200913 *つづきから

*こんばんは。南極です。

*ほぼ半年ぶりくらいに日記を書いている。大学入学以来使っているこのノートパソコンで文字を打つの自体、たぶん今年度初めてだ。一度やめた習慣をもう一度始めるのって結構エネルギーが要るな。

*実は8月くらいに今更「天気の子」の感想を投稿しようとしてたんだけど、結局1か月放置している間に書きたいことを忘れてしまった。10月に有料放送でやるそうなのでそれが終わったら書きたい、今度こそ。

*近況報告。万年筆を買った。これは自分のなかで一大イベントになっていて、最近、1日の1/50位は万年筆のことを考えている(僕にはこういうことがよくある、何かをきっかけにある「モノ」への愛着が急に増すことが)。そんじょそこらの紙に書いてやるのは勿体なくて、今日、ツバメノートを買ってやった。しかしいざ書くとなると、切り取り式ノートでもないので適当なこと書いたらそのまま残るし、そもそも自分は字がダサいので(下手ではない、なんとも形容しがたいダサさなのだ)あとに残すような文章は迂闊には書けない。結局、何も書かずに終わった。

*今日は図書館に行った。最近、叶うことなら1日中、飽きるまで図書館に居たいという欲がある。この半年で生活が激変して、独りになれる時間がほとんど無かったのもあるかもしれない。

*図書館では色々考えたと思う。入館してすぐ、自己啓発的な本を読んだ。仕事に関する自己啓発本のコーナーには、まあまあの数「女の」とか「女性のための」というタイトルがついた本があった。「男の」は無かったように思う。もしかしたら、男性が一般的に感じる悩みとか願望とか、いわゆる「男あるある」って、大体が女性にもあてはまるんだけど、「女あるある」って、女性にしか共感できないんじゃないか。その、女性にしか分かり得ない「女あるある」の部分で、社会における女性のなんかもにょもにょした状況が生まれてるんじゃないか。的なことを結構じっくり考えた気がする。眠いので適当。

*自分の中で起きているムーブメントに抗うことをせず「万年筆ミュージアム」という本を見た。すごいかっこいい万年筆がいっぱい載っていた。最初に目に留まったのは「ラスヴェガス」という、ラスベガスの街並みが純金の彫金飾りになっている万年筆だった。あとは実在の音楽家とか偉人をイメージしたシリーズ(スーパーグルーピーズか?)、楽譜の文様が象嵌されてる万年筆、アイヌとかの民族をイメージしたシリーズなどがあった。どれもやたら細かい装飾で純粋にすげー、と思った。

*こういうのを作る執念ってすごいな、と思う。これひとつ作るのに莫大な金がかかるだろうし、動く金額に見合うデザインを決定しなきゃいけないし、腕のいい彫金師を探さなきゃいけないし。実在の人物をモチーフにするなら、権利関係の調整も大変だろうな。僕は仕事するようになって最近ようやく、ただ単純な目に見える「作業量」だけじゃなくてそういう「精神的な労力」が感じ取れるようになってきたので、そこに余計すごさを感じる。

*これは学生時代からずっと思っているんだけど、自分には生きるに足る「やらねばならぬこと」が無いな、と思う。なんだかおもしろそうなコンテンツを見て、ああいいな、これ楽しそうだな、とその引力に引かれて、それを利用して何者かになったフリをするようなことはあっても、自分の中で湧き出るエネルギーとか、使命みたいなものを感じ取れない。

*ただ、何かを信じて自分の足でそれを目指して進みたい、というのと、物事の本質を分かっていたい、という想いは常にある気がする。実践できているかどうか、というのは別にして。あと、忖度も謙遜もなしに素直でありたい、というのはある。これは割とできていると思うし、実践するやり方も知っている、と、思う。

*帰りに今シーズン初のローソン肉まんを食べた、ローソンは至高。


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