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【呼吸器】COPDの理解を深める「問診→検査→診断→治療」に関するスライド5選

はじめに

こんにちは、Antaa運営です。こちらの記事では、医師・医学生必見の疾患別スライドを紹介していきます。

今回のテーマは『COPD』です!Antaa Slideでは、多くの先生が、COPDの病態生理から治療までを包括的にカバーした、臨床現場で役立つスライドを掲載されています。それでは、『COPD』について詳しく見ていきましょう!


(1)問診

COPDについて、呼吸器内科のキュート先生(@cutetanaka)が解説されています。

内科外来で多く見られる主訴、咳・痰・息切れ。肺炎や心不全は比較的簡単に除外できるけど、鑑別で頭を悩ますのは喘息?COPD?ACO?
喘息やCOPDの定義、鑑別で注目すべきポイント、治療やACOを疑う状況などをまとめました。


(2)検査

COPDについて、総合診療科のガラパゴス伊藤先生(@galapagos_ito)が解説されています。

今回は喘息・COPDについて解説させていただきました。研修医の先生やプライマリ・ケアの先生に必要な知識をまとめていますので、是非参考にしていただければと思います。またYouTubeで動画の解説していますので、そちらも是非ご視聴ください。
https://youtu.be/K6OBF7NA2h0

(3)診断

COPDについて、呼吸器内科の新津敬之先生が解説されています。

恐縮ですが、プライマリ・ケアでのCOPD管理の簡単なまとめを作りました。訂正など必要ございましたら、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。

a.長期の喫煙歴などの曝露因子があること
b.気管支拡張薬吸入後のスパイロメトリーで FEV1/FVC<70%であること
c.他の気流閉塞を来しうる疾患を除外すること
など、COPDの診断基準と流れについて触れられています。


(4)治療

COPDについて、呼吸器内科の森川昇先生が解説されています。

吸入薬を処方する時にどの様に考えて処方して良いか困った事は無いでしょうか。症例を通して、吸入薬処方の考え方を学んで頂ければ幸いです。

ICS(吸入ステロイド)への推奨
・2013年時点では、喘息合併もしくは増悪を繰り返す症例とされていた。
・2018年では喘息合併の場合はICSを併用としている。
・COPD患者の15~20%程度に喘息合併が見込まれる。


COPD治療薬一覧のスライドでは、COPD治療薬に関して、安定期COPDの重要度に応じた管理、COPDにおけるICS(吸入ステロイド)の位置付け、COPDの増悪と薬物療法(ABCアプローチ)、薬効ごとの作用機序や特徴、副作用についてまとめています。
また、各薬効に属する薬剤に関して、専門医コメントを掲載しています。


おわりに

以上が今回の「COPD」編のスライド紹介でした。
喘息の問診・検査・診断・治療という一連の診療プロセスに関して、スライドをご投稿してくださった先生方、誠にありがとうございます。
Antaa Slideでは、他にも呼吸器疾患のスライドが沢山投稿されています。よろしければこちらもご覧ください。