一番気持ちがいい。最近は専ら菊地真への限りない愛情と劣情がこの欲を作り出している。
そこに今日はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTが挑んでゆく。思えば私が血と肉の充実を感じた音楽家の曲では、毎回こういう高鳴りが生まれる。King Gnuも、銀杏BOYZも、B'zも、the pillowsも、 Mr.Childrenも、当然ではあるがサンボマスターもこの高鳴りをくれた。この世界に躍り出て行くような気分が私を昂らせる。
二つの感情は、片や人に見せることを禁じられた陰の思いであり、片や社会に対して自分を強くする陽な思いという性質を持っている。ゆえに夜などは二つの思いが衝突する。どちらの感情も少し触れた所があるものであるけれど、私にとっては精神的な孤立を生みがちな自分が社会との接点を保つための重要なものでもあると考えている。だからこそ二十歳になってもこのような中学生臭い考えが抜けない。しかし私はそれを悪いことだと考えていないため、そこへの考察は後を追ってすることになると思う。
どうも自分の精神構造に対する言語化を続けていっても分からないことの方が多い。日増しに分からないことが増えていく。しかしこんな拙文でも一人語りのネタが尽きないというのは大事なことなのかもしれない。
そのうち続く
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