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アメリカ滞在中であった美男美女

90年代のアメリカを
2ヶ月ほどプラプラしてたハナシ

まだインターネットは
あまり普及しておらず
書籍や雑誌など
限られた情報しか
一般人には
アメリカの情報を得る方法が無かった時代

映画やドラマやTVや雑誌など
選ばれたキラキラしているアメリカ
そんな限定的な情報しか知らなかったので
アメリカについて
しばらくして感じたことは

「輝いているような
 美男美女
 ザ・アメリカ!
 みたいな人は
 基本会うことがない」
という当たり前の事実にびっくりしたこと

日本と同じで
だらしねーオッサンとか
さえない若者などが
わんさかいるし
ほぼ普通の人が
99%占めてます

まぁ
機会があって話をしてみると
とても純朴で
英語を話せないことに対して
「えっ?
 お前はジャパニーズだから
 英語わからないのフツーだろ?
 何で遠慮してんの?」
みたいに
いい奴ばっかりに巡り会えてました

西海岸のL.A.から
ルート66を辿りながら
マイアミの先
キーウエストまでドライブしましたが
途中の街は

「全部同じ」

っていうのは言い過ぎかもしれませんが
どこの街行っても
でっけーショッピングモール
映画館
ボーリング場
電気屋のRadioCity
モーテル
道路脇のダイナー
ってカンジ

日本の田舎も同じ
イオンがあって
アオキがあって
パチンコ屋があって
K'sデンキがあって…
みたいな?

シムシティみたい

ちょっと町外れで
トイレを借りるために
ガソリンスタンドに行ったら
大体トイレの鍵は
ガソリンスタンドに併設されている
コンビニみたいな店で
借りられるんだけど

ちょいテンパリ気味状態で
トイレ借りたかったから
「プリーズ!
 ウォータークローゼット!
 I want use W.C. !」
とかカタコトで頑張ってたら

「あー
 トイレね
 この鍵もって
 裏手だよー」
って笑われて
トイレで通じるんかいっ!
と思いました

トイレ借りちゃったから
飲み物と軽食でも
買おうとキョロキョロしてたら
カウンターのガラスケースを
トントンされて
「このドーナツうまいぞ!」
みたいなこと言われたので
ドーナツ買おうとしたら
「コーヒーを買わない?
 ありえないぞ!
 ジャパニーズ!
 ちょっとおかしいぞ!」
って笑われて
コーヒーお願いしたら
「アメリカをドライブするには
 ガンは必要ないが
 コーヒーを飲むために
 タンブラーは必要だぞ!」
とハナシ上手に乗せられて
タンブラーも買いました

カタコトで会話していると
どこに行くの?
って聞かれたから

「L.A.からサンフランシスコ経由して
 シアトルまで行って
 グランドキャニオンとか
 ラスベガス通って
 今は
 L.A.からマイアミ目指して
 その後はキーウエスト行って
 ニューヨークもいってみる!」
って伝えたら
目をキラキラさせて
「俺も死ぬまでにニューヨークに
 行ってみたいなぁ〜
 この街から
 出たことないし
 多分一生でないんだろうな〜
 うらやましいぜ!」
とか言ってきたから

(アレ?あんがいアメリカの人って
 自由奔放かと思ったけど
 保守的なのかな?)
とそのとき思いました

でもさー
同じ英語なんだし
車でぶっ飛ばせば
1週間あれば
ニューヨーク行けるんでね?

なぜに
ニューヨークに行かない?

案外
アメリカ=自由
というのは
偏った見方だったみたいです

さらに
アメリカに行けば
美男美女ばっかりだと思っていたのは
映画やドラマの世界のハナシ
日本で見られる情報には
美男美女しか映ってねーもんな

そらそーだ

金髪美女とテキサスで
チークダンスを踊った
ザ・アメリカな思い出は
次の機会に!

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