好きなものって大事にしたいし、なぜ好きなのか知りたい。

先週末は卒論が終わった開放感から映画を一日に2本観に行くなどしてました。
観に行ったのは、2本のアニメ映画。

スチームパンクな世界観で女子高生スパイが暗躍するオリジナルテレビアニメの劇場版「プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第一章」


それから、車いすの女性と夢追う男子大学生の恋愛映画「ジョゼと虎と魚たち」


テレビシリーズから追いかけていた「プリンセス」、映画館の予告編で興味を持った「ジョゼ」。どちらかといえば前者をメインに据えて映画館に向かいました。

「プリンセス」も期待通り素晴らしく次が気になったのですが、それ以上に、鮮やかな背面飛びで飛び込んできた「ジョゼ」がライアンに突き刺さった。

ストーリー、テーマ、音楽、キャラデザ、演技、演出。
そのすべてがドストライク。

「ジョゼ」を観てからの数日間はふとした瞬間に映画のことを思い返しては胸が熱くなる、ということが何度もありました。もっと「ジョゼ」の世界に浸っていたい一心で映画のサントラを買い、特にお気に入りのオープニング曲は日に何度も聴いています。

どうしてこんなにも映画の世界に焦がれているのか。
その理由は主役の二人が壁が生じても諦め夢にまっすぐ向かい続けているからではないかと思います。

映画を観たのは、大学院に行こうとしてコケて浪人することを決めたものの迷いが生じていたタイミングでした。

だからこそ、諦めず前に進んだ二人がまぶしく、あこがれた。

より世界観のことや二人のことを知りたかったので、原作小説だけでなくコミカライズ版やノベライズ版をamazonで注文しました。
今はそれが来るのを楽しみに、「ジョゼ」のサントラを聴きながら学会発表の準備や受験勉強に取り組み、夢に向かっていきたいと思います。

なんとなくですが、胸を打ちぬいたのは夢に向かって歩き続ける二人の姿だけではないような気がしています。
それが何なのか。すごく知りたい。それも書籍版で捕まえられたらいいな。

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。