200219 ビオフェルミン3錠

昨日の夜から妙に内臓が気持ち悪く感じていた。体の奥から時折湧き上がってくる空気を出しつつ寝付けたのは4時を過ぎていた。朝、掃除を終えたあと少し休むつもりで布団に入ったらやはり睡眠不足だったらしく、始業5分前まで寝入ってしまった。力の入らない体でなんとか学校に行ったのだが、10時ごろから鳩尾から下にはっきりとした痛みが現れた。あ、これ、胃腸炎だ。

前に胃腸炎に罹ったのは4年前の同じ月だった。その頃僕は大学3年にして、ようやく教習所に通っていた。家に居る時、体調に異変を感じて坂の下にある胃腸科内科に、雪が積もる中歩いて向かった。おじいちゃん先生が感染性の胃腸炎ではないかと見て、治るまで食べ物は食べない方がいいとか、お腹に優しい食べ物は何だとかいろいろ教えてくれた。教習所には何日か休む旨の連絡を入れた。その後何日か僕は味噌汁だけをすすって生きることになった。

四半世紀近くもこの身体と付き合っているので、ちょっとした不調があっても慣れっこだ。昼食は控えめにする。こういう時のために、前に買った食玩のプレミアボール(蓋を開けるとピルケースになっている)の中にビオフェルミンを仕込んである。3錠飲んで、休み時間ギリギリまでストーブの前でじっとしていると、痛みは和らいだ。

今日、食堂でいつも左隣に座っている女の子が久しぶりに他所から帰ってきた。卒業後の住居を探していたようだった。最近しばらくいなかったので忘れていたが、彼女は本当によく喋る。僕はよく話に茶々を入れたりして、割とちゃんと聴く側に回っていたのだが、今日は久しぶりに彼女のマシンガントークが降りかかってきて正直ちょっと疲れてしまった。よく喋る人といると場の空気が持つというか、まあ気を使わなくて済むのだが、これは会話ではないよな、と思う。

なんか最近頭がパヤパヤで筆が進まない。とりあえずお風呂入ってこよ。

僕はいつも石鹸で全身を洗っているのだが、今日はなんだか石鹸の感触がやけに心地よく感じた。白い塊に水をつけて、手の中でクルクル擦るとヌメヌメした表面が次第にもりもり泡立ってくる。その泡立ちの瞬間の感触が気持ちいいのだ。今日は朝からバタバタしていて、洗顔も水だけでやってしまったのでその反動かな。




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