ロシア文化のものを排斥しようとしている人へ、アンチのなり損ないから多分有益な話

注意!このnoteは「国と政府と支配者をごっちゃにした状態で国の不買運動をするのはきっと無益で苦しいよ」と言う話をアンチのなり損ないがグズグズの文体で延々と綴っているものです。筆者の自分語り(不幸自慢)が含まれます。「ロシアの軍資金になりそうなお金の使い方はやめよう」といった言説や運動を否定するものではありません。また、「ウクライナの味方をする方法」や「ウクライナ情勢の正しい見方」は載っていませんので、そのようなものをお求めの方はブラウザバックしてロイターやBBCをご覧ください。

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最近、ロシアのウクライナ侵攻に抗議する人の一部が、ロシア文化のものを利用するのをやめよう(ロシア料理店への中傷、ウォッカ不買運動など)と言う運動をしているのをtwitter上などで見かけます。こういう運動は被害に遭った人が傷つくだけでなく、やっている人も苦しい上に無益なことをするだけになってしまいます

国の不買運動、無益

国と政府と支配者個人を区別せずに全てに対して不買運動をしようとすると、本当は政府のことだけ非難できれば良いのに、政府の財源になっていない国の文化のものなども不買することになります。その分の不買運動は無益です。

国の不買運動、苦しい

上記のように、対象のリサーチが不足した国の不買運動には、範囲が必要以上に大きくなると言う欠点があります。国の不買運動はもともと対象が広く、その上精神が疲労した状態では、端から見たら意味の無いようなものにまで対象が広がってしまうことがあります。 また、そもそも何かを長期間排斥することは大変な心理的疲労を伴います。炎上などで憎悪を娯楽として楽しめる人がいるのはそれが一時的なものだからであって、今回の情勢のようにいつ終わるのかわからないものに対しての憎悪は長引き、徐々に精神をむしばんでいきます。

結論:国の不買はお金が流れるものとプロパガンダぐらいに留めておくといい


参考文献:ウォッカ不買運動、的外れ「CNN.CO.JP「米で盛り上がるウォッカのボイコット運動、実は的外れな理由」」(https://www.cnn.co.jp/business/35184155.html)

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